SOUL CRY&N-TRAIN「夏物語~SUMMER STORY~Mini LIVE&TALK」

ソロアーティストSOUL CRYと5人組ダンスグループN-TRAINが、8月12日、新宿FACEにて来日イベントを開催。この日は2部構成での公演。第1部は、ホームドラマチャンネル(CS)のバラエティー番組「韓Chu」の公開録画、第2部には、N-TRAINの公式ファンクラブ結成式という、大型イベントを展開。1部と2組の合間には囲み会見が行われ、彼らから生の話を聞く機会が設けられた。

 質疑応答はまず、SOUL CRYからスタート。彼は2004年に韓国で行われた歌謡コンテストで準優勝を獲得し、音楽活動をはじめる。ちなみにこのコンテストの優勝は少女時代のティファニー。
 
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 Q日本の地方での活動、特に岡山県での活躍が多いですが…。
僕の先輩である、チェ・ドンハさんとのご縁がいちばんのキッカケです。岡山にはドンハさんのファンの方がとても多くいらして、これもまた偶然なのですが、僕とドンハさんが親しい間柄だということを、みなさんよくご存じなので、ご縁が続いたことが理由です。岡山へ最初にうかがったときに、“気持ちよく通じ合うな”となぜかテレパシーを感じました。それほど、みなさんに熱く応援していただいています。おかげさまで、公演も2回行うことができましたし、先日は、地元のお祭りにも参加しました!とても楽しかったです。
 
Qご自身の楽曲は、ドラマやバラエティー番組などで多く起用されますが、今後もそのような機会はありますか?
まずは、2年ぶりに発売される新しいアルバムを、今、準備しているところです。OSTではなくオリジナルのアルバムになります。日韓で今月末に発売される予定です。この公演を終えて、あさってには韓国へ帰りまして、すぐミュージックビデオを撮ることになっています。このミュージックビデオには、韓国の俳優さんに出演を依頼しています。OSTのほうは…、今のところ、この秋から年末にかけて放送される作品に参加する話が僕のところに来ています。早く実現できればいいですね。
 
Q今後の活動予定は?
10月14日に兵庫県でライブをする予定です。それ以外にも、いろいろな企画が進んでいます。みなさん、応援よろしくお願いします!so-cr-y-60.jpg
Q日本語がとても上手ですが、どのように上達したのですが?
3ヶ月くらい勉強しました。日本語学校にも通っていました。家で日本のテレビ番組を、毎日チェックしています!韓国に比べて日本は番組の数がとても多いので、リモコンをパッパッと何気なく変えながら、お笑い芸人さんが出ているバラエティー番組を「あ、面白そう!」と思って見るようになりました。スギちゃんの「ワイルドだぜ!」もそんな感じで覚えました(笑)!4月から日本を拠点に活動をしていますが、公演を通じて、現場のスタッフやお越しいただいたファンの方々が話している言葉で、自然に日本語を覚えるようになりました。
 
QJONTEとのコラボレーション(前日、11日に同会場で行われたイベントでJONTEとのコラボレーションを実現)具体的に挑戦してみたいことは?
ずばり、K-POPスタイルとJ-POPスタイルという2つの音楽です!日本と韓国、それぞれの方が聴いていい曲だなと共感してくれる、異なるタイプの音楽に挑戦したいです。そして、それらの楽曲を、日本語と韓国語の両方で歌えたらいいですね。昨日は僕の喉のコンディションが、実は100パーセントの状態ではなかったんです。JONTEさんが来てくれたおかげで、力が発揮できたように感じました。もうかれこれ、3、4回は同じステージに立っているのですが、本当に実のお兄さんみたいです!公演やるときも「ガンバレ!」と、メールでお互いを励まし合っています。たくさんグループがいる中、僕一人で歌うことは正直、淋しいなと思うときはありますが、JONTEさんがいるのでとっても心強いですね!
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 左からサンウ、SOUL J,]ジョンギュン、ユジン、スンヒョン
 
そしてN-TRAINの登場!こちらは「アンニョンハセヨ~!」と元気よく登場!今回の来日は1月のショーケース以来、2回目となる。
 
Q今回は2回目の来日公演。みなさんの意気込みを聞かせてください!
スンヒョン「ファンのみなさんに“僕たちの姿をたくさんお見せしたい!”という気持ちです。特に今回は、僕たちの公式ファンクラブの結成式を準備しているので、少し緊張しています」
ユジン「1月の公演のときには、自分の中でとても物足りなさを感じるところがありました。さきほど1部を終えたのですが、“まだまだだな…”と、やはり反省することがありまして…。そんなふうに、一つひとつのことを克服してがんばっていきますので、みなさん、温かく見守っていただけたら幸いです」
ジョンギュン「1月は初めての来日なのにも関わらず、空港まで駆けつけて迎えてくれたファンの方もいらっしゃって…。公演にもたくさん集まっていただけて、本当に感動しました。以前からメンバーたちと“日本でこんなことをしたいね!”と話をしています。このように、そんな望みを叶えていけることをとても光栄に思っています」
SOUL J「前回もそうでしたが…今回もこんな風に温かく迎えてくださって、とてもうれしく思っています。みなさんからたくさんの感動をいただいています。これからより良い公演、ステキな歌、いい音楽をお見せしていきたいと思っています。たとえ会場にお客さんが一人しかいなかったとしても、誠心誠意、心を込めてがんばりたいです」
サンウ「これまでみんな、良いことを言ってしまいましたね(笑)僕たちが日本に来るたびに、スタッフやファンのみなさんが温かく迎えてくださいます。実は僕たちは、まだまだお見せできることが多くないのですが、今度の10月の公演では、もっともっとカッコいい姿を披露できるように、一生懸命準備します。みなさん、ぜひ、お越しください」
 
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 QN-TRAINとは一言でどんな存在ですか?
スンヒョン「恋人のようなもの!」
ユジン「友だち!チング!」
ジョンギュン「僕の“未来”だと思います!」
SOUL J「オンマ!いつも、いつも、心の中で想って会いたくなるから」
サンウ「僕はTRAIN(列車)!一つではなく車両がつながって走っていくので」
 
Q前回の来日から、男らしく成長しましたが、なにか心境の変化がありましたか?
ジョンギュン「新曲のコンセプトが“男らしさ”でしたので…。運動もたくさんしました」
 
Q好きな歌手は誰ですか?
サンウ「桑田佳祐さんです」
ソウル「清水翔太さん!清水さんの「君が好き」が大好きです」
ジョンギュン「中学生の時からX-JAPANのファンです!昨年の来韓コンサートにも見に行きました」
ユジン「R&Bアーティストのクリス・ブラウンです」
スンヒョン「以前から嵐がすごく好きです。特に松本潤さん…」
 
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スンヒョンが答えると、報道陣からも「似ていますね!」という声がかかった。その後のフォトセッションでは、TRAINということで、列車のポーズをしてみせたり、実に、サービス精神が旺盛の5人。会見場を後にする際も「お疲れさまでした!」と報道陣にていねいにお礼をする場面も見られた。
 
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2部のイベントでは、「アンニョンハセヨ」とSOUL CRYが登場!曲はもちろん「愛の始まりは告白から」その確かな歌唱力の中に、彼のハートの温かさが伝わってくるナンバー。「愛してくれて、ありがとう…」と優しく歌い上げるその姿に大きな拍手が湧いた。
 
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会場から「チャル センギョッタ(カッコいい)!」と声がかかると、「そちらに行って歌わなくちゃいけませんね」と饒舌だ。岡山での活動については、参加した「桃太郎まつり」での話題に。「こんなふうに踊ったんですよ!」とちょっと踊ってみせる。「今年は2時間くらいしか練習をしなかったけれど、来年はプロ級になってみせます!祭りの曲も僕が歌います!」と、今から気合い十分。そんな楽しい話の後の楽曲はバラード「僕の心を君は知らない」今度はガラリと変わって、激しいメロディに「君を愛してる」と呼応を繰り返す情熱的なナンバー。そして「次の曲は、数字です!1、2、3、4、5…みなさんも知っている曲です」という紹介に続いて、ブリアン・マッキナイトの「Back at One」を披露。数を数えていくサビのフレーズでは、客席との掛け合いも見せていた。
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そしてN-TRAINのステージへ。「One Last Cry~泣きながら泣いて~」のイントロが流れ、客席後方からのサプライズ登場!うれしい演出に客席は騒然となった!切ないラブソングのメロディに、5色のボーカルが響きあう。会場からのリアクションにジョンギュンは「昔からこういう演出を一度やってみたかったんです!とても近くでみなさんを感じることができて、すごくいい気分です!」サンウも「ファンのみなさんと手をつないだり、目を合わせたりすることができて、とってもうれしかったです!」とそろって興奮を隠せない。久しぶりの日本。ソウルも猛暑が続いているが、「みんなの心があるから大丈夫!」とSOUL Jからはとろけるようなセリフが飛び出した。ユジンも「とっても会いたかったです!」と熱い心を伝えた。そしてジョンギュンからは、新しいミニアルバムが完成したという、おめでたいニュースを聞くことができた。すでにレコーディングもMV撮影も終えているらしい。「10月ごろにはお披露目できるかな~」とも教えてくれた。
 
サンリオとのコラボレーション企画でメンバーがそれぞれハローキティーロボットの洋服をデザインした。ここでも個性は発揮された。サンウは、サングラス、ケータイ、ジーンズまでディテールを生かしたHIPHOPスタイル。ジョンギュンは、斜めに帽子をかぶせて、マイケル・ジャクソンの「Black&Whit」をイメージ。SOUL Jは、ひまわりを模した若干アンニュイなキティーちゃん。「愛している人を見たときにひまわりのようになりたい、という想いからです!」とその心を明かした。ユジンのコンセプトは“守護天使”!後ろに羽根が生えている。サムライのような佇まいのキティーちゃんは、スンヒョンによるもの。右手にはコスモスが握られており、「賢いイメージと孤独感を醸し出してみました」となんともアンバランスな見た目に、失笑と感心の会場であった。
 
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続いての楽曲は、ALL 4 ONEの「When I needed an angel」この日のために準備したというセレクトであり、「ポイントは僕たちのハーモニーです!」とジョンギュンが胸を張った通り、しっとり系のR&Bのバラードに、メンバーそれぞれのボイスカラーが幾重にも連なり、会場に響き渡り、観客の胸を熱くさせていた。そして話題の新曲「I’ll Forget you」へとフローしていく。一変してダンサブルで男性らしさを前面に押し出したナンバーに、客席のテンションも上がっていく。客席のペンライトも大きく揺れている。ブリッジでは、サンウのハイトーンボイスも見事に決まった。「こうして歓声が大きければ大きいほど、僕たちにパワーが出るんですよ!」とユジンもリアクションの良さを噛み締めている。
 
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 会場がひとつになったところで、公式ファンクラブの名称を発表することになった。サイトを通じて応募された候補をもとに、彼らが実際に会議を開いて、悩みに悩んだ末に決定されたのは「TRINITY」!メンバー、ファンクラブが“三位一体”となる場所=ファンクラブになってほしい。歌唱力・表現力・創造力という才能が優れているグループだから」という意味が込められている。 “名前を考えてくれたお返しに”とメンバーが客席へ下りての記念撮影も執り行われた。そんな愛情いっぱいのファンから「N-TRAINの魅力」について問われたアンケートでの1位は、ずばり“歌声”!その歌声を聴ける単独公演が10月に決定した。そのほかにも、ファンクラブサイトが正式にオープンされること、「I’ll Forget you」などの楽曲のデジタル配信が日本でも開始されることとなど、フレッシュなお知らせが相次いだ。そしてユジンの大学入学も無事、決定したことも発表された。「勉強をがんばりたいですね」というユジンに、ほかのメンバーがいっせいに「うそ~!」とツッコミが集中し会場から笑いを誘っていた。
  
そろそろお別れの時間が近づく。「みんなが知っている曲です!」というジョンギュンの紹介の後に続いたのは「Do it」!疾走感のあるこのナンバーは、目くるめく繰り広げられる鮮やかなフォーメーションが迫力満点!アゲアゲなテンションを残していった。
 
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アンコールに応えてふたたびステージに戻ってきた5人。「この前の冬に来てから、いろいろと大変なこともあって、僕たちは精神的に疲れていたときもあったのですが、こんなにステキなパワーをみなさんからいただけて本当にうれしいです」とサンウからファンへの想いを切り出しはじめた。SOUL Jは「つらい日々が続いて、いろいろなことがありました…ファンのみなさんからの励ましや、SNSへの書き込みなどで本当に支えられました」とかみしめる。ユジンも「みなさんからいただいたお手紙を読み返すと、胸が熱くなります。そのような応援があったからこそ、がんばることができました」と感謝の気持ちでいっぱい。ジョンギュンは前回の公演で「Heart of gold」を歌ったとき泣いてしまったことを振り返り、「あの時のような想いが、今日もこみ上げてきています…」としみじみと。ジョンギュンいわく「本気な心を持って歌います」と、大切な真心の想いで、この公演のラストに選んだのは、コブクロの「蕾(つぼみ)」!まさしく、熱唱に次ぐ熱唱。迫力の歌声を新宿に轟かせ、彼らの魅力はやはり、その歌声であることを証明させた。大きな拍手に見送られながら、メンバーも「みなさん、ホントに、ホントに、愛してる!」という言葉を残し、ステージを後にした。その後は、ハイタッチ会で、一人ひとりのファンと交流をもつ機会が設けられ“想い出”のひとときは幕を閉じた。
 
 <セットリスト
SOUL CRY
愛の始まりは告白から
君は僕の心を知らない
Back at One
 
N-TRAIN
One Last Cry~泣きながら泣いて~
When I needed an angel
I’ll Forget you
 Do it
アンコール
蕾(つぼみ)
 
Information
1.「ARTIST N-TRAIN IDENTITY」
2012年10月8日(祝・月)会場:品川ステラボール 昼・夜 単独2公演!
2.日本公式ファンクラブ『TRINITY』OPEN!
http://ntrain.hanryu-concert.com/ja/main/
3.デビュー曲「One Last Cry~泣きながら泣いて~」「I’ll Forget you」
『ENJOY KOREA』『K-POPフル』にて、着うた・フル配信中!
 


 

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