昨年9月に東京ドームで開催されたペ・ヨンジュン執筆「韓国の美をたどる旅」出版イベントに出演し、ポジャギ(風呂敷)アートで5万人の観衆を魅了した、韓服デザイナーで、ポジャギ(風呂敷)アーティストでもある、ライフスタイリスト イ・ヒョジェ先生を迎え、7月9日から11日までの3日間、シネマアート六本木で、「ヒョジェ1st チャリティーイベント~ヒョジェの部屋~」が開催されました。それでは7月10日の様子をお届けします。
会場へ入場の際に“桑の葉のお茶”が配られ、早くもヒョジェ先生の心遣いを感じながらイベントがスタートします。まずはスクリーンにて、ヒョジェ先生の仕事の様子が流れ、会場の「先生」という呼びかけで、いよいよ登場。「みなさん こんにちは。私のこと、覚えていますか?9月の東京ドームと同じ服を着てきました。」と挨拶すると、会場から暖かい拍手が起こりました。
ポジャギの魅力とは?
ポジャギの魅力は、濡れているもの以外は全て包めるということです。今日はみなさん遠くからはるばる来て下さいました。愛さえあれば関係ないのですね。ポジャギの”全てを包む”ことと、”愛”とは一緒ではないでしょうか?
日本の風呂敷と韓国のポジャギ風呂敷の違いは?
日本の風呂敷は柄がはっきりしています。韓国のポジャギは色がはっきりしていますが、柄はじっくり見ないとわからないのです。韓国人を理解するのに時間がかかるのと同じです。私とも、何回も何回も会って、じっくり付き合ってみてください(笑)。
自由ケ丘にヒョジェ先生のお店ができるそうですが?(会場からの質問)
はい。秋頃にオープン予定ですよ。私はアジアを一つにするのが夢なんです。私達主婦が一つになればアジアが一つになると思いませんか?
ヨン様はヒョジェ先生のどこが好きなんでしょう?(会場からの質問)
楽なんでしょう(笑)。「先生」と言ってやってきます。家族愛を感じてくれているのだと思います。彼はいつ結婚するかわからないですが、それまではリラックスできるような場所を提供したいです。
ポジャギ(風呂敷)講習会では、あらかじめ参加者全員に配布されていた色とりどりのポジャギでバッグをつくったり、会場のお客様をステージに招いてポジャギで帽子とチョーカーをつくり、お客様をドレスアップしてファッションショーを開催したり。オークションではヒョジェ先生とおそろいのブラウスやお手製のスカートなどが出品されました。あれよ、あれよという間に落札されていき、会場は熱気でいっぱいとなりました。この収益は日本テレビ24時間テレビに全額寄付されるそうです。先生の好きな詩の朗読に癒され(詩は公式ブログでダウンロードができます)、最後はヒョジェ先生との握手会で楽しいひとときを過ごしました。夜はヨガマットで休み、食事は黒ゴマと黒豆をミキサーにかけ、ご飯にまぜて、キムチとともに一日5食を食べるという先生。「自分には子供がいないので、すてきなおばあさんになりたい。自分を誉めて暮らしています。30年後、みんなで老人ホームに入って、お互い老けたね、と笑って過ごしましょう」と明るく話すヒョジェ先生のライフワークに今後も大注目です。
●ヒョジェ日本公式ブログサイト「ヒョジュの部屋」OPEN!
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●「韓国の美をたどる旅」公式ツアー http://