『花ざかりの君たちへ～花様少年少女～』『ろまんす五段活用～公主小妹～』などのドラマで大人気、最近は映画界でも活躍しているウーズンが来日、7月7日に大阪なんばHatch、7月8日には東京ステラボールで昼夜2回、合わせて4公演のファンミーティングを開催しました。アジアンハナでは、このうち東京昼公演のレポートと、囲み会見の模様をお届けいたします。
ウーズンは、今いちばん旬なギャグ「ワイルドだぜぇ～」の口調で、「俺は晴れ男だぜぇ～」と笑顔満面で登場。そして、近況報告を兼ね、休暇を過ごしている故郷ブルネイで病気の子供たちを訪問した時の様子、イベント当日の早朝、スカイツリーや浅草を訪れた様子などを写真で紹介してくれました。
「教えて！ウーズン」は、ファンから寄せられた質問の入ったボックスからウーズンが何枚か選び、その場で答えるという趣向。こんなやりとりが展開されました。
Q. 自分にご褒美をあげるとしたら？
ごくごくシンプルに、時間がない時は、たくさん食べます。時間があれば旅行に行きます。
Q. 明日、世界が滅亡するとしたら、誰と何を食べたい？
いちばん大事な家族とみんなで一緒にいたい。みんなでいることが大切で、何を食べるかは重要じゃないけど、しいて言うなら、いろんな種類が食べられるビュッフェかな（笑）。最後だから健康のことなんて気にせず、お腹いっぱい食べまくりたい（笑）。
Q. 日本で行ってみたいところは？
桜が満開の時に来たことがないので、来年はぜひ。その頃にファンミーティングをしましょう！
Q. 落ち込んだ時、食べる以外にモチベーションを上げる方法は？
世の中には僕より悲惨だったり、苦労したりしている人がたくさんいる。自分はまだラッキーなんだと思って気持ちを整理して、前向きになります。
今年はオリンピックイヤーということで、スポーツのコーナーもありました。ステージにバスケットボールのゴールが持ち込まれ、抽選で選ばれたファンがシュートに挑戦。5本トライして最も多くゴールを決めた人が優勝というものだったのですが、ウーズンが投げ方を優しくアドバイス。「もっと力を入れて」「もっと高く上げて」などと一球ごとに指導した成果が出たのか、参加者のほぼ全員がゴールを決めるという大激戦となりました。
バスケットボールのブルネイ代表選手だったウーズンも、その腕前を存分に見せてくれました。5本連続でゴールを決めなければ罰ゲームという厳しい条件でシュートに挑戦したのですが、ジャケットがきつく、両腕を挙げられないという状況にもめげず、片手でサッと投げて見事ゴール。立て続けに片手で3本、芸術的なゴールを決めるウーズンに会場から大きな拍手が起こります。4本目はジャケットを脱いで両手でスロー。これもゴールに吸い込まれましたが、後ろ向きに投げた5本目で初めて外してしまいます。それも約束は約束。罰ゲームでレモンの生搾りを酸っぱそうに飲み干しました。
この後は、抽選で選ばれたファンとツーショットを撮影したり、ウーズン自ら購入したおみやげがプレゼントされたりし、いよいよ握手会へ。全員との握手を終えたウーズンは「みなさん最高！どんな困難に直面しても、きっと乗り越えられると思える力強くて温かい手でした。たくさんパワーをいただきました。きょうは来てくれて、ありがとう！」と挨拶、名残惜しいまま終演となりました。
昼の部終了後、別室で囲み取材があり、ウーズン、通訳の周さん、記者が座談会のようなスタイルで、ざっくばらんな質疑応答を行いました。
Q. 今回の来日中、京都や浅草、スカイツリーなどに出かけたそうですが、それはご自身のリクエストだったんですか？
そうです！ 今回、早朝7時前に大阪に到着する便で来日したんですが、着いてから寝るよりも、とても美しい街だよ、と聞いて行ってみたいと思っていた京都に出かけることにしたんです。スカイツリーも昨夜、「明日は早起きして行きましょう！」とリクエストしました。せっかく日本に来たので、より有意義な旅にしたいと思って……。今、日本はバーゲンシーズンで、SALEの看板もたくさん目にしましたが、あちこち出かけたいという気持ちが強かったので、買い物には惹かれませんでした（笑）。
Q. 日本の観光地の情報はどのように得ているのですか？
ファンのみなさんから、京都や北海道など、いろんな場所のガイドブックをいただくんです。僕は旅行ガイドを見るのが大好きで、日頃から本を眺めては、ここは行ったことないな、次に行ってみよう、などと考えているんです。
Q. 現在と今後の仕事の予定を教えてください。
映画「忠烈楊家将」がもうすぐ公開されます。新しい作品については、現在シナリオを読んで準備しているところで、8月から9月にはクランクインを迎えることになりそうです。ただ、詳細はまだ口外できないんです。（日本語で）スミマセン！
Q. 「忠烈楊家将」での役どころと、撮影エピソードを教えてください。
楊家の息子たちの1人を演じました。ほかの兄弟はみんな死んでしまうのですが、僕だけ生き残ります。元々戦うことが好きではなかったのに、お父さんのため、国のために戦に出ていくという展開がとても気に入っています。また、撮影を通じて馬を乗りこなせるようになったんですよ。前から乗馬は少しできたんですが、この作品のおかげでずいぶん上達して、馬上で戦うシーンにも挑戦でき、うれしかったです。
Q. これからはどのような作品や役を選んでいきたいですか？
いろんな役柄に挑戦してみたいですね。これまでは時代劇が多かったので、現代劇もやってみたいし、機会があれば日本との合作映画にも参加してみたいです。そのためにも、与えられた役は、全力を尽くして演じることが大切だと思っています。
Q. 日本の女優さんで共演してみたい人は？
よく聞かれるんですが、誰と共演したいというより、自分の役を好きになることが大事じゃないかと……。まだ相手役を選ぶなんて立場じゃないですから。受け身的かもしれませんが、とにかく自分のやるべきことをきちんとやること。今はそれが第一だと考えています。
Q. すごくいい色に日焼けしていますね（笑）。
でしょ（笑）。ブルネイで日光浴して焼きました。ブルネイでは、月曜日から土曜日まで自分のジムで仕事をしているんですが、日曜日はオフなので、自宅で日光浴することが多いんです。
Q. ファンミーティングでファンにシュートの仕方をアドバイスされていましたが、ジムでも指導する機会があるんですか？
僕はスポーツのことになると熱くなるタイプなので（笑）、機会があれば一生懸命アドバイスしたり、指導したりしています。きちんと基本をマスターすることがいちばん大事だというのが僕の考え方なので、教えるときも基本が中心。きょうは、ファンのみなさんが、ほとんど全員シュートを決めてくれて、本当にうれしかったです。（教え方が良かったからだと言われて笑顔）
Q. 2、3週間前に記者会見で35歳までに結婚したいという発言されていましたが、どうして35歳なんですか？
僕の中に、男は35歳まで家庭を持つべきだというのがあって、それが理想となっているから。でも、無理なら焦る必要はないとも思っています。35歳というのは、あくまで目標ということです（笑）。
Q. 理想の女性像は？
いちばんの条件は責任感のある人です。
Q. 今はブルネイにいらっしゃることが多いですが、次の作品がクランクインしたら、また仕事中心の日々になりますか？
そうですね。だからこそ、できるだけ家族と一緒にいて、今この時間をとても大切に過ごしているんです。でないと、撮影が始まったらきっと後悔すると思うから。
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