昨年8月1、2日のソウルコンサートを皮切りに日本、台湾、中国、香港、そしてタイを回るアジアツアーを敢行したSS501。それぞれの国に合ったパフォーマンスを準備するなどファンとのふれあいを大事にし、各会場で満席を記録したアジアツアーはメディアにも大きく注目され、話題を独り占めしました。そこでSS501は2月27、28日の両日、これまで応援してくれたファンへの感謝の気持ちをこめ、ソウルで「PERSONAアジアツアー」アンコールコンサートを開催しました。

パク・ジョンミン　　キム・ヒョンジュン　　キム・ヒョンジュン（リーダー）　ホ・ヨンセン　　キム・キジョン

 コンサートに先駆けた27日の記者会見では、メンバーがこれまでのアジアツアーを「SS501がより成長する契機となった」「アジアのファンの熱い声援をうけて自分たちがもっとがんばっていかなければならないと思った」などを振り返り、「ツアーを通して得たものを今回のアンコールコンサートにぶつけたい」「アンコールコンサートのために衣装を新調し、ソロステージに変化を持たせたり楽曲を変えたりと、これまでとは違う一面を見せたいので楽しみにしてください！」と期待感を高めました。

 さて、いよいよアンコールコンサートの幕が開け、オープニングは新しい衣装で『Deja Vu』をパワフルに披露、「久々に韓国語で話せてうれしい」｢6ヶ月間、各国を回り、初のアジアツアーが無事に終わった。ツアーを成功に導いてくれたファンのみんなありがとう｣と口々に感謝の気持ちを述べると、ファンから大声援が起こりました。ソロステージの前にミニアルバムから『Obsess』を息の合ったダンスで。初めて見せてくれたパフォーマンスにファンは熱狂的な声援で応えました。リーダーのキム・ヒョンジュンは「去年のコンサートの時にはまだアルバムがリリースされてなかったけど、今はリリースされたから是非アルバムの曲を聞いてもらいたいと思った。『警告』じゃないからってがっかりしてないよね？」とお茶目なＭＣもはさみ、会場を沸かせました。

ソロステージの最初を飾ったのはマンネのキム・ヒョンジュン。「ただでは済まさないマンネのステージ」というリーダーの紹介通り、バラードとダンス曲の2曲をしっとり、そしてかっこよく歌い上げました。つづくキム・キュジョンは白のトレンチコートに身を包み『Never Let You Go』のアレンジヴァージョンとソロ曲『Wuss Up』を。3番目に登場したパク・ジョンミンは、事務所の後輩であるKARAとRAINBOOWとのコラボレーションで前回とは違うステージを見せました。

続くジョンミンは自分が作詞したRAINBOOWの『Kiss』を愛嬌タップリに披露。リードボーカルのホ・ヨンセンのソロステージを前にメンバーたちは、「ヨンセンが最近運動をはじめたんだ。息も2倍速でするくらいなのでチッセン（シャツを破くヨンセン）が見られるかもしれないのでお楽しみに！」など楽しいトークで紹介、ヨンセンのソロパフォーマンスが始まりました。ヨンセンは憧れの先輩でもあるソ・テジの曲を当時のダンスを再現して生バンドで披露。それから『Find』のロックヴァージョンでボーカルの力を見せつけました。

ソロステージの最後はリーダーのキム・ヒョンジュン。こちらはほかのメンバーと違って『Be My Girl』の1曲でしたが、曲のアレンジを変え、「SS501」の番号札をつけた真っ赤なバイクで登場。今回はチッチュン（シャツを破くヒョンジュン）ではなくポッチュン（シャツを脱ぐヒョンジュン）でした。割れんばかりの黄色い歓声が上がったのは言うまでもありません。

   5人それぞれ工夫を凝らし思いを込めて準備したソロステージが終わり、再び5人そろってアルバムの曲を歌う場面に。28日にちょっとした感動的なイベントがありました。『えんどう豆』の前に、会場が暗くなって『世界の翼』が流れ、ファンからメンバーに贈る映像がスタートしたのです。アジアツアーを成功裏にやり遂げたメンバーへの応援のメッセージでした。これまでS501が歩んできた道を映像にして最後に<私たち+SS501=幸せ>というメッセージを送ります。

ファンのメッセージを見たメンバーは、感極まって涙……。ジョンミンだけ「僕は進行しなくちゃいけないから泣かない！」とジョークを飛ばしますが、メンバーの涙にファンたちも思わずもらい泣き。感動的なシーンとなりました。メンバーからもファンに｢5年という歳月は長くも短くもある時間だけど、僕たちをずっと見守って応援してくれてありがとう、みんなのことを忘れず、心に刻んでこれからもがんばります｣と感謝の気持ちを伝えました。そしてメンバー全員で「ファイト！」と声をひとつにして、ファンソング『えんどう豆』を捧げました。

アンコールでは明るい曲に乗り、メンバーもダンサーもファンもみんなで水をかけ合い、ファンとの別れを惜しみながら、初めてのアジアコンサートは大成功で幕を閉じました。最終日の28日には、アンコールの最後にキュジョンの誕生祝いにケーキが登場するサプライズも。みんなでバースデーソングを歌い、樽に水を溜めて無理やりキュジョンを入らせたり、ギュジョンがファンからもらったキャンディーをスタンドに振り撒いたりして盛り上がり、楽しいバースデーパーティーとなりました。

日本をはじめアジア各地で大人気のSS501のアンコールコンサートは、ミニアルバム『REBIRTH』の全曲披露、変化を持たせたソロステージ、そしてメンバーを泣かせたファンからのサプライズで、笑いあり、涙あり、感動あり。ダンスに魅せられ、歌に心打たれる魅力的なパフォーマンス満載で、観客を自分たちの世界に引き込む貫禄のコンサートでした。

Luffy

＜セットリスト＞

・ Deja Vu　
・ Unlock
・ Obsess
・ 4chance
・ 君を歌う歌
・ キム･ヒョンジュン（末っ子）ソロ　2曲　
・ キムキュジョン　ソロ
・ Again
・confession
・ 僕の頭が悪くて
・ パク・ジュンミンソロ
・URMan
・ホ・ヨンセンソロ2曲
・キム･ヒョンジュン（リーダー）　ソロ
・Wasteland　
・ハルマン（一日だけ）
・えんどう豆
・Love Like This

アンコール

・Snow　prince
・弱虫
・ByeBye

＜ソロパフォーマンス＞
1．キム・ヒョンジュン（末っ子）
ジョン・ヨブ　－　｢お元気で｣
新曲　－　｢GIRLS｣
2．キム・キュジョン
　　　｢Never Let You Go｣、｢Wuss Up｣
3．パク・ジョンミン
27日：KARAのパク・ギュリとデュエット｢してはいけない｣
　　　｢KISS｣(RAINBOWの新曲、パク・ジョンミン作詞)
28日：｢僕だけですか｣
　　　同じく｢KISS｣を RAINBOWと披露
続いて、KARAとRAINBOWの舞台
　　4．ホ・ヨンセン
　　　　ソテジ　－　｢僕たちの思い出｣
　　　　｢Find｣(ロックバージョン)
　　5．キム・ヒョンジュン(リ－ダー)
　　　　｢Be My Girl｣



<ホ・ヨンセンのソロ曲-｢僕たちの思い出｣最後のメッセージ>

때로는 지치고 너무 힘이 들어서 주저앉고 싶을 때가 있었어
즐거웠던 일들보다는 아프고 괴로웠던 기억만이 가슴에 새겨져 있었지
하지만 그럴 때마다 너희들을 생각해
우리에게 커다란 사랑을 안겨주는 너희들이 있기에
우리는 다시 일어서서 힘을 낼 수 있었던 거야
지금 우리의 마음이 하나가 된다면
우린 영원할 수 있겠지
자 오늘 이런 축제의 밤 지금 이순간 우리들의 만남이
소중한 기억으로 간직되길 바라며
우리의 소중한 친구 바로 너희들에게 말해주고 싶어
사랑해

時によって疲れ果てては、立ち直れそうにない時もあった。
楽しかったことより、傷ついた思い出だけが胸に刻まれたりもした。
だけど、そういう時は、君たちの事を思う
僕らに大きな愛情を注いでくれる君たちがいたから
僕らはもう一度力を奮い出すことができた。
今僕らの気持ちがひとつになるならば
僕らは永遠でいられるだろう
さあ、今夜の祝祭の日、僕らの出会いが
かけがえのない大切な思い出になることを願い
僕らの大切な友達である君たちに伝えたい。
サランヘ(愛してる)


<リーダーヒョンジュンのソロ曲- ｢Be My Girl｣最後のメッセージ >

My Girl, 이젠그만헤어져야할것같아
너에게해주고싶었던마지막인사는아직도난너를사랑하고있어
그리고나정말사랑받고싶었어
하지만이것이진실인것같아
알아? 진실은바로
영원히안녕내사랑

My Girl, もうお別れだね
君へ届けたい最後の挨拶は、
僕はまだ君の事を愛している。
そして、僕は心底愛されたかった
だけど、これが真実のようだ
わかる？真実とは…
永遠にさよなら。僕の愛

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