18時30分から始まったライブには、まずチョン・キョルが出演。キム・ボムスやBIGMAMA、フィソンをはじめ、多くの有名ミュージシャンのコーラスを務めてきただけあり、新人とは思えないほどの圧倒的な歌唱力を見せつけました。ドラマ『総合病院2』のOSTをはじめ、シン・スンフンの名曲「I Believe」などで客席を酔わせます。

T-maxの「君を愛して」で華やかに登場したミンチョルはインタビューで語っていたとおり、『天国の階段』の「ポゴシプタ」、『ラスト・スキャンダル』の「恋人がいます」、T-maxがオリジナルの『勉強の神』の「一回ぐらい」、そしてもちろん『花より男子～Boys Over Flowers』から「PARADISE」、OSTをたくさん披露してくれました。
 

「男のサイズ！」と笑って2リットルのペットボトルで水をぐいぐい飲みながら、ズシリと響く声で情感たっぷりに歌い上げるミンチョルを見ていると、動きのあるT-maxのステージも楽しいけれど、シンガー・ミンチョルの歌声にじっくりと耳を傾けるのもいいな、と感じさせます。

10年来の友人というMCで今回のイベントを仕切ったイ・スキョンさんとの絡みの部分では、会場がなごやかな雰囲気に包まれました。T-maxのメンバーの第一印象については「ジュンくんは、とにかくカッコいいと思った。でも、ちょっとMr. ビーンに似てるなと(笑)。ユンファくんは髪が長くて、ヨークシャテリアみたいで(笑)、最初女の子じゃないかと思いました。でも胸がなかったので男の子なんだと気付いたんです(笑)」と茶目っ気たっぷり。さらに「ジュン君はまだ若いのに、おじいちゃんみたいなところがあって、温泉に行くと、ハァーって温まったりするんですよ(笑)。そして、忙しいから仕方ないのだけど、一度寝るとクマのように動きません！」と暴露。ユンファについては「精神的に宇宙人というか、ゲームにのめりこんでファンタジーの世界に生きてるから、はやく現実に戻ってほしい(笑)」と語って笑いを誘いました。

このほかにも、抽選で選ばれたファンと韓国版「だるまさんが転んだ！」に興じ、勝利したファンに愛を告白する歌をプレゼントをしたり、大阪のクリスマスコンサートで衣装のパンツが破れた様子を再現したり、さらにはチョン・キョルと迫力のコラボを展開したり、プログラムは盛りだくさん。最後は平井堅の「瞳をとじて」をしっとりと歌い、ファンに感謝の気持ちを伝える手紙を日本語で朗読、感動のうちにコンサートが終了しました。 

※インタビューの際、読者プレゼント用にサインをいただいたところ、絵が得意というミンチョルはすらすらっと今お気に入りのキャラクターを描いてくれました。このサイン色紙をご希望の方は下記のフォームからご応募ください。

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