ナムグン・ミン Fan Meeting in TOKYO

今年最初の3連休初日にあたる1月12日、Zepp Tokyoでナムグン・ミン Fan Meeting in TOKYOが開催されました。イベントのオープニングは歌。パク・ヨンハの「ONE LOVE」を気持ち良さそうに歌ったナムグン・ミンですが、歌詞を忘れてしまったところではエヘッと極上の笑みを浮かべ、もうそれだけで会場のファンがぽーっ♡ 熱い視線を集めていました。

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MCのYumiさんを迎えた最初のトークタイムでは、日本語の勉強中というミンが「今何時ですか?」と早速その成果を披露。時計を見てまず「シジ・シジュップン?」。ファンの反応で間違いに気づき、改めて「ヨジ・ヨンジュップン」と言い直すと、それだけで大きな拍手が。「緊張して死んでしまいそう。ここで死んで韓国に帰れないんじゃないかと思いました」と言ってみたり、このファンミーティングのために準備を重ねてきたという紹介に「そんなこと言わないください。もしうまくいかなかったから恥ずかしいもの。みなさん、全然準備なんかしてません(笑)!」と宣言してみたり、キュートな発言の連続で、最初からファンの心をキュンキュンさせてしまうミンでした。
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さらに、クリスマスについて聞かれると、「クリスマス当日は弟が僕の財布を持って出かけてしまったので、12000ウォン(=約1000円)しかなかったんです。それで7000ウォンのヘジャングク(二日酔い解消スープ)をすすりながら、日本語の本を読んでいました。きっと、あの人何?って視線で見られていたと思います」と苦笑。日本語学習の話題になると、「先生は10歳年下なんですが、怒られてばっかり。僕が宿題をしてこないからなんですけど(笑)。また、先生が女性なんで、最近僕の日本語が妙にオネエっぽくなってる気がするんですよね(笑)」と楽しい近況報告をしてくれました。
 
ファンからの質問コーナーでは、抽選で選ばれたファンがステージに上がり、直接質問。3人目のファンが今後の日本での活動について尋ねると、「今とてもお腹がすいています(笑)」とボケた後、きりりと表情を引き締め「日本の作品なら、きっと良い経験になると思うので、チャンスが与えられれば、どんな小さな役でもいいからやってみたいです」。続けて「関係者の皆さま、もし今日いらしていたら、事務所まで連絡よろしくお願いします! (さっきの歌で)僕の歌の実力はおわかりでしょうが(笑)、演技には自信がありますので」とお茶目にまとめ、大きな笑いを誘っていました。
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新年にちなみ、書き初めのコーナーもありました。ナムグン・ミンが好きな言葉を書き、抽選で選ばれたファンの名前やサインを入れ、ステージでプレゼントするという趣向でしたが、上の写真の文字は「소원(ソワン)」。“願い”という意味のこの言葉を選んだ理由は「ずっと念じていると、願いがかなうと聞きました。それでこの言葉を選びました」とのこと。ミンの願いは「リアリティーのある、心からの演技ができる俳優になることです」だそうです。この色紙の当選者はなんと高校生。「学校帰りに初めて1人で新幹線に乗って来て良かったです……」と感激ひとしおの様子。ナムグン・ミンにハグされると「初めて男の人にハグされました」と少し震えている彼女。これにはミンも思わず「責任を取らなくちゃいけませんか?」。Yumiさんに「もちろん。責任とってください(笑)!」と返されていました。微笑ましいやりとりに、客席の雰囲気が和みます。
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プログラムはまだまだ続き、抽選で選ばれたファンが「女優」に挑戦して、ミンとラブシーンを再現するコーナーでは、想像以上の接近ぶりに、悲鳴に近い歓声が鳴りやまず、プレゼントコーナーでは、自分でチョイスした品々をミンが丁寧に説明。ストールの当選者には、オシャレに巻いてあげたりと、こちらも大盛り上がり。さらに「いつもたくさんファンレターをもらうんですが、全部にお返事できないのが残念」というミンが、ファンレターをくれたファンに事前に返事を書き、サプライズで客席まで降りて彼女にそれを手渡し、さらに返事が出せなかったファンの皆さん全員に宛てた手紙を韓国語で朗読。スクリーンでミンの自筆と日本語訳が紹介されました。
 
イベントの半ばで「瞳をとじて」を披露、最後は「叫んでみる」を歌って締めくくったナム・グンミン。これだけでも大満足なイベントだったのですが、アンコールではさらにすごい展開が待っていました。なんと赤いスーツに身を包んだミンがダンサーを引き連れて再登場。EXILEの「Choo Choo Train」を歌いながら踊り、続けてPSYの「トゥゴウン アンニョン」へ。途中あの「江南スタイル」を挟んで乗馬ダンスにもチャレンジ。会場が総立ちで、これ以上ないほどヒートアップします。
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歌い終えると息を弾ませながら「すっごく恥ずかしいです」と顔を赤らめたナムグン・ミン。「上手にできなくても、皆さんの応援に応えるには、これしかない!と思って準備したんです。皆さん、すごくノリが良かったですね。ありがとうございます! あ、今ちょっと口の中で血の味がします(笑)」と、最後まで楽しいトークが尽きることはありませんでした。「これからもいろんなものに挑戦し、今年は(歌やダンスではなくて)得意な演技をお見せしたいと思います」というミンに、会場が声を揃えて「ナムグン・ミン、ファイティーン!」と声援を送り、ミンが「皆さんもファイティーン!」と返し、終演となりました。
 
この後は全員との握手会。年間数えきれないほどファンミーティングを取材しますが、こんなに盛りだくさんで楽しく、和やかなイベントは数えるほど。ナムグン・ミンのサービス精神に脱帽!のイベントでした。
 
 

                


 

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