台湾映画 ≪人間万事塞翁じんかんばんじさいおうが犬≫ 公開決定!

平成23 年度文化芸術振興費補助金(国際共同製作映画支援事業)を獲得した台湾映画が早くも日本公開決定!ningen-55.JPG

日本台湾合作映画/2012/109 分/カラー/ビスタ/日本語字幕/原題:命運狗不理/
配給:Hark & Co/宣伝協力:エスピーオー/出品:MDC・有限会社四面楚歌
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STAFF
監督:リー・ティエンジュエ『ヴィザージュ』(美術監督担当・台湾アカデミー最優秀美術賞)
撮影:小林元『クライマーズ・ハイ』
音楽:半野喜弘『フラワーズ・オブ・シャンハイ』
 
CAST
ワン・ボージェ(王柏傑)『孫文の義士団』
リン・ルォヤー(林若亞)期待の新人 初主演
ブラックベリー(黒苺)「セデック・バレ」
シャオクー(柯仁堅)、チュウトウピー(豬頭皮)、スーダー(蘇達)、チュエンレンシェンシャン(全
聯先生)、ユェン・アィフェイ(袁艾菲)、頭・大元
3/23(土)~29(金) 一週間限定 シネマート六本木
2013 年3 月23 日(土)~3 月29 日(金) 一週間限定公開! 先着で的慮犬お守りプレゼント! 7 日×7 個=49 名様
料金:一般・大高1500 円 シニア1000 円 サービスデー:月曜男性・水曜女性・木曜会員・シネマートデー(3/25)1000 円
(近日オープン) Twittercinemart_asia
シネマート六本木 地下鉄六本
■STORY
的盧犬(てきろけん)も喰わないアドウの衰運  ningen-56.JPG
不吉な伝説を背負う犬がいた。額にT 字の毛並みを持つこの犬は、犬のくせに、なぜか三国志演義の馬、的盧(てきろ)のDNA を受け継いだらしい。この犬を飼い始めて49 日目、飼い主には必ず不幸が訪れるのだ。
まじめに生きているだけなのに何をやってもうまくいかず、うだつの上がらない青年アドウは、草食系なので同僚の看護師からは受けがいいが、一番気になっている美人女医のライには名前すら覚えてもらえない。
的盧犬は最後、巡り巡ってアドウのもとへやってくる。不運な男に、不幸の犬。思いを寄せる美人女医との間には、祖先の深い因縁がある。人間万事塞翁が犬、違った…人間万事塞翁が馬。何が幸運となり、何が不幸を招くのかなんて、人生結局、最後までわからない。
どうなる、アドウ?
的盧馬とは…三国志演義第34 回に登場する、当時不遇だった劉備が飼っていた、飼い主を不幸にするという馬のこと。劉備が危機一髪という状況に追い込まれると、的盧は奇跡の河渡りに成功して、飼い主の劉備を敵から守った。しかし劉備の手を離れた後、的盧はやはり次の飼い主に不幸をもたらしている。
 
■INTRODUCTION
マイナス×マイナス=プラス、アドウ×的慮犬=プラス?
うだつは上がらないが、誠実さゆえ周囲の人々から愛されている青年アドウと、周囲を不幸にするという犬が出会ったとき、不運は倍増するのか?それとも…。人生なんて考え方次第-そんなことを教えてくれる台湾映画の小品が誕生した。監督リー・ティエンジュエは、鬼才ツァイ・ミンリャンの『西瓜』(2004)以降、映画美術を多く手掛け、本作で監督デビュー。色彩感覚あふれる映像はリー監督ならではと言える。平成23 年度文化芸術振興費補助金(国際共同製作映画支援事業)を獲得した本作では、この新人監督を、撮影の小林元 (『クライマーズ・ハイ』)、音楽の半野喜弘(『フラワーズ・オブ・シャンハイ』)が支えている。主演のワン・ボージェは、『九月に降る風』(08)で第10 回台北映画祭最優秀新人賞を受賞。中国映画『孫文の義士団』(09)など映画を中心に出演、2013 年1月に日本公開のアン・リー監督『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227 日』に出演するなど、活躍の場を広げている。リン・ルォヤーは、モデル出身。NHK アジア・フィルム・フェスティバル上映「ピノイ・サンデー」(09)、人気ドラマ「最後はキミを好きになる!」(11)などで経験を積み、本作が映画初主演となる。本作に様々な役で登場するスーダーは、2013 年日本公開予定の大作『セデック・バレ』 で重要な役(花岡兄弟の弟)を演じた注目の演技派俳優である。監督は敬愛する二人のミュージシャンも器用。豬頭皮こと朱約信は現役の大学教授であり台湾長老派教会義光教会の執事。バンド濁水溪公社のカリスマボーカリスト、シャオクーは税務署に勤務。この二人の、ライブパフォーマンスを彷彿とさせる強烈な個性も見所のひとつとなっている。

 

 

 


 

 

 

 

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