韓国2大名優イ・ビョンホン、チェ・ミンシクが初共演した映画史上最も強烈な復讐劇『悪魔を見た』ジャパンプレミアが2月9日(水)、新宿ミラノ1にて開催され、キム・ジウン監督とイ・ビョンホンが登壇しました。
Q..たくさんの観客に観てもらった感想は?
監督「皆さん観た後ですよね? ごめんなさい。おぞましい映画ですみません(笑)。復讐の感情を描いた作品です。愛する人を失った男の復讐を撮りたかったのです。ビョンホンとミンシクが完璧に演じてくれました」
ビョンホン「拍手の音が小さかったような・・・・・・。監督と俳優はどうしてこんな作品を作ったんだろうと思ったのではないですか(苦笑)。会場がぎっしり埋まるほどお越しいただいてありがとうございます」
Q.この作品に出演を決めた理由は?
ビョンホン「監督とは普段、お茶や食事をするぐらい親しいのですが、ある日“忙しいか?”と聞かれ、“いいえ”と答えたところ、このシナリオをいただき、一気に読みました。復讐を成し遂げた、爽快な復讐劇と思いましたが、できあがったらまったく違っていました(笑)」
Q.完成した感想は?
ビョンホン「本当に過激で強い表現。韓国では上映禁止(ノーカット版)にもなりました。今は危険な時代だし、現実にも起こると思えるので恐怖を感じるのではないかと思います」
Q.二人の俳優について
監督「この映画が成功したのは僕の演出の力ではなくて、二人の演技力だと思います。過激すぎると断られると思い、実はシナリオは弱めにしてビョンホンさんに渡しました(笑)。ビョンホンさんの長所はしっとり潤う瞳と甘い声ですね。」
Q.最後にメッセージを
監督「この映画は愛する人を失った壮絶な復讐劇です。愛する人を失った男の傷ついた内面を
過激な描写で描きました。愛する人を失わないように愛する人の手を離さないように生活してください。ぜひご覧ください」
過激な描写で描きました。愛する人を失わないように愛する人の手を離さないように生活してください。ぜひご覧ください」
ビョンホン「この映画は怖くて残虐な復讐の過程を描いています。観た人は“愛する人を殺されたら復讐するのも理解できる”“法に任せたほうがよい”などいろいろな思いや意見があると思います。一度観て理解できないところは、ぜひ何度も観て確かめてください!」