花より男子~Boys Over flowers ラストイベント -卒業-

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 4月25日17:00、10分遅れでスタートしたイベントは、テーマソングであるT-max の「Paradise」によって華やかにスタート。オープニングから 全員stand upの盛り上がりを見せた。 


続いて牧野 つくし役を演じたク・ヘソンがスポットライトに照らされたステージセンターから登場。大歓声の中、「最も美しい出会いは、ハンカチのような出会い。つらい時汗を拭き、悲しいときは涙を拭いてくれるから・・・皆さんは、『花より男子』のどんな台詞が胸に残っていますか?」とドラマのセリフを朗読。

「いい知らせと悪い知らせ、どちらから聞く?今日は卒業式だから・・・悪い知らせはナシだな」と西門 総二朗ことキム・ボム

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ドラマ初出演で美作あきらを演じたキム・ジュンは「あなたと踊る名誉は私に与えてください。あ…今日は、ダンスはないのかな?」と甘く囁き、客席の心をわし掴みに。

最後に登場したのは道明寺司を演じたイ・ミンホ。「F4として伝えることがある!今日は卒業式だ、楽しんでくれ!」出演者たちのドラマでの名言セリフの朗読により、会場は一気に花男一色に。

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興奮高まる会場では早速トークへ。「花より男子はあなたにとってどういう作品でしたか?」というMCの質問がされた。出演者達はそれぞれ「非常に大切な作品です」(キム・ボム)、「初演技で恥ずかしかったですね」(キム・ジュン)、イ・ミンホはちょっとおちゃらけ「髪型が個性的だったでしょう?」(イ・ミンホ)と答え、会場を沸かせた。

また「制服を着た感想は?」という質問に対し、ク・ヘソンが「高校を卒業してから着る機会がなかったからとても嬉しかったです。」と笑顔で述べた。

 続いて行われたのは神話学園の卒業式。校長代理のMCイ・ユミより出演者に卒業証書が渡され、下記のとおり内容が読み上げられた。

 

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道明寺 司 殿

あなたは本校の輝かしい顔として、広くアジアにF4旋風を広め、ことわざはさておき、本校所定の課程以上に、人生の深さを学び、修了したことを証し、ここに卒業証書を授与する
牧野 つくし 殿
あなたは常に正々堂々、雑草魂にのっとり、F4に広く庶民の心を知らしめ、本校の課程以上の活躍をしたことを証し、ここに卒業証書を授与する
西門 総二朗 殿
あなたは世界的な陶芸家としての才能を発揮するとともに、本校の課程にはない、女性美の発掘にまで貢献したことを証し、ここに卒業証書を授与する
美作 あきら 殿
あなたは常に、友人たちの危機を救い、本校生徒に、時には、拳による早期解決も重要であると知らしめたことを証し、ここに卒業証書を授与する


出演者は卒業証書を受け取るとそれぞれ晴れやかな笑みを浮かべた。
キム・ボムが「仕事があり卒業式に参加したことがないから、今日の卒業式に参加できてとても嬉しいです。」と感激の面持ちで感想を述べると、会場は感動に包まれた。
また出演者のサイン入り賞状が抽選で客席にプレゼントされることが発表され、会場にいたファンからは歓声が上がった。

ファンの胸を熱くした卒業式の後は「卒業式にともない辞めたこと」についてトークが始まった。イ・ミンホは韓国で現在放送されているドラマ「個人の趣向」の多忙なスケジュールから「寝ることから卒業しました」と話し、会場を笑いの渦で包みこむ。
 

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4人の出演者によるトークが行われた後は、一人ずつのトークが行われた。
トップバッターはキム・ボムによる歌のステージ。優しい声で『イブの夜』を熱唱、会場はム・ボムの声に酔いしれる。歌手と俳優業をこなすキム・ボムは、現在日本でも放映中の『My Dream』や『飛翔』の撮影秘話について語った。

ドラマ『My Dream』において「酷な撮影や役づくりで花より男子の撮影時より8kg体重が減りました」と語り会場を驚かせたほか、映画『飛翔』の時のエピソードとして「ホスト役を純粋な気持ちで演じることが出来ました」と述べた。トークの最後にはドラマ『恋愛マニュアル ~まだ結婚したい女』について語り、ドラマの役では相手役の女性と10歳年齢が違う設定だが、実年齢はもっと離れていることを明かした。前回の来日時より更に大人っぽく、知的な印象を残したキム・ボム。どんどん新たな作品に挑戦する彼の存在感を感じさせるトークとなった。

続いて登場したのは、女優業のみならず監督・脚本など多岐にわたる活動をし、才能を開花し続けている女優ク・ヘソン。

左右から照らされたスポットライトを浴びながら透明感溢れる姿で登場し「산다는 건 다 그런 게 아니겠니(サンダヌン ゴン ダ グロンゴ アニケッニ:人生には色々なことがある) 」を熱唱。
イベントの冒頭に行われたトークで、イ・ミンホが「寝ることから卒業した」と述べたことを受け、ク・ヘソンは寝ることから卒業していないのか?というMCの質問に対し、
「私はゆっくりと寝ています」と微笑ましい言葉で返し、会場を笑いで包んだ。
「体型は細くて華奢だが、多彩な活動のバイタリティーはどこから来ているのですか?」というMCの質問に対しては、「つくしを演じたことのパワーからきています」と回答、会場から拍手喝采を浴びた。

イ・ミンホは現在撮影中のドラマ『個人の趣向』について語った。撮影秘話として「ゲイになるために何か約作りのために努力したことはありますか?」という質問に対し、「ゲイではなく、ゲイに誤解される役なので特別な役づくりはしていないんですよ」と述べ、余裕を感じさせた。『個人の趣向』にキャスティングされたときの話として、「ある会場で僕が男性のネクタイを直したことがきっかけとなり、番組出演の話をいただきました」と述べた。共演女優ソン・イェジンとのキスシーンの話も飛び出し、会場のイ・ミンホファンを大いに喜ばせた。

次に、『花より男子』テーマソングを歌い大ブレイクしたT-maxが登場。『Say yes』『Bang Bang Boom!』『To empty』など、それぞれの楽曲に合わせ会場中のペンライトが前後に揺れ、大きな盛り上がりを見せた。
全5曲を歌ったT-max。その明るい曲調と軽快なトークから幅広いファン層から支持されていることが伺えた。

T-max退場後、突然LED画面にSS501キム・ヒョンジュンが登場。一際大きな声援が沸きあがる。「今日は埼玉でライブをしています。でも会場にいるみなさんは来れませんよね」とちょっぴり辛口なコメントで笑いを誘った。また、「撮影時には寒さとの戦いで、ラップを体に巻いて撮影に望みました」という撮影秘話のエピソードを披露、会場からは驚きの声が上がった。残念ながらイベント欠席となったものの、キム・ヒョンジュンらしい強い印象を残した。

 

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いよいよメインハイライトとも言える『花より男子』メモリアルコーナーへ。公式サイトのメンバーから抽選で選ばれたファン代表の24人から、出演者4名へ感謝の気持ちを込め花の贈呈が行われた。出演者は握手やハグをするなどファンサービスを絶やさず、会場からは羨望のため息が漏れた。

メモリアルコーナーでは、「ぶっちゃけトーク」と題されたトークが行われた。
「誰が撮影中に寝ていたか?」という質問に該当したのは、満場一致でキム・ジュン
「眠かったり、おなかがすいたりすると機嫌が悪くなる人」はク・ヘソン
「一番印象が変わった人」はキム・ジュンであった。

コーナーの終了後、イ・ミンホが舞台の閉幕を見届けずに帰国しなければならないことが発表され、客席からは帰国を惜しむ声が上がった。
 

 

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続いて輝く姿で現れたSHINee。彼らの登場で会場は興奮と熱気に包まれた。
『お姉さんは可愛い(Reply)』、花より男子OST『Stand By Me』、『Ring Ding Dong』
を3曲続けて披露し、クオリティーの高いダンスと歌唱力で会場を一気に熱狂の渦に巻き込んだ。

エンディングでは出演者が再度勢揃いしファンに挨拶。ファンからステージに向かい、「卒業おめでとう、今までありがとう」という声が投げかけられると、キム・ジュンが感激で瞳を潤ませ、感動したファン達も思わず涙。会場中が感動に包まれた。

名残おしそうにステージを去る出演者達。会場からは惜しみない拍手が送られ、大きな声援の中『花より男子~Boys Over flowers ラストイベント -卒業-』は幕を閉じた。

イベントタイトル:花より男子~Boys Over flowers ラストイベント -卒業-
開催日:2010年4月25日 開演17:00 終演19:20
開催場所:パシフィコ横浜国立大ホール
来場者数:5000名
MC:イ・ユミ、ジョージ・ウィリアムズ
出演:ク・ヘソン、イ・ミンホ、キム・ジュン、キム・ボム、T-max、SHINee

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