2月21日、東京ドームシティホールにて、72回目となる桂由美グランドコレクション「THE WIND OF ASIA-アジアの風」が開催され、フィギュアスケーターの安藤美姫、中華圏を中心に俳優・歌手・モデルとして活躍するフービン、韓国ドラマ「検事プリンセス」「逆転の女王」で日本でも大人気の韓国俳優のパク・シフ、豪華なゲストが顔を揃えました。
まずはコレクションの1回目と2回目の間に行われた会見の様子をお届けします。
左からパク・シフ、安藤美姫、桂由美、フービン
桂由美
ウェディングシーンにおいて、今世紀はアジアの時代だと思います。アジアには独特の民族と伝統が息づいているからです。古いものを懐かしむだけではなく、現在にも生かすことが重要。欧米の良いところも取り入れ、アジアと融合させていきたいと思っています。
Q今日のステージの3人はいかがでしたか?
桂由美「みなさんそれぞれ、持ち味を活かしてくださったと思います。安藤さんを選んだ理由は、芸能界の人がウェディングドレスを着る機会は多いですが、アスリートの方のウェディングドレス姿は新鮮で、親近感がわくのではないかと思ったから。ずっとお願いしてきて、やっと実現しました。フービンさんは中国の大スターですが、日本びいきで、燕尾服をこんなに格好良く着こなす方はなかなかいません。韓流スターのパク・シフさんはファンの方がたくさん来てくださいました。私のショーに出るとブレイクするジンクスがありますので、ますます活躍されることでしょう。
Q今日の感想は?
フービン「すごく楽しかったです。ショーに出たら、結婚したい気持ちになりました(笑)。ぼくの結婚式の時は桂先生にお願いします」
パク・シフ「安藤さん、フービンさんと出演できてとても嬉しかったです。また機会があれば桂先生のステージに立ちたいです」
*1万3262個のミキモトのアヤコ真珠手刺繍されたウェディングドレス
安藤美姫「最初お話をいただいた時はすごく緊張しました。みなさん、サポートありがとうございました。ドレスを着てランしたときは気持ち良くて楽しかったです。素晴らしいモデルさんの中にスケーターが交じるのはどうかなあと思いましたが、カッコイイおふたりと、綺麗なお姉さんたちに囲まれてすごく幸せでした。あまりフリフリしたドレスを着たことがないので似合うか心配でしたが、かわいくて気に入りました。ぜひリンクの上でも着てみたいです」
Qロングドレスとミニドレスではどちらが好き?
フービン「ロングが大好き。やさしくて、ロマンチックな感じがします」
パク・シフ「ロングのスタイルが好きです」
安藤「まだ考えられませんが、できれば両方着たいですね。日本人なので着物も着たいです」
Q結婚願望が出たのでは?
パク・シフ「結婚したいけど、彼女がいません(笑)。彼女ができたらすぐに結婚できるように努力したいです」
フービン「ええっと……、どうしよう。2012年には……、考えてみます。……たぶんね(笑)」
コレクションは、アジア各国の美しい伝統美を現代のウェディングシーンの中に活かした作品がいっぱい。日本(ジャパネスク)・中国(チーパオ)・韓国(チョゴリ)の新感覚のナショナルコスチュームデザインや、伝統的な日本の美を取り入れた和装にモダンなデザインを加えた“ユミカツラ スタイリッシュ ジャパン”も披露され、伝統的な美しさと現代のトレンドが融合した新感覚のコレクションとなりました。