『かぞくのくに』米国アカデミー賞外国語映画賞日本代表に決定!女性監督として、初の快挙!

ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』ヤン・ヨンヒ監督作品
『かぞくのくに』
米国アカデミー賞外国語映画賞日本代表に決定!

女性監督として、初の快挙!

8月4日(土)よりテアトル新宿ほか全国で大ヒット公開中のヤン・ヨンヒ監督の新作『かぞくのくに』が、この度、米国アカデミー賞外国語映画賞の日本代表作品に決定しました
 
ヤン・ヨンヒ監督『かぞくのくに』が、各社より申請された計22点の作品の中から、第85回米国アカデミー賞外国語映画賞部門の日本代表作品に選出された。女性監督初の快挙となるこの決定を受け、ヤン・ヨンヒ監督は「驚いています。怖じ気づく心を押さえ込んで闘った昨年の夏を思い出します。スタッフを信じ、俳優陣を信じ、観客を信じ、自分を信じようとモガキました。家族に会うという当たり前の事を手放してまでも世に出した作品です。『かぞくのくに』が人々の中で、世界中の様々な家族について思いを馳せる触媒となる事を祈ります。これからも魂を込めて作品をつくり続けて行こうと思います。大きな叱咤激励を有り難うございました。」と喜びのコメントを発表した。『かぞくのくに』main-1.jpg
 『かぞくのくに』は、在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督が、自身の実体験を基にオリジナル脚本として執筆した初のフィクション映画。1970年代初頭、当時北朝鮮を「地上の楽園」と謳った帰国事業により北へ移住した兄ソンホ(井浦新)が、病気治療のため、一時的に日本への帰国を許された。25年ぶりの日本、兄を迎える妹リエ(安藤サクラ)ら家族の姿を通し、価値観の違う社会に生きるもどかしさと、それでも変わらぬ家族の絆を綴っていく人間ドラマである。帰国事業に翻弄される在日コリアンの家族、という難しい題材を扱いながら、あくまでも「私は私の家族の話をしているだけ」とするヤン監督によるシンプルな物語と、安藤サクラ、井浦新、ヤン・イクチュンら出演陣による好演が、観客の圧倒的な支持を受け、公開5週目の現在も好調な興行が続き、着々と公開スクリーン数を伸ばしている。
 
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  また、同作は今年2月に開催されたベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品され、見事C.I.C.A.E.<国際アートシアター連盟>賞を受賞、ほかモントリオール世界映画祭、釜山国際映画祭など12の海外映画祭への正式出品も決定しており、海外での評価の高さも実証済みだ。
 これまで米国アカデミー賞外国語映画賞日本代表作品に選出されたのは『一枚のハガキ』(2012)、『告白』(2011)、『おくりびと』(2009)など。国家や政治が個人の人生を否応なしに翻弄する悲劇を背景に描かれた『かぞくのくに』。人権問題をより深く受け止める傾向の強い欧米社会でどのように評価されるのか。第81回米国アカデミー賞外国語映画賞を見事受賞した映画『おくりびと』以来の本選参加、ノミネートへの期待は大きい。
  
出演:安藤サクラ、井浦新、ヤン・イクチュン、京野ことみ、大森立嗣、村上淳、省吾、諏訪太朗、宮崎美子、津嘉山正種
監督・脚本:ヤン・ヨンヒ 企画/エグゼクティヴ・プロデューサー:河村光庸  プロデューサー:佐藤順子/越川道夫 音楽:岩代太郎 撮影:戸田義久 照明:山本浩資 音響:菊池信之 美術:丸尾知行 装飾:藤田 徹 衣装:宮本まさ江 ヘアメイク:橋本申二 編集:菊井貴繁 監督補:菊地健雄 助監督:高杉考宏 制作担当:金子堅太郎 宣伝プロデューサー:竹内伸治 
製作:スターサンズ  制作:スローラーナー  宣伝協力:ザジフィルムズ 配給:スターサンズ
[2012年/日本/カラー/100分/16:9/HD] 
 
テアトル新宿、シネマート新宿、キネカ大森(9月下旬)ほか
全国絶賛公開中!


 

 
 

 

 

 

WOWOW

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