PAX MUSICA 2009 =Asian Pops Platinum Live=開催!

11月8日、東京国際フォーラム・ホールAで今年で13回目を迎えるアジアの音楽の祭典PAX MUSICA 2009が開催され、韓国、香港、台湾から人気アーティストが結集、バラエティーに富んだパフォーマンスでファンを楽しませてくれました。登場順に顔ぶれをご紹介します。

 

1.武虎将/ウーフージャン(台湾)

ドラマ『終極三國』に主演したジョージ・フーを中心に結成されたグループ。4人のイケメンがちょっとゆる~いダンスで『對手~COMPETIOR~』と『朋友~FRIEND~』の2曲を披露。オープニングで会場を盛り上げてくれました。

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2.JULY(韓国)

ロビーには親交のある梅沢富男さんからお花も届いていました。1曲目は『断念』から『釜山港へ帰れ』へのメドレー。耳なじみの演歌に会場がどっとわきました。あとは『一日中』、日本語曲の『For You』を声量たっぷりに。

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3.オク・チュヒョン(韓国)

韓国を代表する女性ミュージカルスター。『Honey』、友人というソン・ホヨンと息の合ったデュエットで『目鼻口』、最後はミュージカル『CAT’S』の有名なナンバー『Memory』。ドラマティックな歌に会場が酔いしれます。

 

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4.ソン・ホヨン(韓国)

かつて一世を風靡した男性5人組の人気ダンスグループgodのメンバーで、現在はソロとして活動するホヨン。鍛え上げた二の腕はまるで格闘家のよう。ラップもキレキレでした。歌は『I Know』『泣く』そして9分以上にわたるgodの曲のメドレー。なつかしい曲にファンも大盛り上がりでした。

 

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5.レイニー・ヤン(台湾)

アイドルドラマのヒロインでおなじみの「かわいいカリスマ」。1曲目はドラマ『笑うハナに恋きたる』の主題歌『帯我走』。中島美嘉の『ORION』を「ああ、緊張する。でもがんばる」などと、なぜか箇条書き風のかわいいMC付きで。最後は「実はビッグニュースがあります。来年日本でCDデビューします」と発表があり、デビュー曲の『曖昧』を日本語歌詞で。ドラマ『悪魔で候』の主題歌で、レイニーの代表曲『曖昧』ですが、日本語歌詞で聴くと、また一味違って新鮮です。 



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6.ユン・サンヒョン(韓国)
韓国のキムタクと言われる人気俳優で、男性5人組のユニット5WHOのリーダーでもあるサンヒョン。甘いマスクに、思わず黄色い声援が飛びます。曲は平井堅の『瞳を閉じて』の韓国語カバー『静かに目を閉じて』と、「この曲は難しいから1番だけ」と言って挑戦した『Never Ending Story』。そしてレイニー・ヤンに続き、サンヒョンからも「来年この曲で日本でCDデビューします」と宣言があり、中西保志の名曲『最後の雨』を。相当歌い込んでいる様子で、とてもクオリティーの高いサンヒョン版『最後の雨』に仕上がっていました。 



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7.超新星(韓国)
日本でもすっかりおなじみの超人気の6人組ダンスグループ。超新星が登場した途端、いっせいに白い星形のペンライトで客席が埋め尽くされました。おそらく、ペンライトの数、歓声の大きさは全出演者の中で最も大きかったのではないでしょうか。聴かせてくれたナンバーは、日本でリリースされた『キミだけをずっと』『Promise』『SUPERSTAR~REBORN~』の3曲。ユナクから「12月22日と24日に名古屋と東京でライブをやります。時間がなければ、そして(クリスマスだけど)彼氏がいなければ(笑)ぜひ来てください」と告知があり、ゴニルが流暢な英語で超新星の自己紹介。ファンの声援を受け、自信に満ちたステージングでした。 



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8.イーソン・チャン(香港)
10年間で30枚のアルバムをリリースした香港の人気歌手イーソンが6年ぶりの来日。生バンドを引き連れ、圧巻のステージを見せてくれました。セットリストは『Allegro, Opus3. 3am』『爆殄天物』、韓国のJulyと本日限定のコラボでスティービー・ワンダーの『Lately』、広東語歌詞のカバー曲『愈想愈無謂』は、オリジナルの玉置浩二『Mr. Lonly』の日本語歌詞で。そして『富士山下』『淘汰(Elimination)』、最後は「どんな時も前を向いて、道は必ずあるから。つらいときはこの曲を思い出してください」というイーソンのメッセージとともに『路…一直都在(Road)』。汗をかきながら、MCではハアハアと上がる息を抑えていたイーソン。でも、ひとたび歌い出すと、太く迫力のある歌で観客を魅了。6年ぶりの来日を待ち望んでいたファンがピンクのペンライトで迎えました。 



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9.シン・スンフン(韓国)
ご存知、韓国のバラードの帝王。「PAX MUSICAは昔、先輩のチョー・ヨンピルさんが出演されているのをテレビで観た記憶があります。同じ舞台に立ててうれしい」というスンフンのライブは名曲『I Believe』『キミだけのための愛』からスタート。ふと見ると、心に沁み入る高音に聞き惚れ、涙を流していらっしゃるファンの姿も。感動の2曲の後は、スンフンならではの軽妙なトークと指導のもと、会場のファンが総立ちでマスターした振り付けとともに参加した『ロミオとジュリエット~オンマヤ』のメドレー。「はい、座ってください」という号令(?)で着席した観客に「僕のコンサートに来たことがない人にダンスミュージックを歌う人?って誤解されると困るので、実はバラードが得意なんだというところを見せます(笑)」とユーモアたっぷりのMCで『見えない愛~その後しばらくの間』を切々と。ふたたび盛り上がって『はじめのその感じのよう』をノリノリで歌い、最後は人気ドラマ『アイリス』の主題歌『The Love of Iris』で大トリを飾ってくれました。




 

イーソン・チャンのバンドのセッティングと撤収の時間を利用し、Rain(韓国)やヴァネス・ウー(台湾)、John-hoon(韓国)、ショーン・ユー(香港)など、かつてに出演した人気アーティストのVTRが流され、歴史を感じさせたPAX MUSICA。最後は出演者全員がステージに勢揃いし、盛りだくさんなコンサートが幕を閉じました。
 

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