書道パフォーマンス×青春をテーマに、ダンスと映像で魅せるエンターティンメントミュージカル「絆-少年よ大紙を抱け」にK-POP界のスーパースターSS501のパク・ジョンミンが友情出演、話題を集めています。アジアンハナでは、11月18日(木)の初日、本公演前のゲネプロにお邪魔し、ミュージカルスター=ジョンミンの様子を取材してまいりました。
イケメン揃いの明るい全日制学生と、問題だらけで個性の強い定時制の学生たち。Leadの鍵本輝、古屋敬多らが織りなす青春ストーリーが、躍動感あるダンスと歌で綴られていきますが、新国立劇場中劇場は客席と舞台がとても近い作りで、臨場感もたっぷり。ジョンミンの役どころは韓国人留学生ジョンソル、卒業前に披露したパフォーマンスがきっかけで歌手デビューを果たした彼らのあこがれの先輩という設定です。初登場は、伝説のパフォーマンスの回想シーンでしたが、クールなダンスに乗せ、「会いたくて会いたくて」と思い入れたっぷりに歌い上げるジョンミンに、本番ではきっと大きな歓声が上がるに違いありません。日本語の発音も明瞭で、切ない歌詞の内容がストレートに伝わってきます。
2回目は、ちょっとハードなダンスで登場。いつもより黒くストレートな髪が、シャープな印象を与えます。1幕の出番はこの2回でしたが、強烈な印象を残して2幕へ。先生と国際電話で会話する場面では、セリフもふんだんに。ちょっと舌足らずな日本語が、韓国人留学生という役にピッタリな話しぶりでした。いつものジョンミンはもっと日本語が流暢なので、絶妙な演技なのだと思われます。また、ゲネプロは関係者しか観ていなかったにもかかわらず、しっかりセリフで笑いを取っていたあたりは、さすがジョンミン。2幕では、このほか、先生と2人のダンスシーンなどもありました。
エンディングの大合唱に参加した後、最後のステージではLeadや他の共演者と共に、マイクを握って歌い、ダンスを披露するシーンもありました。出演者紹介ではトリを務め、貫禄さえ漂わせていたジョンミン。いつもと一味違ったパフォーマンスがとても新鮮な舞台でした。
「絆-少年よ大紙を抱け」は11月23日まで全8公演が予定されています。ストーリーやキャストなど、詳細は公式HP(http://www.enter-tm.com/)でご確認ください。
Lead( 鍵本輝)
Lead(古屋敬多)
Lead( 中土居宏宜)
Lead( 谷内伸也)
「絆-少年を大紙を抱け」
会場: 新国立劇場中劇場
料金: S席7,500円/A席6,500円(税込)
出演者: 鍵本輝、古屋敬多、中土居宏宜、谷内伸也(以上、Lead)、
松尾伴内、彩輝なお、パク・ジョンミン(友情出演)ほか
主催: フジテレビジョン
企画/制作: 絆制作委員会
公式ホームページ: http://www.enter-tm.com/