5月27日、『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』のワールドプレミアで、主演のジョシュ・ハートネット、木村拓哉、イ・ビョンホン、トラン・ヌー・イェン・ケーとトラン・アン・ユン監督が六本木の東京ミッドタウン芝生広場に設営された十字架形のクロスカーペットに登場しました。
(C) Lam Duc Hien, Photographer
ジョシュ・ハートネット 「日本のファンは俳優を温かく迎えてくださる。日本に帰ってくることができてうれしい。この作品のスタッフは大半がアジアの人だったので、今までにないユニークな体験ができました。監督にはしぼられたけど、すばらしい作品に仕上がっていると思います」
木村拓哉 「監督や共演した皆さんに日本に来ていただいて、日本でこういう場を設けられたことがうれしい反面、ちょっと緊張もしています。作品の独特な世界観を味わっていただければうれしい。撮影は、香港では問題なく進んだのですが、フィリピンでは危険とされる地域でのロケでしたので、軍の人たちに警備してもらいながらの撮影でした。小道具の銃の発射音を確かめるため、弾の入っていない銃を試し撃ちしたら、軍の人たちがいっせいに僕たちに銃口を向けた、なんてことも経験しました(笑)」
イ・ビョンホン 「木村さんとは『HIRO』で共演した仲。久しぶりに香港で再会したときには昔の友人のように思えました。この作品では、僕は血も涙もないマフィアのボスの役なのですが、超自然的な現象に遭遇して涙するシーンがあるんです。とても気持ちのこもったシーンなので、ぜひ注目して観ていただきたいですね」
国際スターの共演、監督とヒロインはフランス人ということで、撮影現場での共通語は英語だったそうですが、この日は英語、韓国語の通訳が1人ずつ、フランス語の通訳が2人。「自分の話していることが、いろんな言語で同時通訳されている!」と木村拓哉さんが笑みを見せる場面もありました。
会場に入れなかったファンのみなさんが外から「拓哉ーー!!」「ビョンホンシー(ビョンホンさん)!!」とコールする声が聞こえたり、東京ミッドタウン上階の公園側に面したレストランのテラスから会場を観る方たちがいらしたりで、さすが国境を越えたスーパースターのそろい踏み!とても華やかなイベントとなりました。
『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』は6月6日(土)よりTOHOシネマズ六本木ほか全国でロードショー!!
(write: Aqua)