『紳士の品格』に出演し、人気急上昇中のキム・ミンジョンが、MINI LIVE &ファンミーティング(主催:KJ-NET)を、3月31日(日)、よみうりホールにて開催。同時開催された、『紳士の品格』DVD発売&地上波初放送記者会見に登壇しました。
こんにちは。このような天候の中、記者会見に起こしいただきありがとうございます。今日は皆様とお会いできて嬉しいです。改めましてキム・ミンジョンと申します。宜しくお願い致します。
Q: 本日のファンミーティングは4年半ぶりとのことですが、久しぶりの日本はいかがですか?ファンミーティングに向けてどのような準備をされてきたのでしょうか?
個人のファンミーティングは4年半ぶりですが、正確にいいますと大阪にドラマ「アテナ」のイベントできたこともありました。去年の11月には【紳士の品格】で競演したキム・スロさんと一緒に日本に(撮影で)きたこともありました。いつも日本はきれいで美味しい食べ物がたくさんありますね。昨日も美味しいものをたべました。朝はまだ食べていないので今はちょっとお腹がすいていますが、大丈夫です。まずはアサヒ(ビール)を一杯飲まなければいけないかな(笑)。久しぶりのファンミーティングなので今回はこれまでの思い出を色々振り返ってみたいと思います。≪共感≫ということが大切だと思います。(共感できるものを見つけながら)、出来るだけファンの皆様と楽しい時間を作っていきたいとおもいます。
Q:「紳士の品格」が韓国で大ヒットし、多くの方に愛された理由はなぜだとおもいますか?ミンジョンさんが考える「紳士の品格」のヒットの理由を教えてください。
新しいジャンルのドラマだったと思います。40代の愛情と友情のストーリーでした。でも10代の皆さんにも人気が出たんですよね。おじさんの世界にもああいう友情や愛情があるんだ、とわかってもらえたのではと思います。そういうところで、たくさんの共感を得ることができたのではと思います。
自分自身もこのドラマを撮影しながら、まだ自分も老けてはなかった、新たな人生がまだある、そういう期待をもてました(笑)。
Q:チャン・ドンゴンさんはじめ、キム・スロさん、イ・ジョンヒョクさん男性4人の友情物語、その中でも特に各話のプロローグシーンが非常に話題になりましたが、3名と共演していかがでしたか?
元々作家さんはアドリブを許しませんでした。台本に忠実でなければいけませんでした。アドリブは正確な台詞を言った後で少し許されていただけでした。少しでも台詞を間違えてしまうとすぐにNGになってしまいます。ですので、共演者のキム・スロさんはとても演技がしずらそうでした。キム・スロさんはアドリブのうまい俳優さんなんですよね、アドリブを入れてしまって怒られてしまうことが多かったので、キム・スロさんが一番NGが多かったと思います(笑)。一方、私はいつもほめられながら撮影していました。事実です(笑)。
Q:CNBLUEイ・ジョンヒョンさんはじめ、少女時代スヨンさんなどKPOPアーティストの出演も話題になりました。特にミンジョンさんの少女時代のダンスシーンは注目を集めました。彼らと共演してみていかがでしたか?
まずは楽しかったですね。僕たちもそうだったのですが、後輩達もキム・ウンスク作家のことが大好きで、ファンでした。スヨンさんはキム・ウンスク作家の大ファンで、キム・ウンスク作家も少女時代のスヨンさんが大好きだったのです。(少女時代の)スヨンと僕は同じ事務所(SMエンターテインメント)の所属ですので、作家さんが私に個人的なお願いをしてきました。それをスヨンさんにお願いしたところ、スヨンさんも是非出演したい、ということで快諾してくれて、出演が決定しました。スヨンの出演シーンで、私がスヨンの目の前で少女時代の踊りを踊らなければいけないシーンがあり、大変でした。恥ずかしくて死んでしまいたいと思いました。少女時代のダンスを踊らなければ行けなかったので、少女時代のダンスチームにお願いして、一日レッスンを受けました。私はダンスが下手なのですが、今回の監督はたくさん撮影をする方なので、ダンス撮影シーンも何度も踊らなければいけなかったので、私は監督をなぐりたいと思いました(笑)。(恥ずかしくて)なんども死にたいと思いました。
Q:ダンスに自分で点数をつけると何点?
ベストを尽くしました。自分では満足しています。スタッフや共演者からは満点をくれました。
Q:5月2日よりテレビ東京にて地上波発放送になりますが、これから観る方にドラマの注目ポイントを教えてください。
日本にもこのようなタイプのドラマがあったのかどうか分からないですが、(皆さんからすると)40代の中盤の男達の生き様というのがどういうものなんだろう、という疑問があるでしょう。(その疑問への)新しいアプロ—チのポイントがこのドラマにはあると思います。韓国の40代が皆ドラマのような人生を送っている訳ではありませんし、大げさな部分もあるかもしれませんが、40代の皆様へ対する希望のメッセ—ジが込められた部分は見所だと思います。共感していただけるところも多いかと思います。そして10代、20代とまだ若い皆様には、このドラマを自分が40代になったらこういう人生を送りたいなと思っていただけるようなドラマになっていると思います。またこのドラマで一番大事なポイントですが、ドラマを観ると、友達に会いたくなるような、そんな懐かしさを感じさせるドラマだと思います。
Q:韓国では、「美しい中年」という意味が込められた「花の中年」という言葉が誕生しました。「花の中年」と呼ばれていかがでしたか?
「花の中年」という言葉は確かに流行となりました。最近は世知辛い世の中ですよね。色々厳しいですし、胸の中の熱い愛というものも失いがちですし、そして仕事も大変です。結婚された方は家庭があって寂しくないでしょうけど、結婚もまだ出来ていない僕のような独身男性は、いつも夜は寂しいものです。昨日も金縛りにかかってしまいました・・・部屋が広過ぎて(笑)
この寂しさとか幸せとか、様々な想いを込めた意味で出てきたのが「花の中年」というものだと思います。40代の新しいスタートに期待を込めて。
そして、チャン・ドンゴンさんと僕がこのドラマにキャスティングされていなかったら、おそらく「花の中年」という言葉は出来なかったと思います(笑)。
Q: 17歳年下のメアリ(ユン・ジニ演)とのラブラインが話題になりました。実際には年下の恋人は如何思いますか?ドラマに出演された前と後では結婚観は代わりましたか?
17歳年下(韓国では18歳差なので、18歳と言っています)、しかも親友の妹というストーリーが、僕にとっては非常に重要な比重をしめました。現実的に考えますと、(17歳も年下の恋人なんて)夢のようなお話ですよね。ユンという役は、心に痛みを負っています。妻を死別という形でなくし、さらに相手は親友の妹。(こういった状況で)二人の愛を実らせて行くことは大変ですが、キム作家がきれいなラブストーリーを描いてくれました。特に私の演じた役は寂しさにあえいでいた40代の男性に大きな希望を与えました。(この恋は)現実的に全く不可能、というわけではないですが、難しいと私は考えます。やはり現実には不可能に近いと思います。ですが、あくまでドラマなので、楽しみながら演じました。
結婚観・・・。そうですね、いい人が現れたらすぐに行きます!ドラマをする前も、ちょっとはそう思っていましたが、(ドラマ出演後の)今は(以前よりも)強くそのように思っています。
Q 一番近いキャラクターはどれですか?
ユンが一番近いとおもいます。でもテサンに近い部分もあるかと思います。ユンが80%、テサンが20%ですかね。
Q:今後の予定は?
今、韓国で「三銃士」というミュージカルをやっています。ミュージカルは、はじめての挑戦ということでやらせて頂いています。なぜなら、自ら挑戦することで新たな変化というものを見出したかったからです。そしてステージの上で汗を流す、ということもしてみたかったんです。俳優としてチューニングの時間ともいえるかもしれません。千秋楽まで一生懸命汗を流して行きたいと思います。汗を流すことで新しいエネルギーを常に身体に取り入れている感じです。現在はミュージカルという新しいジャンルの魅力にもハマっているところです。8月には東京でも公演があると聞いています。皆様、是非いらしてください。
またこれから「紳士の品格」が沢山愛されて、また日本の皆様方にも何度もご挨拶できる機会が増えたらとおもいます。私は韓国の数え年で42歳ですが、いつも【今が始まり】という気持ちでこれからも頑張っていきたいと思います。本日は寒い中、お越し頂きどうもありがとうございました。
★「紳士の品格」《完全版》
DVD-BOX1、4月2日発売
※レンタル同時リリース
※DVD-BOX2は4月17日発売
※各BOXに撮影舞台裏メーキング映像やインタビュー他特典映像+初回封入特典付
発売元ポニーキャニオン/各19,950円(税込)
詳細は公式サイト www.shinshi.jp
★5月2日 テレビ東京≪韓流プレミア≫にて地上波放送スタート
(毎週 月~金8:25)