冷たい雨が降り続いた12月11日、『TAEGOON White Love2009 ~テグンがあなたをあたたかく~』が開催され、なかのZEROホールは外の寒さを全く感じさせない熱い一日となりました。
応援カラーのブルーのペンライトが煌めく中、シルバーのライダースジャケット&ハイカットシューズ、ブラックパンツというスタイリッシュないでたちのテグンが登場! 切れのいいダンス、クールな動き、歌いながら斜め下目線でキメるポーズ、そして、ちょっとはにかんだような笑顔、その1つ1つが瞬く間にファンの心を鷲づかみにします。
友人たちからビデオメッセージでは、フィソン、SS501のキム・ヒョンジュン(リーダー)、東方神起のジュンスとジェジュン、豪華なメンバーが日本で活動を展開するテグンにエールを送っていました。また、トークコーナーでは「より完璧な体を目指してダイエットに励んでます」というテグンに、今でも十分ナイスバディなのに信じられない!! といった表情のファンから「えーーーーーっ」とどよめきが。自分に厳しいテグンのストイックな姿に感心した人も多かったはず。anan1月号には「美しい男の身体」というタイトルでテグンのグラビアが見られるそうです。
後半はテグンの尊敬するRAINの「I do」からスタート。衣装チェンジしたテグンはブラックジャケットにブラックスニーカーと全身ブラックでキメています。テグンコールの嵐の中、SOLO DANCEを気持良さそうに踊ってくれました。「Fainally」「だまされた」では盛り上がりが最高潮に!観客をあおるようにジャケットを脱ぐテグンに大歓声が起こります。引き締まった右腕にシルバーのバングルが光っていました。
一旦ステージから消えたテグンは、サンタのコスチュームで客席に再登場。クリスマスソングメドレーを歌った後、会場から選ばれたファンに自宅で自ら作ったというチョコレートとKITTYちゃんグッズをプレゼント。失敗を繰り返しながら一生懸命チョコレートを作る様子が映像で紹介され、会場はぐっとなごやかな雰囲気に。クリスマスに関するトークでは「幼稚園の頃からサンタはいないと知っていました」とテグン。ご両親が夢ばかりじゃなく現実を知って一生懸命頑張りなさいと、たくさんのクリスマスプレゼントを渡しながら、真実を明かしてくださったそうです。
舞台に置かれたツリーには、オーナメントのかわりに、たくさんの応援メッセージが飾られていましたが、韓国語で書かれたメッセージを見つけ、頑張って書いてくださったに違いないと感激するテグン。そのお返しだったのか、ファンへの挨拶は日本語でした。
「みなさん、今日はありがとうございました。楽しかったですか?みなさんのおかげでこんなに素敵なコンサートになりました。心から感謝しています。来年はもっと頑張って日本でも活動しますので応援よろしくお願いします。みなさん、少し早いですがMerry Christmas! そして、よいお年をお迎え下さい。みなさん、思い出に残る時間をありがとうございました」
アンコールが終了し、幕が下りた後も熱いラブコールを送り続けたファンの声援に応え、ダブルアンコールも実現。「Superstar」を歌いながら、客席へ下りるというサプライズもあり、最後までファンサービスいっぱいのコンサートとなりました。
SET LISTセットリスト
1. Superstar
2. 12Step
3. Nekajike
4. My girl
5. Ido
6. Perfect man(sinhwa)
7. Finally
8. クリスマスソング(サンタが街にやってきた・ジングルベル)
9. Call me
アンコール1
10.Finally
アンコール2
11.Superstar
コンサート終了後に会見が行われ、テグンが「まだ終わったばかりで、実感がわかない」というコンサートのことや、日本での活動について真摯に語ってくれました。
Q.今回のコンサートは企画から参加していたそうですね?
「はい。舞台の全体の構成はダンスチームのリーダーに任せ、日本で準備を進めることは日本のスタッフにお願いしましたが、オフィシャルグッズのデザインは自ら手がけ、照明、特殊効果、映像のアイデアも出しました。あと……、実はクッキーを手作りすることになっていたのですが、難しそうなのでチョコレートに変更しました(笑)」
Q.そのチョコレートも、かなり苦戦されていたようですが、料理は苦手?
「自信があるという友人のレシピどおり作ったんですが、間違っちゃったかな(笑)? 美味しくないかもしれないけれど、心をこめて作ったので許してください!高校生の頃から一人暮らしをしてきたので、料理は上手なんですよ。キムチチゲと味噌チゲが得意料理です」
Q.ダイエットの話が出ていましたが、必要ないのでは?
「太ってるわけではないんですが、肩幅が広く、骨太なのがコンプレックスで、もう少しすっきり見えるようにしたいんです。(ふざけて)ジェジュンの身体が羨ましいのもあって……(笑)。筋トレをすると、筋肉がついてたくましくなってしまうので、主に有酸素運動をしています。痩せなくていいと言われることもありますが、自分が納得できる身体になるまで頑張るつもりです」
Q.何度も来日されていますが、印象深い景色や食べ物は?
「食べ物なら“牛タン”ですね。デビュー前に『バトル神話』で神話の先輩と日本ではじめて食べて、とても美味しかったんですけど、牛の舌だと聞いて驚きました!印象に残っている景色は、先日神戸で見た夜景。とても綺麗でした。せっかく日本に来ても、仕事が終わるとすぐ帰ることが多いので、今度はディズニーランドに行ってみたいです」
Q.今年は日本の活動も多かったですが、感想は?
「大の仲良しの東方神起ジェジュンが日本で活躍していて、よく話を聞いていたので、やってみたいと思ってました。なので、事務所から話があった時は『はい、やります!』と。でも、はじめは韓国との違いに戸惑うことも多かったですね。たとえば、日本ではファンのみなさんが静かに座っているので、ステージで何かミスをしたのではないかと心配したりだとか。後でそれは文化の違いで、歌をじっくり聴きたいからだとわかって安心したんですが、韓国と反応が異なることで不安になってしまうこともありました。嬉しいのは、応援グッズの“うちわ”です。でも、たまにジェジュンの写真のうちわもあるんですよ!きっとジェジュンの時は僕の写真のうちわがあるんじゃないかと(笑)。ジェジュンもこのことは知っていて、ハハハッと笑っています。あと、ファンのみなさんにいただいたプレゼントで印象的だったのは千羽鶴。約2千羽もあったんですよ。今も大切に飾ってあります」
Q.来年以降の活動は?
「韓国では、歌や踊り以外じゃなく、今までと違う自分を見せられたらいいなと思ってバラエティ番組に出て頑張っています。でも、僕は歌手です。もちろんアルバムも出さないといけないし、コンサートも機会があれば必ずやります!」
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