「乾パン先生とこんぺいとう」や「コーヒープリンス1号店」など多くの大ヒット作品出演し、人気絶頂の中で入隊、昨年12月に2年間の軍隊生活を終えたコン・ユの除隊後初となるファンミーティングが2月28日(日)、パシフィコ横浜 国立大ホールにて開催されました。まずはイベントに先立ち行われた会見の模様からお届けします。

Q.除隊後初のファンミーティングですが、今の心境を教えてください
「思った以上に緊張していて、震えているのを隠している状態です(笑)。長い間、日本の皆さんにお会いする機会がなかったのですが、はやく会いたいという気持ちでいっぱいです。今日はたくさんのことは準備できませんでしたが、最善を尽くして、いい思い出を作りたいと思います」

Q.入隊中の2年間に自分の中で変化や成長したことは？
「軍隊というところは個人よりも集団行動が優先されるので、規制された状況の中で最初は辛かったり、ストレスが溜まることもありましたが、忍耐力が培われました。もし、軍隊に行っていなければ、もっと自己中心的な人間になっていたと思います。また、俳優という職業はスタッフをはじめ、気遣って面倒をみてくださる人が常に周囲にいるので、１人で何かをするということに慣れていなかったのですが、軍隊では洗濯から何から、すべて自分でやらねばなりませんでした。そういった意味でも、とてもいい経験ができましたし、自然について学ぶことができたのもよかったと思っています」

Q.入隊中に一人で出来るようになって、自慢できることはありますか？
「下着を洗ったり、後片付けをしたり、ということですね。簡単なことだし、兵役についた男性なら誰もが当たり前にやることなので、こんなことを言うのは恥ずかしいんですが、これまで家の中のことはすべて母がやってくれていたので、あまりやったことがなかったんです。ただし、問題は軍隊ではやっていたけど、除隊後はまたやらなくなってしまうということです(笑)。でも、まだ胸を張って自慢できることはありますよ。射撃やイノシシやウサギを捕まえたりとか……。この場でお見せできないものばかりで残念です(笑)。あと、環境美化や外からの偽装のために建物にペンキを塗る作業をしたときは、とても上手だと褒められました。まだまだあるんですが、韓国の男性に軍隊の話をさせると夜通し語ることになってしまうので、この辺にしておきます(笑)」

Q.入隊中に発足した日本公式ファンクラブ”With YOO”はご自身で命名されたのですか？
「はい。４～５つの候補の中からシンプルで覚えやすく、とてもいい意味が込められているので、”With YOO”に決めました。この名前のようにファンの皆さんと永遠に一緒にいれたら嬉しいです」

Q.今後の活動計画を教えてください
「実は現在、入隊前より多くの映画やドラマの出演オファーを頂いていて、驚くと同時に、とても感謝しています。まだ確定しているものはないのですが、自分としては、まず映画がやりたいと思っています。以前から喉の渇きをおぼえるほど映画に対する気持ちが強くて、入隊中もカムバック作品は映画にしようと決めていました。今は作品を選んでいるところですが、大作よりも自分が満足出来て、皆さんにも楽しんでいただけるような作品がいいかと。映画よりもドラマを見たいという声も承知していますが、ドラマは映画が終わってから、と考えています。ファンの皆さんには2年間の兵役中ずっと待っていただいたのに、さらにお待たせしてしまい、申し訳なく思ってます」

Q.今後、演じてみたい役、挑戦してみたい役は？
「以前は強い男、悪役、サイコパスのようなキャラクターに惹かれていたのですが、兵役を終え、また年齢も重ねて考え方が変わったせいか、少しキャラクターを見る目が変わりました。今はファンの皆さんに好んでいただけるような、僕自身も共感できるようなキャラクターを演じたいと思っています。いろんなシナリオの中からキャラクターよりも作品全体の完成度が高いことを念頭に置いて選んでいるところですが、最近観た映画で『500日のサマー』のような作品がいいなと思っています」

会見後に行われたイベントでは5000名のファンが帰ってきたコン・ユを迎えました。海中をイメージしたステージセット上の大きなバルーンが弾けて現れたのは、犬のぬいぐるみを持ったコン・ユ。会場を埋め尽くした多くのファンの姿に驚きの表情を見せた後、ファンからのサプライズプレゼントで客席にメッセージが現れると、さらに涙で目を潤ませます。2年間の入隊期間を経て、約3年ぶりとなる再会をコン・ユもファンも共にひとしきり喜び合いました。

今回のイベントはMCの椎名由紀さんの他にスペシャルMCとして、コン・ユの大学時代の同級生である金景太さんが登場。コン・ユは除隊した翌日から1週間ほど日本に滞在し、景太さんと共に箱根に行ったりしていたとのこと。楽しい旅行の写真や幼少からデビュー前までの写真を見ながら、親友ならではのぶっちゃけトークに花が咲きます。また、学生の頃に2人で一緒によくカラオケで歌っていたというイ・ジフンの『人形』をアカペラで披露、見事なハモリも聴かせてくれました。

イベント後半には、コン・ユの歌の先生である韓国屈指のR&Bグループ「BROWN EYED SOUL」のメンバーであるチョンヨプがゲストで登場。コン・ユと「Nothing Better」をデュエットし、圧倒的な歌唱力でその歌声を初めて聴くファンを魅了しました。

そして、ステージ上で最後の挨拶の後、VTRが流れてイベント終了かと思いきや、VTRの中でコン・ユが「このVTRの後に再び歌います！」と予告。最後まで盛りだくさんな内容で公演予定時間を大幅に超える約4時間近くの楽しいイベントとなりました。「生まれ変わっても、コン・ユという俳優でありたい」と語ったコン・ユの一日も早い復帰作の便りが待たれます。

コン・ユセットリスト

＊タイトル未定（新曲　チョンヨブがコン・ユの為に作った曲

チョンヨブセットリスト

＊Luther Vandross(ルーサー・ヴァンドロス）
＊Hello

コン・ユ&チョンヨブデュエット
＊Brwn Eyed Soul「Nothing Better」

＜ファンクラブ情報＞

・コン・ユ　ジャパンオフィシャルファンクラブ　～With YOO＝　（～With YOO～）
　http://gonh-yoo.jp　（http://gong-yoo.jp)
　問合わせ先：コン・ユ　ジャパンオフィシャルファンクラブ事務局
　mail：gong-yoo@cjmj.jp
 

＜ファンミーティング放送情報＞
　・ファンミーティングの模様は、韓国100%エンターテインメントチャンネル Mnetにて
　　4/17(土) 午後11:00～深夜0:30　に放送決定！