韓国を代表するHIPHOPアーティストでありながら、大人気番組「1泊2日」などのバライエティ番組でも活躍し、老若男女の幅広い支持を得ているMCモン。1月22日、2010年のスタートとなるファンミーティングが(株)フラウ・インターナショナル(http://
司会はMCモンの大ファンだというX-GUN西尾さん。会見場に現れたMCモンは以前会ったときのことを、「よく覚えてますよ。黄色い服でしたよね?」と語り、しばし再会を喜びあいました。
Q.初の単独公式ファンミーティングを行う心境は?
「とても緊張しています。日本できちんとした活動をしていないにも関わらず、ファンミーティングをすることに恐れ多く申し訳なさを感じています」
Q.日本の印象は?
「日本には友人が多くいるので、以前は1カ月に3、4回来ていたときもありました。韓国にいるときと同じように気楽に出掛けるので、日本の友人より美味しいお店やオシャレなお店に詳しくなって驚かれることがあります」
Q.音楽活動で大活躍だった2009年はどんな年でしたか?
「5集アルバムをリリースして、とても充実した音楽活動で多くの人に感謝した1年でした。今年はコンサートを中心に、また日本でもコンサートをやりたいと思っています。僕のコンサートでは毎回いろいろなパフォーマンスで楽しませているのですが、日本でも条件が合えば同じようにしてみたいです」
Q.アジアでのコンサートの予定が決まっていれば教えてください
「アジアツアーに関しては、まだ具体的に決まっていませんが、韓国では今年半ばから全国ツアーを予定しています」
Q.2010年はどんな年にしたいですか?
「既にいろいろ予定があって、多忙な一年になると思うのですが、今年は久しぶりに演技活動をする予定です。夏にドラマを撮影する予定で、映画のシナリオも現在検討中です。また、様々な音楽を提供したい思いもから新たに会社を設立する計画もあり、そこから日本人のメンバーを含む5人組のグループがデビューする予定です。そして、今年は3月に『1泊2日』で南極ロケがあります。バラエティ番組での活動もこれまで通りに一生懸命やっていきたいと思います」
Q.南極ロケでも外で寝泊りするんですか?
「外で寝泊りするかどうかは分かりません。3月9日に出発して15泊16日の予定ですが、現地の天候次第で30日以上滞在する可能性もあるので、ひょっとしたら外もありかもしれませんね(笑)」
Q.「1泊2日」で日本で行ってみたいところは?
「日本やアメリカに行こうという計画もありましたが、韓国の美しさを知らせるという番組開始当初からの主旨と違ってくるという意見でした。今回の南極は南極自体はどこの国にも属さない場所で、韓国の観測基地で行うためOKとなりました。しかし、日本で温泉に浸かったり、富士山や北海道に行ったりしても、高視聴率になると思いますよ」
Q.今後一緒に仕事をしてみたいアーティストは?
「韓国では一緒に仕事をしていない人がいないほど、これまでもいろんな人と仕事をしてきましたが、イ・スンチョルさんとはまだご一緒したことがないので、やってみたいです。日本のアーティストではM-floと一緒に仕事をしてみたいです」
Q.日本のファンにメッセージをお願いします
「いつも日本に来るたびに緊張のためぎこちなくなってしまうのですが、とにかく皆さんには感謝の気持ちを伝えたい。感謝!感謝!感謝!です」(と、照れくさそうな表情でした)
フォトセッションではカメラマンからのリクエストにも気さくに応じ、「1泊2日」でおなじみの”バラエティー精神”ポーズもバッチリと決めてくれました。
会見後に行われた公演では、会見中に西尾さんが語った「1時間みたら2時間見たくなる」という言葉そのままの楽しいステージとなりました。
オープニングの『狂いそう』で舞台中央MCモンがせり上がってくると、大きな歓声と共に色とりどりのペンライトが大きく揺れました。畳み掛けるように『インディアンボーイ』、『ホラーショー』とヒットチューンが続き、MCモンと共にラッパーとダンサーがステージを盛り上げます。はじまりの挨拶は日本語で「はじめまして。私はMCモンです!みなさん、あけましておめでとう!」。今回のイベントが2010年の初公式活動ということもあり、ファンに向けて新年の挨拶となりました。
「日本できちんと活動をしていないのに、今日ここに1000人以上の人が集まってくれた理由が知りたい」と語り、トークショーでは韓国の名司会者カン・ホドンをイメージした衣装で登場したX-GUN西尾さんをパートナーにファンの意識調査を実施。好きになったきっかけとして、アーティストとしての姿とバラエティ番組での姿に同じくらいの反応があることが分かると納得した様子を見せました。ディスコグラフィーとこれまでの活動を振り返り、「MCモンの“モン”は“モンキー”ではなく、韓国語で“夢”という意味で、広く大衆に伝えるMCとして、私の言葉を伝えながら夢を見せたい」という名前の由来を披露。いまやトップアーティストとして、多くの後輩たちに慕われているMCモンらしく、今回のイベントにもSG WANNA BE+、2PM、Super Juniorからお祝いメッセージが届きました。
そして、どのように楽曲を制作するのか語り、MCモン・ワールドをより楽しむためのレクチャーがあった後、再び熱いステージに。『アイスクリーム』では舞台を降りて客席に飛び出したMCモンを中心に客席が大きな輪になりました。まさに会場が一つのステージとなった瞬間でした。
ファンから贈られたメッセージカードを読み、その韓国語力にひとしきり感心した後は、日本のファンへの感謝の気持ちをこめ『サーカス』の一部を日本語で披露してくれたMCモン。予定外のアンコールにも応え、ボルテージが最高潮に達したままハイタッチ会に突入しました。今年もマルチエンターティナーとMCモンの幅広い活躍に期待することにしましょう。
■ 主 催 ㈱フラウ・インターナショナル
■ 協 力 M.A WILDDOG ENTERTAINMENT
■ 協 賛 KBS JAPAN
<セットリスト>
1.ミッチゲッソ
2.Indian Boy
3.Horrow Show
4.それでも男だから
5.君に送る手紙Part2
6.I LOVE U OH THANK U
7.死ぬほど愛してる
8.アイスクリーム
9.サーカス
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(アンコール)
10.Lucky Man
11.180