2009年5月2日、なら100年会館にて2007年台湾視聴率No.1ドラマ「ロマンス五段活用～公主小妹～」のDVD購入者対象イベント【浪漫純愛日和】が開催されました。 出演は紫堂由基役のウーズン（飛輪海）、市村麦子役のアンジェラ・チャン、紫堂彩人役のケルビン（飛輪海）、紫堂周平役のジョージ・フー。
イベントは『紫堂家後継者お披露目パーティー』、ファンの方はパーティーに招待されたお得意様、通訳のお二人までもが執事服とメイド服というなんとも凝った設定で進行されました。 会場にはパーティーに出席するためにドレスアップした方や可愛らしいリボンをつけた方がたくさんいらっしゃいました。
客席から登場したアンジェラが「ろまんす五段活用」のエンディング曲「不想懂得」を見事な歌唱力で歌いあげイベントがスタート。その後はトーク形式で進みます。
～後継者候補への一問一答のコーナー～
－由基への一問一答－ 
Ｑ、ドラマの中に登場するスポーツカーの運転は自分でされてましたか？
「ずっと自分で運転していました。ドラマのプロデューサーからレンタカーを借りる話を聞いたので”フェラーリー”をお願いしました。上海で開催されたＦ１のレースを見た事があるので、ぜひ鈴鹿で運転をしてみたいです」
Ｑ、好きな相手とドラマのような”極貧生活”は出来ますか？
「ダイジョウブ！！（日本語で）相手も僕と同じような考え方、シンプル生活が好きなら大丈夫！」
Ｑ、何があっても手放さない大事なものとはなんですか？
「やはり”家族”になると思います」
Ｑ、好きな人との初デート、どんな事をしてみたいですか？
「時間があれば旅行をしてみたい。例えば、広い海の上で彼女と一緒にクルージングとかね」
Ｑ、海で遭難！あなたはどうしますか？３つの中から選んで下さい。
１．助けが来るのを待つ。
２．スーパーマンに変身して難を逃れる。
３．海中に飛び込み、岸まで泳ぎ渡り切る。
ウーズンは「２番～！ボクはスーパーマーン！！」と満面の笑顔で答えて会場の笑いを誘います。お茶目です、ウーズン。
最後にウーズンへのリクエスト。
ドラマの中で由基が麦子にしたように愛の言葉を言ってください。
「おやすみなさい。いい夢を見てね～。チュッ」とＫＩＳＳのサービスまでしてくれました。
－彩人への一問一答－ 
Ｑ、彩人を演じるにあたり、気をつけた事はありますか？
「彩人はとても優しくジェントルマン！まるで僕そのものです（ニッコリ）」
この優等生な回答に後ろで座っているウーズンはしきりに「ブーブー！！」とブーイング。
Ｑ、女の人に積極的にアタックする方ですか？
「好きな人には僕の気持ちを知ってもらおうと行動します。女性にも積極的になってもらいたい。たとえば、奈良まで会いに来るとかね。」ここでまた会場に向かってニッコリ。
そうすると今度はウーズンだけではなく、ジョージもアンジェラも一緒になってブーイング！！
皆とっても仲の良い雰囲気が感じ取れました。
Ｑ、ある日突然大富豪の息子になっていたら？
「家族と愛する人を連れて世界一周。建築や古跡に興味があるので、奈良のように歴史のある街を見たいです。」
Ｑ、次に挑戦してみたいのはどんな役ですか？
「演技をしていて難しいと思うのは笑うことです。チャンスがあれば、活発で明るい役に挑戦してみたい」と語ってくれました。
ウーズンに負けじと「まいどおおきに～！」「今日はアナタ、綺麗です。大好き～付き合ってクダサイ」と頑張って日本語を話してくれたケルビン。笑顔が光ってました。
－周平への一問一答－ 
Ｑ、ドラマの中で麦子の部屋まで押し掛けた周平くんですが、好きな人には思い切りアタックしますか？
「実際の僕はそうではありません。学生の時付き合っていた彼女とコンサートに行き彼女にこれからも一緒にコンサートに行ってくれる？と尋ねたら断られた経験があります」
Ｑ、どんなデートプランを考えますか？
「日本へ来る！！一緒にショッピング、ディズニーランド、ＵＳＪへ行く！美しい夜をすごしたいです」
Ｑ、一番ＮＧが多かったと聞きましたが。
「監督から殴られる事は無かったです。でもＮＧを出した時に監督から『だんだんウーズンに近づいて来たね～。』と言われました」
Ｑ、絵をよく描くそうですが・・・・。
そこで、待ち時間に描いたという３人の似顔絵を見せてくれました。アメリカンコミック的な風合いで、特徴を良く捉えた素敵な絵でした。
Ｑ、大好きな人への決めゼリフは？
「僕を受け入れてくれるなら、一生面倒を見ますよ！」と男らしい言葉でしめてくれました。
－麦子への一問一答－ 
Ｑ、ドラマの中で由基が麦子の為にドラマティックなデートを演出していましたが、憧れるデートプランは？
「クレイジーなデートをしてみたい。例えば、飛行機を借り切って飛行場でデートをしてみたいです」
Ｑ、アルバイトの経験は？
「ガソリンスタンドやレストランでウェイトレスなどのアルバイトをしていました」
Ｑ、美の秘訣を教えて下さい。
「スポーツ！そしてスキンケア！２～３時間かけて風呂に入りパックをしたりします」努力を惜しまないことが秘訣なのですね。
Ｑ、披露してくれて主題化はどんな気持ちで歌いましたか？
「私自身は歌が大好きです。落ち込んだ時は私の歌で元気になって欲しい」
Ｑ、では好きな人が目の前にいると思って告白をしてください。
アンジェラは恥ずかしそうに小さな声で「ホントにあなたの事が大好きです」と。
雰囲気が出ないとのことで、ウーズンを相手にもう一度「あなたが好きです」恥ずかしがるアンジェラに向かって「好きな男性の前ではこんな感じなの？」とからかうウーズンがおかしかったです。
この後、後継者に相応しいと思われる所をアピールする場面では ウーズンが忍者のポーズでサイン入り手裏剣を会場に投げ入れ、ケルビンはファンをステージに上げ「Ｏｎｌｙ Ｙｏｕ」を歌いました。ジョージはギターを片手に「このイベントの為に数週間かけて練習をしました。」とSixpence None the Richerの「Ｋｉｓｓ Ｍｅ」をムードたっぷりに弾き語り。
そしてクイズ、プレゼントコーナーと盛りだくさんのイベントのラストは、由基がポケットから指輪を取り出し麦子に「愛してる。僕と結婚して下さい」とひざまついてプロポーズ。 ドラマのようなロマンティックなプロポーズで幕を閉じようとした時に、今度はケルビンがジョージ指輪を差し出しプロポーズ！！ ウーズンに引けを取らない茶目っ気ぶりをここぞとばかりに披露してくれたケルビンでした。 出演者が皆たいへん明るく、笑いの絶えないイベントでした。
【イベント後の囲み取材】
Ｑ、イベントを終えた感想を 
ケルビン「今回初めて関西にやって来ました。関西の皆さんは冗談好きと聞きましたので、我々も楽しくやらせていただきました」
アンジェラ「関西は情熱的。楽しかったです。応援して下さい」
ウーズン「このドラマの宣伝で色んな所に行きましたが、今回の奈良が最後です。ドラマを取り終えてから２年も経っているのに、こうやって来れました。ファンの皆さんの応援のおかげです」
ジョージ「奈良も日本も初めてです。すべてが新鮮！日本は台湾と似ています。食べたい物、行きたい所もたくさん！ワクワクしています」
Ｑ、アンジェラに質問
～お嬢様役で印象に残った事は？～
「お城の外にある鉄の扉が印象的でした。実際のお城には鉄の扉はなく、素敵なレリーフが飾られた扉をスタッフが作ってくれました」
Ｑ、ジョージに質問
～今回日本への来日は初めてとの事。日本、奈良の印象は？～
「日本に来る前から、とても綺麗な国という印象を持ってましが、本当にそうでした。一番の驚きは、ホテルの水道水がそのまま飲める！！っということです。（とても驚いたことだったらしく、また嬉しそうに話す様子が表現豊かでした）
奈良は食べ物がおいしいです。奈良の鹿に会ってみたい」 
Ｑ、ウーズンに質問
～撮影で大変だった事、また楽しかった事は？～
「フェラーリを運転するシーンです。真夏の暑い中、朝の６時から夜の９時頃までオープンカーで風に吹かれ、頭が痛くて大変でした」
「楽しかったのは、休憩時間に出演者の皆と冗談を言い合ったり、ふざけたりできた事。これはどの現場もそうだとは限らないので特に」
Ｑ、ケルビンに質問
～撮影で大変だった事は？～
「今日の僕の格好を見てください」とスーツ姿を指差し「真夏の台湾は暑くて暑くて」そしてすかさず「台湾には”淡水”や”宜蘭”などのいい所があります。台湾に観光に来て下さい！ Ｗｅｌｃｏｍｅ ｔｏ Ｔａｉｗａｎ！！」と台湾観光大使として立派に台湾を宣伝するケルビン。さすがです！
Ｑ、家を出て初めて一人暮らしを始めたのはいつ？
ケルビン「１７歳で、カナダへ留学した時です。しばらくは親戚と暮らしましたが、その後６年間はずっと一人暮らしでした。その時に自立心を養うことができました」 
アンジェラ「１４歳の時、カナダへ留学しました。アルバイトの経験もあります。自分の為、家族の為に働きお金を稼ぐ事を誇りに思いますし、そのことで自分自身も成長できたと思います」
ウーズン「僕は１６歳の時、オーストラリアへ留学し一人暮らしを始めました。そしてブルネイに帰りその後台湾でデビューしました。他人の力を借りずに自分の力で生きていく事を学びました」
ジョージ「ニューヨーク生まれのニューヨーク育ちです。22か23歳の頃に台湾に行きました。僕は一人暮らしの経験はなく、ずっと家族と一緒に暮らしていましたが、自力で努力して中国語を勉強したことは自信となりました」
Ｑ、奈良の鹿はご覧になりましたか？
一同時間がなかったみたいで見てないそうです。鹿せんべいをつまみ食いするウーズンの姿を見てみたかったです。残念。
Ｑ、せっかく関西に来たのだから「これは食べたい！」という物はありますか？ 
ウーズン「お好み焼き！たこ焼き！」と瞳をキラキラ輝かせていました。
ケルビン「カツシ～」・・・どうも「串焼き」？「串かつ」？と言いたかったみたいです。「カツシ～」と言って回りの反応が薄かったので「アレ？！」という顔をしたケルビンが可愛かったです。
最後にウーズンが「奈良は日本の古都だと聞いています。でも今日は時間がない（残念そう）。次回来た時は古い建造物などをじっくりと見て回りたいです」と締めくくりました。
忙しい毎日を送りながらも、奈良の文化を理解して来てくれているところにウーズンの気遣いを感じました。
ここで囲み取材は終了。キャスト一同が取材陣に、にこやかに手を振りながら去っていきましたが、ウーズンだけはマイクを握り締めたままドアのほうへ。慌ててスタッフの方がマイクを受け取りに駆け寄りました。ウーズンは何事もなかったように「おつかれさま～」と爽やかな笑顔で去って行きました。
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『ろまんす五段活用～公主小妹～』
©2007GTV
原作：藤田和子著「ろまんす五段活用」小学館刊
公式サイト
http://
