チョン・ジョンミョンファンミーティング2011

韓国人気俳優チョン・ジョンミョンが7月24日、ゆうぽうとホールにてファンクラブ結成1周年記念のファンミーティングを開催しました。

約8カ月ぶりに日本のファンの前に姿を現したジョンミョン。明らかに一回り以上大きくなった身体に関心が集まると、「次の作品に向けて体作りをしているところ。トレーナーから一度体重を増やしてから筋肉を付ける方がいいと言われたので、元々70Kgくらいだった体重を12kg増やして、今82Kgあります」と打ち明け、周囲の反応を聞かれると、「先日出席した映画祭で、俳優仲間のみんなから男らしくなった、入隊前とイメージが変わったと言われた。俳優はイメージの変化も大切なので、ファンのみなさんも受け入れてください」と語りました。

トークタイムでは最新作『チャクペ～相棒~』について、「撮影中は物乞いという身分について考えました。僕は9話からの大人になってからの部分でしたが、それまでに子役が演じた少年期も考えて演じました。初めての時代劇は新しい経験ができて、とても意味のある作品になりました。セリフは時代劇ならではの言葉づかいなので、監督を相手に練習し、乗馬も練習場で練習してから現場に入りました」と役作りを語ったほか、撮影中に起きた2度の落馬事故についても、「撮影を続行するのが不可能かと思ったほど、大変でした。落馬の衝撃はヘルメットを着けずにバイクで事故に遭ったようなもの。1度目の落馬の数日後に2度目の落馬をしたのですが、2度目の方が大変でした。手術をしなければならないほどのケガだったのですが、撮影中だったこともあり、物理療法でなんとか治しました」と当時の様子を身振り手振りで語りました。

モデル出身とあって、ファッションへのこだわりを持つジョンミョン。イベントではジョンミョンがコーディネートしたマネキンが登場し、T.P.O.に合わせたファッションについて熱く語りました。先日、ミラノコレクションを訪れてたくさんのインスピレーションを得たのだと、イタリアの写真も紹介してくれました。

そして、ジョンミョンのこだわりはファッションだけでなく、グルメにも。食べ歩きが好きで、美味しいお店を見つけて一度ハマってしまうと、飽きるまで通うのだそう。日本でも来日の度に足を運ぶ天ぷらのお店が銀座にあるとのこと。そんなジョンミョンの美味しいものに対する嗅覚を試すべく、ステージに登場した3人の男性の中から本物の寿司職人を当てるゲームに挑戦。不正解者はわさびたっぷりのお寿司が混じった中から1つ選び、食べる罰ゲームが。見事正解を当てたジョンミョンは一緒に挑戦したファンに代わってあげる優しさを見せました。このほか、抽選で選ばれたファンにおんぶをしたり、『キツネちゃん、何しているの？』のポスターと同じポーズで写真を撮るなど、ファンとの楽しい時間を過ごしました。

最後の挨拶では、「実は日本が地震に見舞われた当日、僕の両親は結婚記念日の旅行で日本にいました。3日後になってようやく韓国に戻ってきて、当時の様子を地獄だったと話しました。僕も不安でたまらなく、日本のみなさんを思って心が痛みました。みなさん元気を出してください。軍隊に行った経験から言うと、精神力が大切です。どんな極限でも心構え一つで変わります。みなさん頑張ってください」と日本のファンへエールを送りました。

前回のファンミーティングで心残りを感じていたというジョンミョン。今回はファンのために歌を準備し、アンコールでドラマ『シンデレラのお姉さん』OST収録曲「君でなければだめなんだ」を披露しました。自分でカウントを取りながら歌う姿にファンも一緒に歌い、心温まるファンミーティングとなりました。