若手ナンバーワン韓流スターのヒョンビンが9月26日、パシフィコ横浜でドラマ『彼らが生きる世界』DVD BOXⅠの発売を記念し、購入者を対象としたイベントを開催しました。まずは、イベントの前に行われた記者会見の模様からどうぞ。
Q. きのう(9月27日)は28歳のお誕生日でした。おめでとうございます。
「2年前の誕生日も日本でファンミを開いて、ファンの皆さんと一緒に迎えることができたのですが、きのうは2年ぶりにファンミで皆さんにお祝いしていただいて、また忘れられない思い出が増えました」
Q. 来日はそれ以来、2年ぶりですね?
「今回、はじめて横浜に来ました。海もあって景色も魅力的。実は昨夜、こっそりラーメンを食べに行ったんですが、仕事が終わったら、ぜひ横浜の街を歩いてみたいですね。」
(このあとのイベントで、ヒョンビンが食べたのは味噌ラーメンであることが判明しました!)
Q. 昨夜のファンミでピアノを披露されましたが、見事な腕前でしたね?
「(照れて真っ赤になりながら)子供の頃に習っていて、ツェルニーぐらいまで弾けるようになっていたのですが、おとなになってからは趣味で弾くこともなくなり、ドラマ『私の名前はキム・サンスン』で久しぶりにピアノに触れました。今回のファンミに備えて練習したんですが、きのうは結構ミスタッチがありましたね(苦笑)。次またこのような機会があったら、もっと練習を積んで披露できれば、と思います。選曲に悩んだのですが、皆さんが知らない曲より、聴いたことのある曲のほうがいいかな?と思って『MISTY』などを選びました」
Q. 『彼らが生きる世界』の見どころは?
「普段僕たちが現場で経験している、ドラマを制作する過程がとてもリアルに描かれているので、作り手の苦労を知っていただけるのではないかと思います。また、主人公だけではなく、周囲の人物がとても生き生きと描かれているので、それも見どころです」
Q. 『彼らが生きる世界』の撮影で苦労した点を教えてください。
「いつもは監督の指示に従って演じているのですが、その監督を演じるのは大変でした。また、ノ・ヒギョンさんの脚本は短いセリフの中にいろんな感情が込められているのが特徴なのですが、それを表現するのがむずかしかった。脚本を読んだときに僕自身が感じたことを大切にして、表現することを心がけました」
Q. ドラマの中の「おまえは軽いんだ!」というセリフが強烈でした。プライベートでもわりとはっきり思ったことを口にするタイプですか?
「(笑いながら、いやいやと手を振りながら)そんなことはないです! 仕事の現場では、トラブルを大きくしないために必要だと判断したときは、あえてストレートな物言いをすることもありますが、プライベートでは絶対無理!! 言いたいことがあるときは、何度も考えて、気持ちを整理してから言います(笑)」
Q. 最近はまっていることは?
「写真を撮ることです。時間が過ぎると、すべては思い出になりますが、それを振り返る手がかりになるのが写真だと思うんです。いつもカメラを持参して、人物のスナップを撮ったりしています。今回も日本に持ってきましたよ!」
Q. 野球がお好きで、チャン・ドンゴンさんと同じチームに所属していらっしゃいますが、最近も試合をしましたか?
「3週間前ぐらいに試合に出ました。韓国に戻って時間があれば、またやりたいですね。対戦相手は社会人野球のチームが多いんですが、僕たちは完全に趣味で楽しんでいるので、カメラがある前では試合をしないことにしてるんです」
Q. ドラマでいつも美しい姿を見せていただいていますが、美しさを保つ秘訣は?
「(きれいに見えますか?と笑いながら問いかけ、記者が口々に『美しいですよ!』と声をかける中)ドラマや映画では、その役柄を演じることに集中していて、ステキに見せたいとはあまり考えていないんですが、そう感じていただけるとしたら嬉しいですね。(体型を維持するため)普段なるべく運動するようにはしています」
このあと、坂上みきの司会で『彼らが生きる世界 DVD BOXⅠ』発売を記念イベントがスタート、まずは『彼らが生きる世界』の名シーンが紹介されました。名シーン<その1>はドラマの監督役を務めるヒョンビンが「カット!」と声をかけるシーン。スクリーンでは、9バージョンの「カット!」が紹介されました。「会心のシーンで、カットをかけるのは気分がよかったですね。でも、悲しいシーンでは悲しい気分になりました」とヒョンビン。坂上さんのリクエストに応え、指パッチンで「カット!」と発声してくれました。
名シーン<その2>は、ソン・ヘギョをおんぶしながら掃除機をかけるシーン。「こんなことは、はじめてしました!」と大笑いしたヒョンビン。1人暮らしで、そうじもまめにしているようで、こんなことを。「プライベートでは結構そうじ好きなんですよ。そうじすると気分転換になりますし。ただ『家事には終わりがない』と言いますが、本当にそう。家事ってやってもやっても、やることがあって大変です(笑)」
名シーン<その3>は、男泣き。坂上さんに「よく泣きますか?」と聞かれると、ヒョンビンは「普段はあまり泣かないので、泣くシーンを撮るのは大変なんです」と言いつつ、こんなこだわりを披露してくれました。「泣くシーンは、役になり切り、感情が高ぶらせて涙を流すことが重要だと思うので、目薬などは使わず、必ず自分の涙を流しています」
途中、スペシャルゲストでピョ・ミンス監督が登場。ヒョンビンは監督に招待されて自宅でご馳走になったり、演技のアドバイスを求めるために会ったりしているそうで、この日は2ヶ月ぶりの再会だったとのこと。ピョ・ミンス監督は『彼らが生きる世界』についてこんな話をしてくれました。
「ドラマ制作にかける若い人たちの情熱を描きたかった。ドラマは撮影する分量も多いし、編集作業も膨大で、現場は本当に大変なんです。ヒョンビンさんの演じるチョン・ジオ監督はカリスマ性があって、私より理想的な監督だと思います(笑)。私の特に印象的なシーンは、ヒョンビンさんがソン・ヘギョさんと階段を上がりながらキスするシーン。キスシーンを撮るのは楽しいですよ。どうしたら長くキスさせられるかなー?などと考えながら撮影しています(笑)」
未公開のメイキングなどスペシャル映像を鑑賞した後は、ファンの皆さんの質問に答えるQ&Aのコーナーが設けられました。
Q. 背が高くて損したこと、得したことはありますか?
「損したことはあまりありませんが、相手役の女優さんの身長が高くないときは、こんなふうに両足を広げて(実演しながら)、顔の位置を低くしたり、女優さんに台に乗っていただいたり、そういう苦労はあります。得するのは、洋服を着こなしやすく、好きなものが着られることですね」
Q. ソウルでおすすめのスポットは?
「お天気のいい日に漢江(ハンガン)に行くと気持ちいいですよ。僕もよく行きます。あとは、韓国にいらしたら、ぜひ韓国ならではの食べ物をたくさん召し上がってください!」
Q. お料理はしますか?
「しますよ。最近はエビチャーハンを作りました。自分で作ったので、自分の口には合いました(笑)」
Q. しあわせだな、と感じるときはどんなときですか?
「まさに今、こんなふうに皆さんと一緒に過ごしている時間がしあわせだと感じます。正直、こういうしあわせは、作品を撮っているときにも、プライベートでも味わうことができません。いつも舞台に出る前は不安な気持ちになるんですが、舞台に出て皆さんのお顔を見るとしあわせな気分になります」
抽選会ではドラマに関するクイズなどを勝ち抜いた7名にサイン入りのオリジナルサウンドトラック、握手&ハグのプレゼント。さらにジャンケンで勝ち抜いたファン1名に、ヒョンビンのサイン入り等身大パネルが贈られました。京都から来られたいう当選者は感激の面持ちで「このパネルが届いたら、ベッドで一緒に寝ます!」と宣言。羨望の眼差しで見つめていた会場も爆笑に包まれ、なごやかにイベントが幕を閉じました。
『彼らが生きる世界』
正義感が強く人間味あふれるドラマプロデューサーのチョン・ジオ(ヒョンビン)は、以前恋人だった新人プロデューサーのチュ・ジュニョン(ソン・ヘギョ)と同じドラマの製作現場で働いている。お互い性格の違うジオとジュニョンは撮影方法などをめぐり時として衝突するものの、お互いの心を理解しあった友人でもある。ある日、ドラマのオンエア当日に事件が勃発、対応に追われるジオとジュニョンだが…。
DVD BOX Ⅰ 2009年9月18日発売
DVD BOX Ⅱ 200年10月30日発売決定!!
発売元:エイベックス・エンタテインメント株式会社
販売元:エイベックス・マーケティング株式会社
前日に行われたファンミーティング HYUN-BIN FAN MEETING inJAPAN 2009 の模様はこちらです。