オム・ギジュン、ソンミン(SUPER JUNIOR)、ソン・スンヒョン(FTISLAND)、シン・ソンウ、ユ・ジュンサンが出席! 韓国ミュージカル「Jack the Ripper」制作発表会見

1888年にロンドンで実際に起こった連続殺人事件をモチーフとし、チェコで誕生したミュージカルに韓国の新たな演出を加えて制作された「Jack the Ripper」。2009年の初演から4年連続公演も決定し、日本からも約4万人のファンが現地まで足を運んで観賞した大ヒット作が、ついに日本に上陸! 2012年9月16日から10月8日、東京の青山劇場で上演されることになりました。

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主役のダニエル役はアン・ジェウク、オム・ギジュン、ソンミン(SUPER JUNIOR)、そして今回新たにソン・スンヒョン(FTISLAND)が加わったフォースキャスト。ジャック役はシン・ソンウ、キム・ボムレ、ユ・ジュンサン、イ・ゴンミョン、ミン・ヨンギのフィフスキャスト。ほかの役も複数のキャスティングが実現し、すべての組合せを観たくなるバラエティーに富んだ豪華な顔ぶれが揃いました。6月25日、キャストを代表して、オム・ギジュン、ソンミン(SUPER JUNIOR)、ソン・スンヒョン(FTISLAND)、シン・ソンウが出席し、ホテルニューオータニで制作発表会見が行われました。
 
Q. ミュージカル「Jack the Ripper」の見どころは?
 
オム・ギジュン「総力を結集して、悲しい愛の物語を描いた作品です。ジャック役のシン・ソンウさんのダンスも見どころです(笑)」
 
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ソンミン「すべてのキャラクターが生き生きと魅力的なところでしょうね。そして、ダニエルに関して言えば、純粋な少年だった彼が、だんだん愛に狂って、殺人まで犯してしまう。その変貌していく様が見どころだと思います」
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シン・ソンウ「僕はジャックを演じるので、ジャックの出ているシーンが見どころだと言いたいですね。あとは、ダニエルとグロリア、ポリーとアンダーソンのラブストーリー。さらにさらに、ジャックとダニエルの関係の変化と最後のどんでん返し。見どころ満載です」
 
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ユ・ジュンサン「チェコのミュージカルで、歌はオリジナルのままですが、感情表現の部分は韓国で脚色を加え、95%以上は創作と言えます。目の前の舞台で起こっていることが、映画を観ているようにリアルに感じていただける点が魅力だと思います」
 
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Q. ミュージカルは初出演ですね。
 
ソン・スンヒョン「最初、お話をいただいた時、これはチャンスだ!と思ったのですが、同時に、観て下さるかたたちに感動を伝える義務と、本当に僕にできるのかというプレッシャーも感じました。このミュージカルは間違いなく、僕の人生にとって大きなターニングポイントとなる作品。先輩方にも教えをいただいて、演技や歌を通して心を伝えられるよう、FTISLANDのメンバーではなく、ソン・スンヒョンとしてがんばっていきたいと思っています」
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Q. ダニエルはどんな役ですか?
 
オム・ギジュン「ひとりの女性を愛しすぎて、殺人まで犯し、悲しい結末を迎える人物。この役を通して、愛の深さ、愛とは何なのか、ということを伝えたいです。僕のダニエルのテーマは愛。ほかのキャストのダニエルもたくさん観て、勉強したいと思っています」
 
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ソンミン「愛を知らなかった男が、女性に出会って変わり、彼女のために何ができるだろう?と考えて、どんどん愛に狂っていく。それがダニエルです。先輩方の演技を参考に、努力していきたいと思っています」
 
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ソン・スンヒョン「僕もそう思います。初めてだから緊張していますし、頑張らなきゃと……(ここまで日本語)。正直、今はまだ練習中で、ダニエルの感情を自分の中に育てている段階。あり得ない行動に出るというイメージを膨らませていますが、ダニエルになり切るのは難しいです」
 
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Q. 殺人鬼ジャックを演じるにあたって苦労する点は?
 
シン・ソンウ「ダニエルの感情は喜びから悲しみに変化していきますが、ジャックは最初から楽しくて、ますます楽しくなっていく。ほかのキャストとは逆方向に感情が進んでいくので、わざと共演者と距離をとって、楽しい気分をキープできるようにしなくてはならない。そこに苦労します」
 
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Q. 2009年の初演から変えた点は?
 
ユ・ジュンサン「特に意識して変えているところはありません。いつも3階や1階のいちばん後ろのお客さまにもアンダーソンの気持ちが伝わるかどうか、背中を向けていても彼の悲しみが表現できているだろうか、と考えています」
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Q. 最初に脚本を読んだ時の感想は?
 
オム・ギジュン「ダニエルとジャックの関係において、最後にどんでん返しがあるんですが、みなさんをあっと驚かせる役がやりたかったので、ぜひ出演したいと思いました。本当にすばらしい脚本です」
 
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ソンミン「台湾で仕事をしている時に出演の話をいただいたんですが、すごく嬉しくて、すぐに脚本を取り寄せ、届いてから1週間で歌もセリフも全部覚えてしまったんです。もう、早くやりたくて仕方がなかった(笑)」
 
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ソン・スンヒョン「これ、難しいなあ……と。僕はそんなに経験もないから愛の話をどう伝えていこうかと思いました。でも、脚本そのものは本当にすばらしいです。脚本家の先生は天才です(笑)!」
 
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シン・ソンウ「初演の時は『殺人鬼ジャック』というタイトルで、僕は観客として観たんですが、演出家と話をした時、ジャックをひとりの人間としてのキャラクターではなく、人間の持つダークな部分に特化してはどうかと提案したのを覚えています。(出演が決まった時は)個人的に良い人の役が多いので、舞台の上で悪魔のような存在を演じるのも楽しいと思いました」
 
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ユ・ジュンサン「チェコでこの原作ミュージカルを観た時、歌はすばらしいけど、人間の感情が今ひとつ伝わってこないな、と感じました。ブロードウェイの場合だと、オリジナル要素を加えることを厳しく制限していますが、チェコの関係者は韓国で新たな演出を加えることに理解を示してくださって、結果、とてもすばらしいものになったと思います。チェコの関係者も韓国で舞台を観て、あの部分は私たちも使わせてもらっていいですか?とおっしゃるほどでした」
 
Q. 日本のファンに一言ずつお願いします。
 
オム・ギジュン「今回、日本で初めて『Jack the Ripper』を上演することになりました。日本のみなさんにも好きになっていただける価値のある作品だと自負しています。すばらしい公演をお見せする所存ですので、9月と10月を楽しみになさってください」
 
ソンミン「日本で初めてミュージカルの舞台に立たせていただきます。そのために、今から一生懸命準備をしています。生涯記憶に残る公演はそうあるわけではないですが、この作品はきっとそうなるはず。たくさんのかたに足を運んでいただきたいです」
 
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ソン・スンヒョン「初めてのミュージカルで9月にはもう舞台に立つことになります。一生懸命頑張って、それをFTISLANDの力にもしたいと思っています」
 
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シン・ソンウ「韓国では2009年の初演からチケットがソールドアウト、さまざまな記録を塗り替えてきました。公演を重ねるにつれ、総力もアップしてきたと思います。日本で感動のステージをお見せします!」
 
ユ・ジュンサン「さまざまな分野で活躍している俳優陣、スタッフも含めると総勢100人以上のチームが一丸となって準備し、ベストを尽くして心に残る公演にしたいと思っています。そして、必ずや成功させて、次はこのパネルを僕の出演したミュージカル『三銃士』に掛け替えて、またこういう場で制作発表ができたらと……。韓国ではここまで言うと大爆笑なんですが(笑)、言葉の壁が……。僕がボケると、みなさんが大笑いしてくださる日が来るのを期待したいです(笑)」
 
ユ・ジュンサンがスンヒョンが用意してきた日本語コメントのカンペをとって読み上げたり、質問に答える順番がいつもオム・ギジュンからで、ソンミンが日本語で「これも、オム・ギジュンさんからお願いします」と言って笑いを取ったり、チームワークの良さが伝わる会見となりました。
 
 
CECILE presets MUSICAL
Jack the Ripper」(ジャック・ザ・リッパー)
◆日程:2012年9月16日(日)~10月8日(月・祝)
◆会場:青山劇場
◆一般発売日:2012年8月25日(土)予定
<公式ホームページ> http://jack-the-ripper.jp/
※キャストの組み合わせなど、詳しい予定はホームページでチェックしてください。
 
 


 

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