最高の豪華キャスティングとクオリティで「IRIS－アイリス－」を超えたと評されるドラマ「ATHENA－アテナ－」。その出演陣と人気K-POPアーティストが勢揃いし、2012年年頭を飾るに相応しいビックイベントが、1月7日、さいたまスーパーアリーナで開催されました。
昼公演終了後に行われた会見と、19時からの夜公演の様子をお伝えします。
記者会見
会見に現れたのは、演技陣から「最高の愛～恋はドゥグンドゥグン」でお茶の間の人気をさらったチャ・スンウォン、若手実力派女優スエ、渋い演技が光るキム・ミンジョン、そしてSUPER JUNIORのチェ・シウォン。K-POP陣からは、SUPER JUNIOR、SHINee、そして少女代のテヨンです。主演のチョン・ウソンは、ドラマ撮影中のため、残念ながら来日が叶いませんでした。
先ず登壇したのは、俳優陣と制作総指揮のチョン・テヨン。
東京・大阪2会場で5万人を超える集客となった本イベント。先ずは初の昼公演を終えた感想を聞かれました。
スンウォン：（会場を見まわして）俳優として多くの方に会う機会はなかなかないので、今回良い場を与えて頂き、とても気分がよいです。
スエ：本当に感動しました。韓流の歌手の皆さんがカッコよかったです。
シウォン：これまでたくさんのステージに立ってきましたが、このようにストーリーやアクションのある舞台は初めての経験でした。まるでミュージカルをやっているようでした。
ミンジョン：日本に来たら、鳥取で撮影したことを思い出しました。（立ち上がって）記事をうまく書いて下さいね（お辞儀）
チョン・テヨン：「アイリス」の時よりファン層が若くなったと感じます。SUPER JUNIORと秋山成勲さんも参加して下さり、より一層盛り上がったと思います。感動しています。
日本での撮影シーンが多くなかったキム・ミンジョンが「牛肉を買ってきて、みんなに焼いて上げた」エピソーを披露し「スエさんが、とてもたくさん食べました」と暴露すると、全員が頷く場面もありました。
会見後半には、SUPER JUNIOR 、SHINee、少女時代のテヨンが登場、俳優陣の後ろに整列しました。すると男性陣に挟まれるように立っているテヨンを見たミンジョンが、シウォンに「席を譲れ」と指示。シウォンも嬉しそうにテヨンと交代し、Super Juniorのメンバーと一緒に並びました。
SUPER JUNIORは「近々良いお知らせをお届けしますよ」とリーダーのイトゥクが宣言。
テヨンは「少女時代としてツアーを行ったこの会場に一人で立つのはとても緊張していますが、がんばります」と笑顔を見せました。
SHINeeはリーダーのオンユが高熱のため出演できず残念でしたが、4人は元気いっぱいでした。
会見最後のフォトセッションでは、ゲスト達が取材陣のリクエストに気さくに応えて体の向きを変えたり、手を振ってくれたお蔭で、大人数にもかかわらずスムーズに会見が終了しました。
イベント
イベント開始前にはドラマのダイジェスト映像が繰り返し流れ、雰囲気が盛り上げます。客電が落ちると、出演者の紹介映像が流れ、広いステージ・花道のあちこちから出演者が現れ、のっけから大歓声が響き渡りました。
記者会見に登場したチャ・スンウォン、キム・ミンジョン、スエ、チェ・シウォン、SUPER JUNIOR、SHINee、テヨンの他に、ドラマで大活躍した格闘家の秋山成勲とイ・ビョンホンの従兄弟のソン・リチャードも登場。前ステージに全出演者がズラリと並び、改めて超豪華なイベントであることを感じました。
出演陣にドラマの思い出などを尋ねた後、ドラマにもゲスト出演したＢＯＡが映像で登場し、SHINeeを紹介しました。リーダのオニュを欠いたSHINeeですが、オニュのパートはミノがフォローし、4人で「Juliette」「Hello」を披露しました。
続いては、BOA同様ドラマにカメオ出演し、本ドラマの主題歌「ATHENA」も歌っている東方神起のチャンミンが映像出演し、Super Juniorを紹介しました。Super Juniorは「Super Man」と「Mr.simple」を披露。Super Juniorの応援カラーのブルーの蛍光棒に揺らぐ客席から、見事に揃ったかけ声が響き、まるでコンサート会場のような盛り上がりをみせました。
Super Juniorが舞台から去るとステージは一転。チャ・スンウォンと秋山成勲の息詰まる格闘が始まりました。ステージ全面から中央の花道を使ってのアクションは、ドラマの第一話を彷彿とさせます。さらに、スエ、ソン・リチャード、チェ・シウォンも登場。クレーン等も使い、豪華で迫力あるアクションと銃撃戦を展開。客席は思わず手に汗握る緊張感におおわれました。
華麗なアクションの後、テヨンがバラードを聞かせるホッとした時間を挟み、俳優陣が再登場し、お気に入りのシーンを教えてくれました。
キム・ミンジョンが選んだのは、最終話。チョン・ウソン演じるイ・ジョンウとの別れのシーン。 スエが選んだのは第一話。それまでのスエのイメージを一新させる膝蹴りを見せるエレベータ前のシーン。このシーンのせいで、「膝蹴りのスエ」というあだ名を頂戴したそうです。 チャ・スンウォンが選んだのは、先ほどステージでも再現した秋山との格闘シーン。トイレでの格闘でしたが、洗面台をぶちこわし、水びたしの中を戦うというハードな場面でした。ここでその相手をした秋山が「なんだよ～（スンウォンと）衣装がかぶってるじゃない」と言いながら登場。気の合う二人（?!）に会場からも笑いが起きました。 チェ・シウォンは「アクションがあると意気込んでトレーニングを重ねてきたのに、冒頭のこのシーンだけしかアクションがなかった」という鳥取の祭りの場面を選択。撮影のために地元の協力を得て祭りを再現し撮影したのだそうです。
俳優陣が射撃の腕前を披露するゲームコーナーの後は、再びライブステージとなりました。
SHINee、Super Junior、テヨンの他、かつて歌手として一世を風靡したキム・ミンジョン、ATHENAの音楽を担当したイ・ドンジュンも登場しました。映画『ブラザーフット』『マイウェイ12,000キロの真実』の音楽を担当したイ・ドンジュンは、オーケストラの演奏に合わせ、壮大な音楽を聞かせてくれました。
ラストは主演者総出で観客へご挨拶。花道やゴンドラを使って、客席に近づいて手を振り、名残りを惜しみました。
ドラマ「アテナ」は、テレビ東京にて、毎週水・木曜日昼12時30分から好評放送中です。
