韓国で最高視聴率が30%を超えたドラマ『僕の妻はスーパーウーマン』をはじめ、出演作品が次々と日本で放送され、歌手としても今年3月に『最後の雨』で日本デビューを飾り、大きな注目を浴びているユン・サンヒョン。6月24日、C.C.Lemonホールにて、セカンドシングル『誓い』発売記念イベント「ミニライブ＆ハイタッチ会」を開催しました。イベント開始前に行われた会見の様子をお届けします。
Q.セカンドシングル『誓い』をリリースした感想は？
「1枚目のシングルが出た時は、生まれたばかりの赤ちゃんのようでした。イベントで歌ったり、記者会見をしたり、すべてが新しい経験で、とても新鮮でしたが、今回は、これが自分の仕事なんだという意識に変わりました。それだけに頑張らなければならないという気持ちが強いですね。今回は夏を意識して、テンポの速い曲も収録されています。これまではスローなバラードが多かったので、ファンの皆さんの反応が少し心配ですが、たくさん聴いていただきたいという願いを込めて作りました」
Q.『誓い』のレコーディングで苦労したことは？
「やはり日本語の発音ですね。まだ日本語がそれほどよく解らないので、歌詞の内容を理解するのが大変で、どうしてもメロディー重視のレコーディングになってしまいました。今後は日本語、日本の文化もきちんと理解できれば、もっと感情表現がうまくできると思います」
Q.前作の『最後の雨』に続き、今回も『ふたりの夏物語』をカバーされています。日本の曲をカバーしようと思ったのはなぜ？
「夏にピッタリな曲で、初めて聴いたとき、とてもいい曲だなと感じました。いい曲だあ、ぜひ歌ってみたい、という気持ちが大切だと思うんです。1985年の曲ですが、とても洗練されていて、盛り上がる曲だと思ったので、僕の方から歌いたいと提案させていただきました」
Q.今後もカバー曲を取り入れていきたいですか？
「（日本語で）ハイ、ソウデスネ。日本で夏といえば、”TUBE”と言われていると聞いたので、ぜひTUBEさんの曲をカバーしてみたいです。『シーズン・イン・ザ・サン』など、いいですね！ 玉置浩二さんや久保田利伸さんの曲も好きです。日本にはいい曲がたくさんあり、カバーしたい曲がたくさんあるので、これからもカバー曲は歌っていきたいと思います」
Q.日本でデュエットしたい歌手は？
「う～ん、言ってもいいのかな？ 宇多田ヒカルさんです。大ファンなんです(笑)。それから広瀬香美さんと綾瀬はるかさん。（綾瀬はるかさんは女優ですが？と言われると）一緒に歌ってみたいというか、共演したいです(笑)」
Q.『夏のトランク』を作詞作曲された広瀬香美さんと先週お会いになったそうですが、印象はいかがでしたか？
「レコーディングが終わった後、どんな人だろうと思い、広瀬さんの音楽をたくさん聴き、PVも観たのですが、とても歌がお上手な方だと思いました。直接お会いしてみると、少し気が強そうで(笑)。でも、とても親切で温かく、ユーモアに溢れている方で、お会いできてとても光栄でした」
Q.自分の曲が日本の携帯電話で配信されていることについて、どのように思いますか？
「韓国でも曲がリリースされると、携帯電話の着信音に設定できるというサービスがありますが、僕の『最後の雨』が日本で配信されていると知ったときは、不思議な気持ちでした。さきほども言いましたが、日本での一つ一つの体験が新鮮なんです。今回のセカンドシングルは朝の目覚まし時計にピッタリの曲、『誓い』は、愛する異性からの着信音にピッタリだと思いますよ！」
Q.今年の夏にやりたいこと、挑戦したいことは？
「旅行に出かけたいですね。モンゴルやカザフスタンに行ってみたいです。車で日本の端から端まで旅行する計画も立てているのですが、ドラマの撮影に入るので、実現は難しそうです……」
会見後に行われたミニライブでは、タイトル曲『誓い』の他3曲を披露、甘い歌声でファンを大いに魅了しました。また、トークコーナーではレコーディングの様子などを中心に話す中、ファン待望の次作ドラマ出演決定や秋にアルバム発売予定といった嬉しいお知らせもありました。続くタッチ会では、ミニライブ終了直後の興奮冷めやらぬファンの熱い思いを、汗だくになりながら真正面から受け止めているサンヒョンの姿が印象的でした。今年後半も俳優、そして歌手として、活躍する姿を見せてくれるに違いありません。
