アン・ソンギ、ク・ヘソン、沢村一樹来場! ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2010

米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF& ASIA)」が、6 月10 日(木)から20 日(日)まで表参道ヒルズ スペースオーほかにて開催されます。初日の10日、オープニングイベントとして2010 年の話題賞と特別賞の授賞式が行われました。

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司会には映画コメンテーターとしておなじみのLiLiCoを迎え、オープニング上映の後、話題賞の授賞式へ。受賞したのは、韓国版『花より男子』のクム・ジャンディ(牧野つくし)役で日本でも大人気の韓国女優、ク・ヘソン。『花より男子』つながりということなのでしょうか、プレゼンターは、日本版『花より男子』で美作あきら役を演じた阿部力(あべつよし)でした。
 
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阿部力「ク・ヘソンさんは、初めてメガホンをとった『愉快なお手伝い』で受賞されました。この映画祭で海外の作品が選ばれるのは初めて。ヘソンさんから、この作品について、ひと言お願いします」
ク・ヘソン「映画を作っている間はとても楽しい時間でした。多くのスタッフと会議を重ね、人間の矛盾を表現してみようと思いました。本日は本当にありがとうございました」
LiLiCo「おふたりとも『花より男子』に出演されてますね」
阿部力「不思議な感じです。台湾版『花より男子』が最初に作られましたが、その時は台湾にいたのでリアルタイムで観ていましたし、まさか自分が日本版の『花より男子』に出演するとは思いませんでした。そしてきょうは、韓国版『花より男子』のつくし役のク・ヘソンさん同じステージに立てました。本当にうれしく、誇りに思います」
ク・ヘソン「阿部さんは本当にかっこいいですね。お会いできて光栄です」
 
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ク・ヘソン監督作品『愉快なお手伝い』は「アジアインターナショナル部門」特別招待作品として上映されます。

さらに本年度は、メディア、映像業界において多大な貢献をされた方に、特別賞が贈られることに。特別賞は、かねてより監督を熱望していたという俳優の沢村一樹が受賞しました。

沢村一樹「ク・ヘソンさんは色白で綺麗でしたね。僕はかねてから監督をやりたいと思っていて、今回夢がかないました。僕が監督ということで期待された方も多いと思いますが、R指定ははずさせていただきました(笑)。実は本当はアクション映画を撮りたかったのですが、いろいろ打ち合わせをした結果、最終的にラブストーリーになりました。みなさんのおかげで無事に撮影ができ、すごく楽しかったです。またぜひやりたいです。本当にありがとうございました」
 
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プレゼンターには美女モ(美女暦モデル)が登壇。沢村一樹が「この美女達は僕のために集められたのですか? 次回は美女のみなさんでR14ぐらいの映画がつくりたいですね」とコメント、会場が爆笑の渦に包まれ、盛り上がりました。沢村一樹が初監督を務めた「WOWOWオリジナルドラマ“ブカツ道”より 『パシュっとな!』」は、成海璃子出演の青春映画で、「NEO JAPAN プログラム(日本人監督奨励プログラム)」特別招待作品として上映されます。
 
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続いて、SSFF & ASIA代表の別所哲也が「映画を作るのは大変なことですが、ショートショート フィルムフェスティバルは若手の監督の登竜門でもありますし、私が携わって今年で12年目となりました。ここから世界の映画祭でも活躍できる監督を排出したいと思っています」と挨拶。韓国最大のアシアナ国際短編映画祭と連動する「日韓観光振興プロジェクト」藤本政務官の挨拶へと続きました。
 
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さらに、アシアナ国際短編映画祭実行委員長を務める、韓国映画『シルミド』で日本でも有名な国民的俳優アン・ソンギが登壇。次のようにスピーチしました。
アン・ソンギ「このように映像で立派に紹介してくださりありがとうございました。今日は俳優ではなくアシアナ国際短編映画祭の実行委員長として来ました。SSFF & ASIAには、5年前から協力してきましたが、私どもの映画祭も今年で8回目となり、今では韓国を代表する短編映画祭となりました。これからも2つの短編映画祭が力を合わせて映画の未来を担い、映画産業の発展に貢献していきたいと思います。今日はお招きいただき本当にありがとうございました」

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SSFF & ASIAの上映スケジュール詳細は、オフィシャルサイト(http://www.shortshorts.org/2010/)でご確認下さい。

◆話題賞(Spotlight Award)

ショートフィルムにて世間より多くの注目を浴び、多くの影響と普及に貢献された方に、映画祭実行事務局より贈られる賞。
2003 年新設。
話題賞 歴代受賞者
2009 年 土屋アンナ監督
2008 年 オムニバスショート「R246 STORY」
(浅野忠信監督、中村獅童監督、須藤元気監督、VERBAL〔m-flo〕監督、
ILMARI〔RIP SLYME〕監督、ユースケ・サンタマリア監督)
2007 年 松田聖子(歌手)、ケイン・コスギ(俳優)
2006 年 ゴリ〔ガレッジセール〕監督
2005 年 桃井かおり(監督/女優)
2004 年 小雪(女優)
2003 年 椎名林檎(ミュージシャン)
 
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◆特別賞(Special Mention Award)
ショートフィルムを通じて、メディア、映像業界において特別な貢献をされた方に映画祭実行事務局より贈られる賞。
2010 年新設。
映画祭公式サイト:http://www.shortshorts.org/2010/
Twitter:http://twitter.com/s_s_f_f
 

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▼ショートショート フィルムフェスティバル & アジア について
米国アカデミー賞公認、日本発アジア最大級の国際短編映画祭。
1999 年、東京原宿で映像王国ハリウッドに集まったショートフィルムを紹介する映画祭としてスタートして以来、有名監督の初期短編映画や、若手映像作家が産み出した作品など、これまで700 本以上にも及ぶ作品が、世界50 以上の国や地域から日本に紹介されています。
2004 年には、米国アカデミー賞の公認映画祭として認定を受け、本映画祭でグランプリを獲得した作品は、次年度米国アカデミー賞のノミネート対象となります。また、映画祭開催初年度から毎年ジョージ・ルーカス監督に応援いただくなど、世界中の映画人から愛される映画祭として成長を遂げてきました。年々規模が大きくなる本映画祭は、現在ではアジア最大級、日本で唯一の米国アカデミー賞公認短編映画祭として、明日の映像文化を担う若手映像作家、監督たちの世界へつながるゲートウェイを創出しています。(www.shortshorts.org

■一般のお問い合わせ先
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)事務局
TEL:03-5474-8844

 

 
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