主演の『1/2の両想い ~Spring Love~』日本初放送記念来日イベント&プレミア試写会出席のため、忙しいスケジュールの中、来日を果たしたマイク・ハー、インタビューをさせていただきましたので、お届けします。
「よろしくお願いしまーす」と笑顔でインタビュールームに姿を見せたマイク・ハー。水色のジャケットが爽やかで、初夏の雰囲気が漂う中、インタビューがスタートしました。
――久しぶりのイベントで日本のファンと会った感想をお聞かせ下さい。
毎回、日本へ来るたびに思いますが、時間をとって来てくださるファンの皆さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、日本のファンの皆さんはとても親しみやすいと感じています。
――龍太と天賀とでは、どちらがご自身に似ていると思いますか?
どちらかというと龍太ですね。明るくて活発。ちょっと子供っぽいところも似ています。
――マイクさんの中に陽と陰があるとすればどういうところですか?
陽の部分は性格が明るいところですね。活発だし。陰の部分は少ないかもしれません。ドラマで陰の性格を演じるときに、自分の中の陰が顔を出す気がします。具体的には、心がくさくさすると、あまりしゃべりたくなくなることでしょうか。
――デビューしてから10年。あっという間だったとイベントで話されていましたが、どのようにモチベーションを保ってきたのですか?
10年間俳優という職業をやってきて、心が成長してきているのではないかと思います。前は演じるときに辛いことがあると、監督によく訴えていましたが、今は自分の心をある程度コントロールできるようになりました。そして、撮影が終わったら、演じた役をきれいさっぱり忘れられるようにもなりました。
――イベントで、ご自分のことを「宅男(オタク)」と言っていましたが、どんなところが?
最近は仕事以外はあまり外出せず、ゲームをしているところとか(笑)。やりだすととまらなくて・・・。気がつくと一晩中やっていることも。立派なオタクですよね(笑)。
――オタクなマイク・ハーさんが台湾でデートに連れて行ってくれるとしたら?
宜蘭(イーラン)がいいですね。宜蘭の海辺が好きなんです。台湾には他にもたくさんリゾート地がありますが、僕は遊びに行こうと思ったら、よく考えて計画を練り、とことん遊びます。
――宜蘭にも温泉がありますが、マイクさんは温泉デートならどこへ行きますか?
おすすめは、陽明山と北投の温泉かな。ほかにもいいところがたくさんあるんですけど。
――マイクさんからみた台湾ドラマの魅力は?
台湾の文化を結びつけてドラマが作られていることが多く、ドラマを通じて台湾の歴史や文化が伝えられるところです。たとえば台湾の温泉は100年の歴史があるそうで、今回のドラマは日本ともゆかりのある陽明山や北投で撮影しています。この作品を通して、台湾のいいところを発見してくださるといいなあと思います。
――今年はいよいよ30代ですね。
20代は目隠ししてワーッと一気に駆け抜けた気がします。家庭を切り盛りするように忙しかった。体力もありましたしね。今もまだ仕事に追われていますので、早く片付けて家に帰りたいと思ったりします。30代は自分を充実させたいですね。自分のやりたいことに没頭してみたい。旅行にもゆっくり行きたいですね。
――では、30代までに、他にやりたいことはありますか?
たくさんあるんですが、演技についていうと、今まではアイドルドラマがほとんどでしたので、これからは香港のアーロン・クォックさんのような作品に出演してみたいです。
――プライベートで報告することはありますか?
恋愛に関してなら、まったく報告することがなくて…(苦笑)。
――では、最近何か心境の変化などはありましたか?
今までずっと忙しく仕事をしていたのですが、来年は兵役に行き、一旦俳優はお休みします。兵役から戻ってきたら自分の幅が広がり、いろんな選択肢ができるのでは?と思っています。いろいろなドラマに挑戦したいですね。
――悪役も似合いそうですね?演じてみたいと思いますか?
いいですね! 今まで演じてきた役柄には皆さんも自分もそろそろ飽きてきた気がするので、新しい役だと、自分も入り込めそうです。俳優としての腕の見せ所ですね。
インタビューを終えると、再度「ドラマを観てくださいね」とPRしたマイク・ハー。
マイクが初めて二役に挑戦した「1/2の両想い ~Spring Love~」は、10月からホームドラマチャンネルhttp://www.homedrama-ch.com/ で再放送中!
*7月の来日でのインタビューです。
■ストーリー
日本で育てられた天龍(竜太マイク・ハー)は、日本人の母の遺言で台湾に父がいることを知って美人龍湯を訪れる。 同家には双子の兄弟・天賀(マイク・ハー)があったが海外療養 中で不在だった。天龍は旅館の「ひとり息子」天賀を演じる羽目になる。
ライバル旅館の息子、趙人虎(ナイロン・チェン)は温泉街の覇権をめぐって張り合ってくるが、両家の賭けの結果、趙家の娘・人美(ダーユエン)が龍家に住み込みの仲居となり、天賀(じつは龍太)が突然やさしい人柄になったことに驚き好意をいだきはじめた。
そんな中、日本から天龍の幼なじみ・温子(佐藤麻衣)が美人龍湯を訪れるが、自分の正体を明かせない龍太は……。
■キャスト・スタッフ
マイク・ハー(賀軍翔) 「有閑倶楽部」「晴れのち女神が微笑んで」『未来警察』
ナイロン・チェン 「ハチミツとクローバー」「終極三国」
◆マイク・ハーオフィシャルブログ http://ameblo.jp/mike-he/