John-Hoon・斎藤工主演『カフェ・ソウル』先行プレミアム上映開催!!

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6月28日、東京三宅坂ホールでJohn-Hoon・斉藤工主演、映画『カフェ・ソウル』の先行プレミアム上映が行われ、出演者と武正晴監督のトークセッションが行われました。 

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まずはフード・ルポライター 井坂順役で、2009年にはNHK土曜時代劇『オトコマエ!2』など10本以上の作品に出演することが決まっている斎藤工
 
「韓国ロケに参加する前は多少不安もあったんですが、温かく迎えてもらい、外国で撮影しているという感じがしなくなりました。みんなで1つの鍋をつつく食事がコミュニケーションの時間になっていて、日本で言えば毎日飲みに行っているような感じでした。
 
おかしかったのは、なぜか僕はソウルにいらしている日本の観光客の方たちに台湾の俳優さんと間違われることが多くて、僕も台湾の俳優として接していました(笑)。 
*もしや、台湾のフィガロ・ツェンではないでしょうか? (編集部注)
 
映画は見どころだらけですが、日本と韓国の人間が言葉の壁を超えて自然な形で距離を縮めていく過程は、まさに僕が韓国の共演者やスタッフとの距離がなくなっていくドキュメンタリー。そのあたりを楽しみに観ていただければ、と思います」
                       
                  
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「はじめての日韓合作映画、韓国の伝統がテーマになっている点、監督も共演者も才能ある方たちがそろっていたこと、そしてシナリオが面白かったので出演を決めました。武監督とは事前にミーティングをし、リハーサルの時間もとったので、コミュニケーションもばっちり、撮影に不安は感じませんでした。思い入れの強いシーンは僕にとっての最後のシーン。みなさんの記憶に残るシーンになればうれしいです」
 
 
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John-Hoonをいじめる幼なじみのヤクザ、キホン役のチャン・ソウォンはこんな話を。
 
「僕はJohn-Hoonさんをいじめる役なんですが、撮影した後、彼に『本当に怖かったよ』と言われました(笑)。もしこの映画で別の役をやるとすれば、ぜひヤクザの親分を演じてみたいですね」
  
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憎めないチンピラ、ドッペ役のク・ボヌンは自分の役をこう紹介した。
 
「見てのとおり、深く考えない単純なチンピラの役です(笑)。きょうの衣装も私服ですよ!! 冗談です(笑)。この役はとても自分に合っていると思います。Jhon-Hoonさんの役はどうかって? ハハハ(笑) ノーコメントで!! 撮影で印象に残っているのは、ドッペの表情を見せたいと一生懸命演技したのに顔が映ってなかったことかな(笑)」
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全編ソウルロケを敢行した武正晴監督は、韓国と日本の俳優さんの違いを聞かれると?
 
「言葉が通じないだけで、あとは何ひとつ変わりません。僕は出演者と事前にシーンの説明をする作業を含めたリハーサルをするんです。今回もやりました。俳優さんはReady!Action!!でスイッチが入るので、前もって細かく打ち合わせしておくことが大切だと思うんです」
 
  
 
主演のJohn-Hoonは現在兵役中、プレミアム上映の会場には来られませんでしたが、入隊前に撮影されたビデオレターが上映されました。主な発言を拾ってみると?
 
「僕が演じたキム・サンヒョクは少し暗い性格で、鬱屈してるんです。今までは柔らかで温かい役が多かったので、不安だったんですが、演じているうちに自分にもそういう部分があると気づきました。つい感情的になってしまう場面は今までにないシーンなので観ていただきたいですね。
 
映画の中でギターを弾くシーンがあるんですが、昔少し練習したものの、歌手になってからは時間がなくて久しぶりに弾いたので、なかなかうまくいきませんでした。でもすごく上手に弾いているように撮ってもらっています(笑)。苦労したというか、おかしかったシーンは、最後にちょっとだけ日本語を話すシーンがあるんですが、全く日本語ができないという設定の役だったので、わざとたどたどしく話したことでしょうか。
 
この作品は韓国の伝統菓子がテーマになっています。伝統を一言で表現するのはむずかしいけれど、昔の人に学ぶ点は多いと思います。これからも頑張りますので、みなさん応援してください」
 
 
『カフェ・ソウル』は7月18日(土)より渋谷シアターTSUTAYAでロードショー! その他、全国で順次公開が決定しています。現在、オリジナルポストカード付き特別鑑賞券発売中(劇場窓口またはSHIBUYA TSUTAYAにてお買い求めの場合に限ります。数量限定)。¥1,500(税込み)。詳しくは公式サイトをご覧ください。 
 
 
<Story>
 
韓国はソウル、その街の片隅にひっそりたたずむ伝統菓子の店「牡丹堂」。フード・ルポライターの井坂順(斎藤工)が偶然であったその店は、寡黙だが腕の良い店主・サンウ(チェ・ソンミン)が一人で切り盛りしていた。サンウの人柄と牡丹堂の味に魅了された順はこの店で取材をすることに決めるが、牡丹堂は地元のヤクザから立ち退きを迫られていた。そのいざこざからサンウがけがをしていまい、しばらくお菓子作りができなくなってしまう。そこにサンウの弟・サンヒョク(Jphn-Hoon)が現れる。ミュージシャンを夢見て家を飛び出したサンヒョクだが、音楽への夢が破れてしまっていたのだった。はじめは反発し合う順とサンヒョクだったが、牡丹堂を守るために強力していく2人の間には、いつしか不思議な友情が芽生えていく。しかし、ヤクザの刺客として三男のサンジン(キム・ドンウク)が現れたことにより、牡丹堂は窮地に陥ることになる。はたして牡丹堂の運命は? バラバラになってしまった家族の絆は? 
  
 
斎藤工公式サイト  http://saitoh-takumi.jp/

John-Hoon公式サイト  http://www.johnhoon.com/ 

(Photo: Mikan/Write: Aqua) 

                    

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