ジョセフは手で大きくハートをかたどる振り付けが印象的な「暢一首歌（Joe’s singing for you）」でステージの端から端まで所狭しと動き回ります。10月に行われたAsia Music Summit feat. avex taiwanが日本での初パフォーマンスだったというのが嘘のように堂々たるステージングで、歌手としてのキャリアは浅くても、さすが数々のドラマに主演してきたスターだと感じさせました。2曲目の「麺包的滋味（パンの味）」は、ジョセフがアリエル・リンと共演した『私の億万LOVE～我的億萬麺包～』のテーマソング。ノリのいい1曲目とは打って変わって、ラブリーな歌声が東京ドームに響きました。
今回の出演者はチャリティ活動に積極的な人が多いのですが、ジョセフもその1人。今年もワールドビジョンの親善大使として、シルヴィア・チャン、マイク・ハーと共にインドを訪れたばかり。
「チャリティ活動に力を入れるようになったのは、先輩の影響。今年もインドの貧しい子供たちに会ってきました。彼らが必要としているものを多くの人に伝え、協力を呼びかけるのが、世間に顔を知られている僕たちの義務だと思っています」
「皆さんと一緒に愛の心あふれる夜を過ごせて嬉しい！」と笑顔で語ったジョセフ。最後は「みなさん、幸せに！ ありがとうございます」とステージを去りました。
エンディングは、小室哲哉のピアノをバックに、ヴァネスがペ・ヨンジュン、Gacktと、ジョセフはキム・ヒョンジュン、ファニと、2組に分かれて巨大なワゴンに乗り、場内を一周。2人とも満足げな表情で客席に手を振っていました。
