映画『短い記憶』劇場公開と同時にアクトビラ、GyaO!ストアで全国ネット公開

 “新たな才能の登場を予感させる秀作” 

初恋、未婚の母、動物遺棄といったテーマを描き、静謐な映像と心に迫るストーリー、出演陣の繊細な演技、そして新鋭ミン・ヨングン監督の新人とは思えない“まれに見る”的確な心情描写が、韓国をはじめ日本やヨーロッパで高く評価されている映画『短い記憶』が、いよいよ8 月18 日(土)よりキネカ大森(東京都品川区)にて劇場公開されます。
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『短い記憶』
監督:ミン・ヨングン
出演:ユ・ダイン/ユ・ヨンソク
配給・提供:マグネター株式会社
(C)Indiestory Inc.
 
首都圏での劇場公開にあわせ、TV 向け映像配信サービス『アクトビラ』およびYahoo!Japan 内の動画配信サービス『GyaO!ストア』でも本編の有料特別配信をスタート。上映館が近くにないという映画ファンの皆様にも、映画『短い記憶』を日本全国でお楽しみいただける環境をご用意いたします。
 
■ 8 月18 日(土) キネカ大森にて劇場公開
 
■ 『アクトビラ』 『GyaO!ストア』にて本編配信スタート!
『アクトビラ』 ご自宅のTV にて視聴可能
詳しくは http://actvila.jp/
 
『GyaO!ストア』 パソコンにて視聴可能
 
映画『短い記憶』
原題 혜화, 동(ヘファドン)/英題 Re-encounter
2011 年/107 分
監督 ミン・ヨングン/主演 ユ・ダイン、ユ・ヨンソク
コピーライト表記:©Indiestory Inc.
提供・配給 マグネター株式会社
公式サイト http://mijikaikioku.jp/
 
【受賞】
第31回 韓国映画評論家協会賞新人女優賞(2011、韓国)
第15回 釜山国際映画祭「韓国映画の今日-ビジョン」部門監督賞(2010、韓国)
第36回 ソウルインディペンデント映画祭最優秀作品賞、コダック賞、独立スター賞3冠(2010、韓国)
第13回 アジア映画祭審査員賞、主演女優賞(2012、フランス)
 
【物語】
17歳の高校生ヘファとハンスはお互いに恋をし、つき合っていたが、ヘファが妊娠をしてしまうとハンスは忽然と姿を消してしまった。妊娠をしてしまった未成年のヘファ。ハンスとの幸せな人生を夢見た彼女だったが、一人取り残されてしまった。5年ほど過ぎたある日、ヘファの前に突然現れたハンスは、死んだとばかりに思っていた自分達の子供が生きているという知らせを伝える。ハンスの言葉が信じられないヘファ。しかし、子供が養子にもらわれたという事実を知り、彼女の心はどうすることもできないほど揺れ動くのだが・・・
 
【映画紹介】
『短い記憶』は、刺激的なストーリーや派手なビジュアル、トップスターの起用が一切ないにもかかわらず、その確かなストーリーと構成で、商業映画ではなかなか味わうことのできない深い感動を届けてくれる映画だ。かつて放送局のドキュメンタリー番組のディレクターとして各地を奔走していたミン・ヨングン監督は、ドキュメンタリー制作を通じて培った豊かな経験を映画のモチーフへと昇華させ、青少年の初恋、未婚の母、動物遺棄といった一般的かつ社会的なテーマのなかに、ありがちな恋愛映画や青春映画とは一線を画した輝きを放つ登場人物とストーリーを配置させた。
こうした‘ストーリーの力’は、製作段階から早くも韓国映画人たちを惹きつけ、ソウル映像委員会、映画振興委員会に加え、『牛の鈴音』のイ・チュンリョル監督とコ・ヨンジェプロデューサーの投資と支援も決定し、映画の製作がスタートすることとなった。その後、今や東アジアを代表する映画祭となった釜山映画祭からのポスプロ支援も決定した。
映画が持つ‘ストーリーの力’は、秀でた演技力を発揮した俳優たちとの出会いより、その真価をより一層発揮することとなった。ありふれた日常を淡々と演じているようにも見えるが、ひとつひとつの場面を思い返すと、静かな中にも深い悲しみを表現した俳優たちの好演がなかったならば、『短い記憶』がこれほどまでに光り輝くことはなかったであろう。特に原題にも使われるほど映画において重要な比重を占める主人公の女性ヘファを演ずるユ・ダインは、新人とは思えない安定した演技で、満場一致でソウルインディペンデント映画祭2010の独立スター賞(俳優部門)に輝いた。
こうして企画、製作段階から多くの支援を受け、劇場公開前に韓国内の映画祭で賞も受け映画界と観客をくぎ付けにした『短い記憶』は、心に迫るストーリーと思慮深い演出、主演陣の繊細で感性を感じさせる演技が出会って特別な共鳴を生んだ、近年稀にみる最高の‘感性映画’である。
 
【監督・キャストご紹介】
監督・脚本: ミン・ヨングン
漢陽大学演劇映画学科卒業。1996年短編映画『週末』で釜山国際映画祭ワイドアングル部門の招待作品となる。その後数編の短編映画、2002-2005年はKBSドキュメンタリー部での「現場ルポ第3地帯」ディレクターを経て、2006年短編映画『泥棒少年』で注目される。
 
‘新たな才能の登場’ ---韓国映画界の巨匠の一人であるホ・ジノ監督は、かつてデビュー作『八月のクリスマス』(1998)で余命数か月を告げられた男の純粋で美しい愛を繊細な視線で描き絶賛され、その後も『春の日は過ぎ行く』『四月の雪』『ハピネス』『きみに微笑む雨』と、完成度の高い映画を発表し続け、‘感性派監督’の地位を確立しました。
ミン・ヨングン監督は本作により、ホ・ジノ監督、そしてそれに続くイ・ユンギ監督、キム・ジョングァン監督などに代表される韓国映画界の‘感性派監督’の流れを受け継ぐ新人監督の登場と高く評されました。
ヘファ役 – ユ・ダイン連続ドラマ「乾パン先生とこんぺいとう」(2005)でデビュー。その後脇役時代を経て、映画『Her…あいつの彼女』(2007)『Mandate』(2008)ドラマ「青春賛歌」(2009)などで主演。本作『短い記憶』の演技が絶賛され、韓国映画評論家協会賞新人女優賞、ソウルインディペンデント映画祭独立スター賞やフランスのアジア映画祭主演女優賞などを受賞。本作の好演により、その後映画『天国の子供たち』『救国の鋼鉄隊伍』ドラマ「美味しい人生」「普通の恋愛」(以上、2012)等、主役抜擢が相次いでいる。
 
 
 
ハンス役 – ユ・ヨンソク
映画『オールドボーイ』でユ・ジテの子役としてデビュー。ドラマ「総合病院2」(2008)「ドリーム」(2009)「ランニン、グー」(2010)「深夜病院」(2011)「美味しい人生」(2012)映画『18、19』(2011)『建築学概論(2012)』などに出演。
 
 

 

 


 

 

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