GFSC(Good Friends Save the Children) 「東日本大震災」被災地支援Charity Campaign 「東京伝説2011」
K-POPブームがますます熱い盛り上がりをみせる中、5月14日、さいたまスーパーアリーナで人気K-POPアーティストたちが出演するチャリティーイベント『東京伝説2011』が開催されました。
NPO法人日韓文化交流会と日韓の放送局が協力のもと、東日本大震災で家族を亡くした子どもたちの支援とアジア貧困地域の子どもの教育支援を目的とした今回のイベントは、 人気K-POPアーティスト16組が一堂に集結し、かつてない規模のイベントとなりました。全出演アーティスト総勢73名が出席し、豪華な顔ぶれとなった記者会見の模様からお届けします。
全てのアーティストたちが登壇後、はじめに東日本大震災で犠牲になられた方たちのご冥福をお祈りするため、黙祷を捧げました。
<挨拶>
ZE:A(ジュンヨン) 「今回、このようにたくさんの韓国のアーティストたちと一緒に僕たちも招待されて、とても光栄に思っています。僕たちはこの1週間、横浜、大阪でライブを行いました。地震の影響で大丈夫かなと思っていたのですが、ファンのみなさんの笑顔を見て、少し安心しました。これからもK-POPを僕たちで盛り上げていきたいと思っています。(日本語で)みなさん応援してください。僕たちZE:Aのことをこれからもよろしくお願いします」



MBLAQ(ジオ) 「被災者のみなさんに慰労と癒しになる言葉を伝えたいです。そして、今日はそういう気持ちでカッコいいステージをお届けしたいと思います。(日本語で)頑張りますので、よろしくお願いします!」












東方神起(チャンミン) 「(日本語で)素晴らしい韓国のたくさんのアーティストと一緒にこのようなライブが開催できて、すごく嬉しいです。今つらい時間を過ごしている人たちが多いと思いますが、早く元気を出して、頑張ってくださいと伝えたいです」
<代表質問>

Q.「東京伝説2011」にはどのような気持ちで参加されましたか?
2PM(テギョン) 「このイベントの話をうかがったとき、まず心配になりました。日本のみなさんがたくさん被害を受けているのにもかかわらず、僕たちがステージ上で笑ったり、歌ったり、踊ったりしていいのかと悩みました。でも、そうすることがみなさんを応援することになり、チャリティー支援にもなる。この舞台に立つことはむしろ光栄なことだと思うようになりました。これからも少しでもみなさんの力になれるなら、僕らはどんなところでも、どんどん駆けつけ、舞台に立ちたいと思います」

Q.今回のイベントを通してファンのみなさんに伝えたいことは?
FT Island(ホンギ) 「僕たちが一番願っているのは、みなさんが元気で健康でいることです。僕たちは日本にいて、あの地震があった直後から日本の人たちがお互いに助け合っていらっしゃるのを目にして、すごいなと思いました。その後もずっと日本に滞在していますが、今回はこのようにたくさんのアーティストたちと一緒にコンサートに参加することになりました。被災されたみなさんに、元気で健康でいてください、とお伝えしたいです」

SHINee(オンユ) 「はじめて日本に来たときから思ったのですが、日本のファンのみなさんはとても温かいです。今回も、SHINeeをはじめ、韓国のたくさんのアーティストたちが大きな舞台に立てる場を与えてくださいました。SHINeeはもうすぐデビューを控えていて、これも大きな挑戦だと思っています。これからも頑張るカッコいいSHINeeでありたいと思います」

Q.日本のみなさんにメッセージをお願いします
東方神起(チャンミン) 「(日本語で)特に子どもたちに伝えたいメッセージがあります。いつも大きな夢を持って、夢に向かって頑張ってください。僕たちもその夢を応援したいので、そのためにも今日のステージが素晴らしいものになるように頑張りたいと思います」

各アーティストからの挨拶の中で2AMのグォンのコメントは、それまでやや硬い表情をしていたアーティストたちの笑いを誘い、緊張感が漂っていた会見場の空気を一変させました。その後はそのグォン効果により、2PMのテギョンが日本語のコメントを詰まらせて悔しがった瞬間や、SHINeeのオンユがコメントする際にわざと立ち上がった時などに、たびたび笑いが起こり、和やかな雰囲気の会見となりました。

