７月20日、品川ステラボールで『イタズラなKissII～惡作劇２吻～』DVD購入者対象イベント【イタキス診察会】が行われ、主演のジョセフ・チェン、アリエル・リン、タン・ユージャがステージに立ちました。ただ、当初来日予定だったフィガロ・ツェンはどうしてもスケジュールの都合がつかず、残念ながら出演がかないませんでした。フィガロ本人から日本語で「行けなくてごめんなさい」とメッセージが届けられると、本当に来たかったのに来られなかったんだという気持ちが伝わり、会場から温かい拍手が送られました。
イベントでは、冒頭でジョセフ演じる入江直樹から琴子のご懐妊が報告され、会場の雰囲気がなごんだところで、３人からドラマの思い出話が。 
ジョセフからは「家の中のシーンが楽しかった。大家族で毎日笑いあり、涙ありでした」。そして、あの話題を呼んだ第1話のベッドシーンは「実は全部アドリブだったんです」と衝撃のカミングアウト!!
アリエルは「採血するシーンは何度も練習して血を見ても怖くなくなってから撮影しました」。するとジョセフが「琴子に採血されるのは怖いけど（笑）、アリエルだから安心できました」。ドラマ同様、絶妙のコンビネーションを見せてくれます。
「（看護士を目指す）クラスの同級生がワイワイやっている感じを出すために、台本どおりではなく、監督がカットをかけるまで、みんなが自由にアドリブで会話していて、それがとても楽しかった」と話してくれたのはユージャ。そして、あの浣腸のシーンについては「あれは僕のお尻じゃありません!!」と濡れ衣（？）を晴らしました。
【イタキス診察会】というタイトルのとおり、イベントはジョセフとユージャ、そして通訳の周さんが白衣、司会の李さんはナース服に身をつつみ、琴子と会場に集まったファンの診断をするという形で進行、症状に関するアンケート調査を実施した結果、全員「イタキス熱」にかかっていることが判明!? ユージャがライブで歌を披露した後、とっておきの「治療」が行われました。
かえって「イタキス熱」が上がってしまってしまうのでは？という治療法とは、なんとハイタッチ。予想外のうれしい「治療」に会場から大きな歓声が上がりました。 
そして、参加者全員がステージに上がり、ジョセフ、アリエル、ユージャの３人とハイタッチ、といってもゆっくり手と手を合わせるという、これ以上ない「特効薬」を投与され、皆さんとても幸せそう。この日の参加者は昼の部、夜の部あわせて3000人。ひとりひとり「ありがとう」などと声をかけてハイタッチに応じたジョセフ、アリエル、ユージャ。お疲れさまでした！
昼の部の後にマスコミ向けのフォトセッションと囲み会見が行われました。 
Ｑ．昼の部のイベントが終わった今の感想は？ 
ジョセフ 「とても楽しかった。昼の部では1700人の皆さんとハイタッチしましたが、恥ずかしそうにする人、熱狂的な人、ひとりひとり反応が違うんです。それも楽しかった」
アリエル 「ドラマがクランクアップしてずいぶん経つんですが、皆さんに『琴子』って呼んでもらって、イタキスを撮影していたときの気持ちがよみがえりました」
ユージャ 「１年ぶりに日本に来られ、楽しい思い出を作ることができてうれしいです。懐かしい顔にもたくさん出会えて、それも感激しました」
Ｑ．ドラマの中で直樹とアリエルがペアルックでデートするシーンがありますが、どんなデートが理想ですか？
ジョセフ 「テイストは揃えたいけど、全く同じ服をペアで着るのは嫌ですね、制服みたいだから（笑）。琴子と直樹みたいに手をつないで西門町を歩いてみたいな」
アリエル 「人が多くないところがいいですね。お互いの家とか。お料理やケーキを作って自分のセンスでテーブルコーディネートして…。そういうデートにあこがれます」
ユージャ 「家もいいけど、海外に行きたい。誰も僕のことを知らない土地に行って、彼女と手をつないでデートしたいです」
Ｑ．みなさんにとってのイタズラなキスとは？
ジョセフ 「怖ろしい動物とキスすること!! たとえばゴキブリとか（笑）」
アリエル 「全然好きじゃない人とキスすること。もしかしたら なぐっちゃうかも（笑）」
ユージャ 「酔うと誰彼かまわずキスする友達がいるんですけど、僕にとってのイタズラなキスは男同士のキスかな（笑）」
Ｑ．日本でショッピングに出かける予定は？
ジョセフ 「毎回来日するたびに、どこで何を買おうと計画を立ててくるんですが、いつもあまり時間がありません。今回は渋谷で自分のサイズにピッタリな洋服、靴、帽子などを買いたいのですが・・・。気に入ったものがあっても、自分のサイズに合うものがなかなか見つからないんです。ザンネンですねー」
アリエル 「日本は今、バーゲンシーズンだと聞いているんですが、時間がなくて行けないみたい」（ジョセフから日本語で「ザンネンですねー」）。
ユージャ 「実はプライベートで先月日本に遊びに来て、たっぷりショッピングしたので、今回はおいしいものを食べに行きたいけど、やっぱり時間がないみたいです」
ジョセフが再び「ザンネンですねー」と声をかけると、どっと笑いが起こり、なごやかな会見となりました。
プロフィール
アリエル・リン（入江琴子役）
台北MRT新聞美少女オーディションで優勝し、芸能界入り。『イタズラなKiss～惡作劇之吻～』出演後は、演技力も評価され、今作品で台湾電視金鐘賞、最優秀主演女優賞を受賞。今年は歌手としてデビューも果たした。
ジョセフ・チェン（入江直樹役）
188cmの長身を活かし、モデルとして活躍。有名歌手のＭＶにも出演。後、『薔薇之恋～薔薇のために～』で俳優デビュー。日本の経産省企画ネットドラマ『恋のパラドラ』第3話「ガテンの恋」特別出演。今年は舞台「華麗上班族之生活與生存」のため、アジア各地を回っている。
タン・ユージャ（桔梗幹役）
ドラマ『花ざかりの君たちへ～花様少年少女～』の難波南役を好演。07年「愛我」で歌手デビュー。08年日本の漢方薬のイメージキャラクター「カンポウ６」の一員としてコマーシャルにも出演。
公式サイト
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