マーク・チャオ、ツァイ・ユエション監督登壇!台湾初アクション映画「ハーバー・クライスシス<湾岸危機>Black&White Episode1」ジャパンプレミア

総制作費10億円!台湾初のアクションエンタテイメント作「ハーバー・クライスシス<湾岸危機>Black&White Episode1」のジャパンプレミアが8月22日、丸の内TOEI①にて開催。主役のウー・インシュンを演じたマーク・チャオ、ツァイ・ユエション監督、共演のDEAN FUJIOKA、インシュンの相棒シュー・ダーフの日本語吹き替えを担当した寺脇康文が登壇しました。

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左からツァイ・ユエション監督、マーク・チャオ、寺脇康文、DEAN FUJIOKA
 
マーク「みなさんこんにちは、マーク・チャオです。よろしくお願いします(日本語)。また日本に来て、みなさんにまた会えて嬉しいです。またテレビ版を見た方はまた新たな回答をえるかもしれません。楽しんでください。また次に来るときは新しい作品を携えて来たいと思います」
 
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 DEAN「リー捜査官を演じたDEAN FUJIOKAです。初めましてかな?お久しぶりですね。日本へ今回来ることができてうれしです。みなさんこの映画を楽しんでください」
 
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監督「みなさんこんにちは。ここに立つことができて本当に嬉しいです。この映画を気に入ってくれるといいです」
 
Q映画化されると聞いたときの感想は?
 
マーク「監督と仲が良かったせいか、ドラマ版の撮影のあと、映画版に出演しますかとのオファーもないまま映画の撮影が始まったんです。なりゆきで(笑)」
 
Q撮影はスタントなしで行われたそうですね。
 
マーク「アクションについてもスタントが必要かどうか1度も相談されませんでした。それでなりゆきでスタントなしに(笑)。どのシーンも大変で、毎日ケガの連続でした。ビルの3階ぐらいある橋からトラックに飛び降りるシーンでは、19テイクもあり、さすがに我慢できず“足がフラフラです。もう終わりにして”とお願いすると、“もう疲れたの?”と聞かれました(苦笑)」
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Q現場の雰囲気はいかがでしたか?
 
DEAN「とても楽しかったです。プロフェッショナルな人達の集まりなので、コミュニケーションを取りながら撮影に望みました」
 
Q劇中は北京語と英語ですね。
 
DEAN「はい。日本語の吹き替えもしたのですが、面白い体験でした。自分を見ながら自分の役に自分で日本語を吹き替えたんですよ。また、名前や地名などを日本語の発音に直さなければならないのですが、つい中国語の発音になってしまい、“日本語の発音がおかしいですね”と吹き替えの監督に注意されました(笑)。声優初挑戦が、まさか自分の吹き替えとは、思ってもみませんでした」
 
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Q監督はいつ頃から映画版を制作しようと思っていたのですか?
 
監督「Black&Whiteをドラマ化する時にテレビドラマを2本撮影してから映画化しようと思っていました。ドラマが放送され、評判も良かったのですが、予算が無くなってしまいました。前倒しで映画化しました」
 
Q実際の現場の雰囲気はいかがでしたか?
 
監督「マークもDEANも、キャラは違いますが、どちらも本当にまじめな役者さんです。マークはインタビューでは愚痴ばかり言いますが、現場では、え!という表情をした5秒後には、要求する難しい演技もすぐにこなしてくれました。スタントを使わないことで、よりリアルな映像が撮影できました。DEANは日本人ですから中国語で大変なところがあったと思いますが、どんな難しい場面もチャンスをください、やらせてくださいと完璧にこなそうとする姿勢にびっくりしました。インターナショナルな映画では共通な言語を使うことが大事ですが、彼は見事にこなしてくれました」
 
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 Q相棒のシュー・ダーフの吹き替えを担当した感想は?
 
寺脇「最初にこのお話を頂いたときは、てっきりマークさんの声だと思ったんですが、年齢的にダメと(苦笑)」
 
Q感情表現豊かな役でしたね。映画をご覧になってから吹き替えされたのですか?
 
寺脇「ファン・ボーさんが素晴らしい役者さんで、楽しくやらせていただきました。役者からみると悔しい。面白いのを作っているなあと思いましたね。この映画は全編がジェットコースタームービーで、全てのシーンがクライマックスなんです。そして、2人のコンビの姿の根底には人間ドラマがあるんです。泣いて、笑って、最後は元気になれる。そんな映画です」
マーク「光栄です。日本ドラマ『相棒』は台湾でも放送されていて、寺脇さんは有名人です。そんな方に吹き替えをしていただき、本当に嬉しいです」
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Q実写の吹き替えは初めてだそうですね。
 
寺脇「はいそうです。アニメはありますが、実写は初めてでした。声をあてるのに、ファン・ボーさんの面白さを絶対壊してはいけないと思いながらやりました。僕の役は悲鳴をあげている場面も多いんですよ。字幕版と比べてみたら面白いと思います」
 
Qおすすめのシーンは?
 
寺脇「個人的に好きなところは、冒頭のシュー・ダーフがエレベーターに乗るシーン。この作品の色が出て、ファン・ボーさんの役どころがよくわかります。この作品の良さが凝縮されているとも言えます。見逃さないでくださいね」
 
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Qこれから映画を観る方へメッセージを!
 
マーク「今日はみなさんと時間が過ごせて嬉しかったです。映画を好きになってください。ぼくも一生懸命がんばります。いつか日本のクルーと仕事をして、日本に長く滞在できることを祈っています」
監督「この作品にかかわったみなさんに感謝します。おかげ様で日本で上映をすることができました。そして今日いらしてくれたみなさんありがとう。2時間の映画を楽しんで、良い夜を過ごしてください」
 
アクション映画「ハーバー・クライスシス<湾岸危機>Black&White Episode1」は9月8日全国ロードショー!
 
*アジアンハナではマーク・チャオさんにインタビューしてまいりましたのでお楽しみに!
 
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■主演マーク・チャオ(『モンガに散る』)、ホァン・ボー(中国版『101回目のプロポーズ』
■監督・脚本・製作:ツァイ・ユエシュン(「流星花園~花より男子」)
■撮影:リー・ピンビン(「花様年華」)
 (c) 2012 Hero Pictures Corporation Limited. ALL RIGHTS RESERVED. 
 
■提供アミューズソフト ■配給:東映
 【2012年/台湾/128分/原題「痞子英雄 首部曲 全面開戦」 英題「Black & White Episode 1:The Dawn of Assault」 】
 
■公式HP  http://www.bw-movie.jp/

 


 

 

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