昨年、Mnetで放送され、「スカパー!アワード2009」にもノミネートされたプログラム 「ある日、何処かで…」のDVD発売を記念したイベント『2010 LIVE カン・ジファンの「ある日、何処かで…」 HAPPY NEW YEAR!』が1月30日、C.C.レモンホールで開催されました。
まずは「ある日、何処かで…」のハイライト映像が上映された後“JIHWAN IS BACK”がスクリーンに浮かび上がり、ステージ中央から白のスーツ姿でさっぱりしたヘアスタイルのジファンが雪だるまを片手に登場しました。「皆さんお久しぶりです。お元気でしたか?僕に会いたかったですか?」と日本語で挨拶すると、この日を待ちわびていたファンからは「会いたかった!」と多くの声が掛けられました。
トークコーナーでは「ある日、何処かで…」の撮影時を振り返りました。韓国ではあまり旅行をしない自分が日本で美しい自然に触れたことで、帰国後は大都会ソウルの喧騒の中にいると、後遺症のように自然がいっぱいの岩手の森をよく思い出すのだとか。旅にはハプニングが付き物で、ときにはジファンの突拍子もない行動にスタッフが振り回されることもあったようですが、牧場で初めて牛に触れたり、全員でマラソンをしたことなど全てがいい思い出になったと語りました。また、映像に合わせてジファンが語る詩的なナレーションが好評ということもあり、即興でナレーションを入れる場面もありました。
クイズコーナーでは、ジファンに旅の記憶をを試す問題が出題されましたが、ジファンにとってはいずれも簡単なもので全て正解。ご機嫌でファンの要望に応え、「ある日、何処かで…」の中でベッドの上で踊っていたかわいいダンスを再現してくれました。一方、会場のファンには「ある日、何処かで…」とジファンに関するマニアックな問題が出され、勝ち抜いた6名がさらに2チームに分かれて競い合い、勝利チームにはジファンが帰国時に必ず着用すると約束したTシャツなど、ジファンとお揃いのアイテムが贈られました。また、応援していた客席のファンには、ジファンを自分で撮影できるというプレゼントが。
イベントの終盤には、ファンの前で自身の契約問題について初めて口を開いたジファン。「今回のイベントを迎えるにあたり、ファンが来てくれるのか心配だった。空港に着いたときも怖くて、皆さんが以前のように声援を送ってくださるかどうか不安でした。心配してくださった皆さんにきちんと説明したいのですが、この場では上手く言えないこともあるかと思い、映像を用意しました」と語った後、上映された映像は「ある日、何処かで…」の旅が終わってから、一連の騒動が表面化したときまでの赤裸々な心情を吐露したものでした。役者として準備してきた作品に関われない無念さ、そして役者としてただカメラの前で演技がしたいだけなのにそれがかなわないつらさ。切実な心情を訴える姿が胸を打ちます。そして最後は「今後も役者としてカメラでのみ真実を見せる」と語り、つらく、苦しかったときに支えとなってくれたファンに感謝の言葉を捧げました。
そして、ジファンが「皆さんに早くお知らせしたくて昨夜もウズウズしていた」というのは、2月末からクランクインする映画に出演が決定したこと。とても嬉しそうに話すジファンとそれを喜ぶファンで会場は大きな拍手で包まれました。その後は、華々しくダンスを披露。やや重くなっていた会場の雰囲気を一変させ、客席から登場したり、歌を歌ったり、ファンに喜んでもらおうと一生懸命な様子が伝わってきます。時に目に涙を浮かべながらステージに立つジファンとファンの強い絆を感じさせるイベントとなりました。
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