先ごろ2年間の兵役公務を終え、活動を再開したキム･ドンワンが日本ファーストアルバム『KIM DONGWAN JAPAN PREMIUM BEST』をリリース、日本でのソロ活動を本格始動させました。12月16日(木)には池袋サンシャイン噴水広場でアルバム発売記念イベントを開催し、除隊を待ちわびていた日本のファンの前に姿を現しました。
地下1階から地上3階まで吹き抜けとなっているサンシャイン噴水広場にはドンワンが所属する神話（SHINHWA）の応援カラーであるオレンジの風船を持ったたくさんのファンが集結。会場がオレンジ色に染まった光景を見たドンワンは感激で胸いっぱいという表情を見せました。パブリックスペースでのイベントということで、「韓国からやってきた世話焼きのドンワンです！ よく知っている方もいれば、初めて見る方もいらっしゃると思いますが、きょうは僕の名前と歌声を覚えてください」と挨拶した後、MCを迎え、すべて日本語でトークを展開しました。
Q.日本デビューおめでとうございます。
「ありがとうございます。ちょっと緊張していますが…(笑)。日本の活動は心機一転、生まれ変わったつもりで頑張りたいと思いますので、変わらずに応援してください。よろしくお願いします」
Q.”心機一転”という言葉もご存知なんですね。いろんな日本語を楽しんで覚えていらっしゃると聞きましたが、どんなふうに勉強しているのですか？
「心機一転という言葉は、きょう初めて使いました(笑)。勉強のきっかけはファンの皆さんのためですが、実は10年くらい前から日本のドラマやアニメに興味があって、いつか機会があれば勉強したいと思っていました。なかなか時間がなかったのですが、兵役で公益勤務に就いていた時、日本語学校に通って勉強しました。まだまだですが、神話のメンバーの中では1番です(笑)」
Q.最近、覚えた言葉は？
「きのうまでは”無礼講だ～”という言葉が気に入ってたのですが、今はドラマ『貧乏男子 ボンビーメン』で覚えた”一文無し”です。まさに僕がいま一文無しですから(笑)。でも、メンバーに借りればいいので、皆さんは心配しないでください(笑)」
Q.『KIM DONGWAN JAPAN PREMIUM BEST』に収録されている新曲『君がいるべき場所 feat.K』では、作詞にも挑戦されているんですね。
「はい、こんな日本語の実力で作詞までしてしまいました。申し訳ございません(笑)」
Q.日本語で作詞するのは大変でしたか？
「事務所のスタッフや友人たちに手伝ってもらったので、そんなに難しくはなかったです」
Q.フィーチャリングでKさんが参加されてますが？
「Kさんは韓国の後輩なのですが、3年前から親しくさせていただいていて、今回はピアノとコーラスで参加してもらいました。とてもいい曲に仕上がって僕も気に入っています」
そして、巨大なクリスマスツリーをバックに話題の新曲『君がいるべき場所 feat. K』を披露、伸びやかな歌声で集まったファンを魅了しました。歌い終わると、思わずこんな本音が！
「日本は長い楽曲が多いですね。韓国では4分以上の曲は歌ったことがないのですが、この曲は5分以上もあって、正直しんどいです(笑)。でも、僕は辛くても耐えます！うなぎでも食べて(笑)」
続いて、ステージ上でマスコミ向けの囲み会見が行われました。
Q. サンシャイン噴水広場で歌った感想は？
「いい場所ですね。たくさんのファンが集まってくれて、本当にビックリしました。韓国にもいろいろなスタイルの公演がありますが、このような広場でフリーイベントを行うのは珍しいので、ぜひ韓国でもやってみたいです」
Q.ソロ活動での目標は？
「まだ具体的な目標は立てていませんが、来年は韓国で映画やドラマで俳優として認められたいです。そして、日本ではコンサートを開くことを目標にしたいです」
Q.Kさんの印象を教えてください
「プロのアーティストという雰囲気を持っている人です。仕事の前日にはプライベートの用事を入れず、飲み歩いたりせず、すぐに家に帰る人です。なので、まだ一緒に遊びにいったことがないんです」
Q.日本デビューについて神話のメンバーの反応はいかがでしたか？
「みんな、たぶん知らないと思います(笑)」
Q.一番好きな日本の食べ物は？
「僕は魚が好きなのですが、お寿司よりは焼き魚が好きです」
Q.日本で行ってみたい場所は？
「温泉が好きなので、道後温泉に行ってみたいです。北海道にもまだ行ったことがないので、行ってみたいです」
Q.クリスマスの予定はありますか？
「残念ですけど、大阪で仕事をしていると思います。韓国でもクリスマスは大きなイベントなのですが、日本で仕事をしているのも悪くないかと。大阪ではお好み焼きが食べたいですね！」
会見終了後、ドンワンは再びファンの前に立ち、2年間待ちわびたファンの熱い思いをしっかりと受け止めながらCD購入者を対象に握手会を行いました。最後まで一切通訳を通さず、ファンとも日本語でコミュニケーションしたドンワン。その日本語の実力には改めて感心されられました。語学力を武器に、今後日本で活動の場が広がっていくことを期待したいと思います。
◆キムドンワン OFFICIAL CLUB JAPAN
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