早くも話題騒然となっている日韓共同製作新作ミュージカル『千番目の男』のワールドプレミア東京公演が決定！ 2013年9月28日（土）から10月13日（日）まで投稿AiiA Theater Tokyoで上演されることとなりました。 
主演は共に2012年に日本デビューを果たし、韓国と日本で多くの音楽賞を受賞、歌とダンスの実力にルックスを兼ね備えたBOYDRIEND とB1A4から、BOYDRIENDのリーダー・ドンヒョンとB1A4でメインボーカルを務めるサンドゥル、豪華なダブル主演が実現しました。（写真左がドンヒョン、右がサンドゥル）
8月20日、東京渋谷のマウントレーニアホールにて抽選で選ばれたファンも参加し、『千番目の男』の製作発表が開かれ、主演のドンヒョンとサンドゥルが仲良く登壇しました。司会者が「公演はダブルキャストなので、お2人が揃ってステージに立つのは、きょうが最初で最後です」と紹介すると、ひときわ大きな拍手が起こります。ドンヒョンが日本語で愛嬌たっぷりに「残念ですねー」と返すと、場内の空気が一気に和みました。
Q. 『千番目の男』はどんな作品ですか？
ドンヒョン： 日本では、九尾狐（クミホ）という伝説になじみがないかもしれませんが、1000年の命を生きる九尾狐と、限りある人生を生きるウンソクの、せつなく胸をしめつけられるような、日常では有り得ない愛の物語です。
サンドゥル： 韓国で古くから伝わってきた九尾狐（クミホ）がテーマになっています。九尾狐であるミジンは、1000年間にわたり、多くの男性に愛されてきたんですが、自分は誰も愛したことがなく、本当の愛を知らないんです。真実の愛とは何かと考えさせられる作品です。
Q. お2人が演じるウンソクはどんなキャラクター？
ドンヒョン： とてもピュアで、まるで僕のよう（笑）。愛について真剣に考えるキャラクターです。彼には自分なりのルール、こだわりがあり、そういうところも僕に似ていると感じました。
サンドゥル： ミジンを愛しているのに、（余命3カ月という）自分の運命を知っているので、素直になれない。そこがとてもせつない。でも、死ぬ前に真実の愛を知ることができて、幸せなキャラクターだと思います。
Q. お稽古は順調ですか？
ドンヒョン： 順調ですよー。ありがとうございます。
サンドゥル： 初演の作品なので、みんなで一丸となって作り上げている幸せな毎日です。ドンヒョンさんはどうですか？
ドンヒョン： 同じ気持ちです。
Q. K-POPのカン・ドンチョル氏が作曲を手掛けていますね？
ドンヒョン： K-POPとミュージカルがうまく融合した楽曲だと感じます。バラードもありますし、ノリが良くて、盛り上がれる曲もたくさんあります。
サンドゥル： 本当に素晴らしい楽曲ばかりです。ミュージカルにとって歌は大切な役割を果たすもの。ミュージカルのいろんな要素と融合してシナジー効果を発揮できるのではと期待しています。みなさんも楽しみにしていてくださいね。
Q. （稽古風景のビデオに寸止めのキスシーンがあったのを観て）ラブシーンもありそうですね。
ドンヒョン： ラブストーリーなので、ラブシーンは欠かせませんが、キスシーンはどうでしょう（笑）。よく知らないんですよ（日本語だったので、会場から大きな笑いが）。
サンドゥル： ロマンスの演技は初挑戦なんです。なので僕自身も期待しています！
ドンヒョン： 期待してるのー（笑）？
サンドゥル： まだよくわからないけど、演じているうちに胸がいっぱいになって、幸せな気持ちになりそうです！
Q. 互いに尊敬する点と、ここだけは負けないぞ！という点は？
ドンヒョン： 笑顔がキラキラして可愛い。カッコ良い。熱い男！ それに歌がうまい。僕が負けないのはセクシーさぐらいかな（笑）
サンドゥル： 情熱的なところが一番の長所だと思います。何事にも一生懸命で、真剣に取り組む姿勢は僕も見習いたい。でも、セクシーさでは僕も負けませんよ。負けたくないです！
Q. メンバーからはミュージカル出演に対して何か言われましたか？
ドンヒョン： BOYFRIENDのメンバーに出演が決定したと報告すると、みんな自分のことのように喜んで、おめでとう！と言ってくれました。でも、その後すかさず、いつ観にいくかわからないから、緊張してしっかりやるように、と言われました（笑）。
サンドゥル： 僕が頼んでもいないのに、メンバーが次々と自ら台本を持って練習しようと誘ってくるんですよ。しかも、彼らはウンソクではなくて、ミジン役とか、ウンソクと会話をする相手の役のセリフを練習してくるんです。最初は大変だなと思ってたんですけど、だんだん慣れてくると僕のことを助けてくれてるんだと好意的に受け入れて一緒に練習しています。『千番目の男』の前にもう1作品ミュージカルに出演したんですが、その時もメンバーはみんな舞台を観に来てくれたんですが、きみは時間もないのに頑張ったね、その頑張りが誇らしかったよ、と泣いてくれました。僕もメンバーには感謝しています。
Q. ちなみにミジン役はどのメンバーが？
サンドゥル： メンバーが順番に練習して来てくれるんですが、中でも四六時中ミジンになり切ってくれているのが、シヌお兄さんです（笑）。寝る前とかにもやって来て「僕がミジンをやるから、ウンソクをやってみろ」って言うんですね。車に乗ったら車の中でもミジン役をやってるし、いつどこででも僕が演技の練習をできるようにスタンバってくれてるんですが、もう疲れてしまって死にそうです（笑）。
ドンヒョン： シヌお兄さんって、あの髪の長い人？
サンドゥル： そうです。
ドンヒョン： （ミジンに）とても似てるね（笑）
ここで、サプライズプレゼントとして、BOYFRIENDとB1A4のメンバーからビデオメッセージ上映されました。観終わった後、感想を聞かれた2人は…？
ドンヒョン： メンバーが応援してくれているとわかって感動しました。でも、プレッシャーも感じました。公演を観に来ると言ってくれてたけど、黙ってくるかもしれないし、いつ来るかもわからないので、もしかしたらある日突然、舞台の上からメンバーを発見するかもしれないですね。
サンドゥル： でも、きょう行くよ、と言われるともっと緊張するよ。どこに座ってるんだろうと、探してしまうから。だから黙って来てくれたほうがいいんじゃないかな。
ドンヒョン： そうだね。ともかく、弟たちがこんなに応援してくれてると知って、本当にありがたく思いますし、力にもなります。
サンドゥル： ハー（とため息）。普段からメンバーが応援してくれてる気持ちは伝わっていましたが、こんなふうに言葉にしてもらうと新鮮な気持ちにもなりますし、頑張らなければならないという責任感もわいてきます。最初は日本にひとりで来て舞台を務めるということで、心配もあったんですが、メンバーのためにも、ファンのみなさんのためにも、B1A4のサンドゥルとして、一生懸命頑張りたいと思います。
再度、「いい作品にするために一生懸命お稽古しています。どうぞ期待してください」と挨拶した2人。ドンヒョンはすべて日本語でした。ドンヒョンが最後に放った「みんないつ観にいきますかー！ 今でしょー！」のギャグも大成功。盛り上がったところで会見が終了しました。
ミュージカル『千番目の男』
【story】
千年の間に専念の男性の肝を食べれば人間になれるが、そうでなければ泡のように消えてしまうという九つの尾を持つ伝説のキツネ 九尾狐（クミホ）。かつてミジンを愛し、命を捧げた男に瓜二つの主人公・ウンソク（ドンヒョン、サンドゥル）は、自分のことを心から愛してくれる男性の肝を999個食べてきた純情派の九尾狐・ミジンと出会うが、ウンソクはかつてミジンを愛し、命を捧げた男に瓜二つだった。その後、不治の病に侵され、余命3カ月と宣告されたウンソクは命を選ぶのか、愛を選ぶのか。ウンソクとミジンが選んだ真実の愛とは…？
演出：イ・ミンホ／原作・脚本：キム・ギュンテ
作曲：カン・ドンチョル／振付：カン・オクスン
出演：ドンヒョン（BOYFRIEND）、サンドゥル（B1A4）
テイ（MR.MR）、キム・ボギョン、カンミンギョンほか
主催：DOOPS PICTURES／アミューズ／ネルケプランニング
公式サイト：http://www.1000th-man.com （PC・携帯とも）
※公演スケジュールと配役は公式サイトでご確認ください。
会場：AiiA Theater Tokyo（アイアシアタートーキョー）
チケット料金：9,500円（前売・当日共／全席指定・税込）
チケット発売日：2013年8月25日（日）10:00～
お問い合わせは以下までどうぞ。
＜チケットに関すること＞ サンライズプロモーション東京 0570-00-3337（10～19時）
＜公演に関すること＞ ネルケプランニング 03-3715-5706（平日の11～18時）
