2011年に東京で上演され、好評を博した『ミュージカル宮』が全面リニューアルされ、来る2012年9月1日（土）～13日（木）五反田ゆうぽーとホールにて開催。
この東京公演開催を記念し、主演の二人が忙しい時間を縫って特別にインタビューに答えてくれました。
まずは今回初出演となるカンインのインタビュー。優しい笑顔で「よろしくお願いします」と挨拶。キリッと真剣な眼差しで答える姿や横顔からのぞく長いまつげでにっこりとほほ笑む優しい眼差しの表情をみながら、自身の考えるイ・シン（役名）は「眼差しで表現したい」というように、すでに眼差しでしっかり表現し、インタビューに答えてくれた。
――復帰後ソロとして日本ではじめての活動ですが『ミュージカル宮』を選んだ理由は？
僕にとってとても意味のある作品だからです。直接ファンの皆さんにお会いしたかったので、ただテレビ番組で出演してテレビを通してだけでは何かしっくりこない気がしました。よい機会に恵まれこの作品に出演することになったので、これ以上ないいいはじまりだと思います。
――はじめての出演ですが、2回目となるソンモさんと何か話はされましたか？
稽古をしながら僕自身集中できないような時に、すぐに感じてくれてそのことを僕に襲えてくれたり、同じ歌手同志ということからも助けになってくれることが多かったです。
ソンモさんはすでに一度経験しているので、実際に舞台で盛り上がる場面や、悲しい場面、重要となるポイントなどを話してくれました。僕自身はそういったことをこれから経験することになるので、とても楽しみです。
――皇太子イ・シンは「つんデレ」というイメージですが、カンインさんから男らしさは感じられますが、デレッと甘えるようなイメージはあまりないような気がしますがどうですか？
皇太子イ・シンは心はやさしいけれど、育った環境から素直にありがとうやごめんなさいを言えない性格だがチェギョン（皇太子妃）に出会ったことで、次第にあたたかさを表にだしていくようになっていきます。しかし、僕はそのあたたかさは言葉や態度ではなく、目力、眼差しで表現したいと思っています。ですから、甘えるような態度も眼差しで表現したいと思います。
続いて、今回2回目の挑戦になるソンモはしっかりとした日本語で「客席と一体化し、舞台を作っていくのが楽しかった。アドリブが多いのもこの舞台の魅力の一つなので今回も楽しみしてほしい。健康管理をしっかりして、よりパワーアップして姿をみせたい！」と力強く話してくれた。しっかりとした受け答えに成熟したソンモを感じた時間だった。
――昨年の舞台でのカーテンコールがすごく盛り上がっていましたが、このときの話は考えてきていたものですか？
いいえ、考えてきてものではなくて、その瞬間に感じたことを話していました。
――舞台でアドリブがあったようですが？
アドリブはミュージカルの魅力の一つだと思います。もちろん、他の出演者たちと約束し、計画、準備をして行うことですが、観客の皆さんにも楽しんでいただけたようですし、よかったです。
――ミュージカルの楽しさを感じるのはどんな時ですか？
観客の皆さんと一体化できて、舞台が出来上がっていくのを感じられる時はとても楽しいです。超新星のライブとは違って、演技と歌を一緒にやることができるのも楽しいです。
ミュージカルは魅力が沢山ありますから、嵌ったら大変だと思います。僕はこのミュージカルを経験したことで、本当にミュージカルの魅力にすっかり嵌ってしまいました（笑）
今回はもっとパワーアップして頑張りたいと思います。
Photo：Hirofumi Miyata
◆「宮」オフィシャルサイト http://www.musical-k.com/
◆SUPER JUNIOR オフィシャルサイト http://superjunior-jp.net/index.html
◆超新星 http://www.choshinsei.com/index.html
■ソンモ（超新星）、カンイン（SUPER JUNIOR）Wキャスト『ミュージカル宮（クン）』東京公演 開催記者会見
