パク・シフ『清潭洞〈チョンダムドン〉アリス』 KNTV日本初放送記念オフィシャルインタビュー 

KNTVにて、12月21日より日本初放送がスタートする『清潭洞<チョンダムドン>アリス』に主演のパク・シフのオフィシャルインタビューが届きましたのでお届けします。

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――本作を選んだ理由を教えてください。
 
以前の作品の中にも、若干コミカルなポイントが必要な部分がありましたが、『清潭洞<チョンダムドン>アリス』のチャ・スンジョは、単純なコミカル演技ではない、喜怒哀楽を含んだウィットのあるキャラクターが魅力的でした。感情の幅がとても広く、多様な姿をお見せできるという自信がありました^^
 
――思い切ったコミカルな演技で話題になりましたが、スンジョ独特の壊れた演技はどのように誕生したのですか?演出家と相談したのか、ご自身で考えたのか、何かを参考にしたのかなど・・・教えてください。
 
壊れた??? 壊れていてもカッコ良くなかったですか?(笑)。序盤では、台本に沿ったコミカルな演技をしていたとするならば、後になればなるほど、チャ・スンジョに同化していき、現場で僕自身も気づかないうちにアドリブが出てきて、また、そのような姿を脚本家の先生が見たり、聞いたりして、次の回には、それを反映してくれるといったふうに…チャ・スンジョが作られていきました。
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――撮影中、記憶に残るエピソードは?
 
『清潭洞<チョンダムドン>アリス』を撮影していた昨年の冬は、例年よりもずっと寒さが厳しくて、雪もたくさん降ったので、野外での撮影はもちろんのこと、室内でのシーンを撮るセットでも、セリフを言うたびに息が白く見えて、手や耳も赤くなって…。放送後、周囲の人たちが「なぜお金持ちの家のリビングと寝室で息が白くなってんだ?」と言われてしまいました(笑) 
それからタミー・ホンに醤油をかけるシーンでは、あまりにも役に没頭してしまったため、醤油を本当にたくさんふりかけてしまいました(笑)。
 
――ムン・グニョンさんと共演した感想を教えてください。子役から活躍しているキャリアの長い女優さんですが、イメージどおりだったこと、イメージと違ったことなどがあれば教えてください。
 
可愛らしい外見なので、とても幼い印象を受けたのですが、現場で息を合わせてみると、大人で、思慮深い方でした。何よりも相手を配慮するマインドが、ベテランらしい姿でしたね。
 
――スンジョ特有の方言が誕生した秘話を教えて下さい。 (元々方言が上手だったのか?)
 
方言を話すのは、もともと台本にはなかったんです。でも脚本家さんと話しているときに僕が忠清道(ルビ〓チュンチョンド)の出身だという話題が出て、スンジョの言葉が訛っていたら面白いね、とアイディアが生まれたんです。実際に演じてみたら、なんかうまくハマってしまいました。ちなみに僕は普段、あんなにオーバーに方言は使いませんよ(笑)。
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――ネチネチして尾を引くタイプであるスンジョですが、パク・シフさん本人が考えてもこれは本当にダメ男だったと思うシーンは?
 
う~ん・・・(しばし考えて)セギョンにメールを送ったが返信が返って来ず、そわそわ・・・爪まで噛みながら・・(笑)返信を待つ姿などでしょうか?
 
――スンジョとパク・シフさんが似ている点と似ていない点は?
 
チャ・スンジョも傍目は強がっていますが、その内面はか弱いところがあるように、僕の第一印象をみて、どこか冷たく見えるという話をたまに聞くことがあるのですが、心は温かいところ…ハハハッ~。それからチャ・スンジョほどではありませんが、身近な知人たちや心を許せる人たちと一緒にいるときは、ちょっとおもしろいということ…これくらいですかね…^^
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――『清潭洞〈チョンダムドン〉アリス』のみどころを教えてください。
 
う~ん・・・(考え中)
感情がUPしたりダウンしたりするチャ・スンジョのコミカルな演技と、壊れた姿が笑いを誘います。それに突然飛び出すスンジョの方言(笑)とか…。それから韓国で放送された当時、チャ・スンジョのスタイルも話題になりました。高価なオーダーメイドのスーツから、ダイアモンドがついているハンカチクリップだとか…。毎回放送されるたびに、“チャ・スンジョファッション”が検索ワードに上るくらいでしたから…。
 
――2012年は『清潭洞〈チョンダムドン〉アリス』や映画『私は殺人犯だ(原題)』など、イメージチェンジした作品に挑戦しましたが、これまでにない演技を通して、役者としてどんな点が成長できたと思いますか?
 
毎回、作品を一つずつこなす度に内面的、外面的にも少しずつ成長しているような気がします。その中でも特に『清潭洞〈チョンダムドン〉アリス』のスンジョ役は新鮮な経験にもなりましたし、初の映画、『私は殺人犯だ(原題)』もやはりデビュー当時からずっとやってみたい役だとアピールしてきたキャラクターでもありました。表現できる・・溜め込める感情の幅が広がった感じがします。
 
 ――俳優になった後、一番幸せだった時は?
 
そうですね・・仕事をしていなかった頃も幸せな人生だったと言える自信があるので・・・(笑) 俳優になった後は・・・やりたい作品を選んで実際にその役を頂いた時や、遠くの地方ロケ現場まで訪れて応援してくれるファンの皆さんを見ている時です。
 Pmentor0283.jpg――演技以外に趣味を生かし本格的にチャレンジしてみたい事はありますか
 
運動と写真を撮るのが好きなので暇さえあれば趣味を生かしています。
最近は特に旅行先で写真を撮る作家のように・・・
カメラを片手に旅行に行ってみたいと思っています。
 
――パク・シフさんにとって演技とは?
 
演技とは・・?難しい質問ですね・・
一生を共にする親友みたいな・・離れていると懐かしく、絶え間なく努力しなければならないそんな思いです。
 
――どんな俳優になりたいですか?
 
トップスター、韓流スター、ハリウッド進出など俳優として手に入れたいものはありますが・・何よりも長い間、演技をする・・真実性がにじみでる、また心を動かせるそんな俳優になりたいという思いがあります。
 
――様々なジャンルや役をこなして来ましたが、今後チャレンジしてみたいジャンルや演技は?
 
鳥肌が立つような二重人格を持っている鋭いキャラクターやいつまでも話題が絶えない
美しいラブストーリードラマ若しくは映画を必ず残したいです。
 
Pmentor0278.jpg――2014年日本活動についての計画は?
 
まず、近々“KNTV”の『清潭洞〈チョンダムドン〉アリス』でお会いできますね(笑)。2014年は……う~ん、いろんな計画を準備しています!ひとつずつ実現していけるようにしますので、もう少しだけ待っていてくださいね。
 
――放送を楽しみにしている日本の視聴者にメッセージをお願いします。
 
こんにちは。『清潭洞<チョンダムドン>アリス』でチャ・スンジョ役を演じたパク・シフです。
日本でも放送されること聞き…日本の視聴者の方々にどのように楽しんでいただけるかとてもドキドキしています。スンジョを演じてる間、愉快なキャラクターだったので毎日楽しく撮影しました。視聴者の皆さんにもその楽しい心がお伝えできたら嬉しいです^^。『清潭洞<チョンダムドン>アリス』のチャ・スンジョ、そしてパク・シフもたくさん愛してください。ありがとうございます。
 
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ラブコメの最高傑作がついに日本上陸!
恋は作戦勝ち!? セレブ婚を夢見るヒロインの迷宮ラブコメディ!
パク・シフ×ムン・グニョン 豪華スター共演
『清潭洞<チョンダムドン>アリス』

Parisu.jpg※日本語字幕放送  (C) SBS&SBS Contents Hub
12月21日(土)日本初放送スタート
放送日:本放送:毎週土日 午後8時45分~10時
再放送:毎週月火 午前8時20分~9時30分
出  演:パク・シフ(『王女の男』)、ムン・グニョン(『メリは外泊中』)、ソ・イヒョン(『ハッピーエンディング』)、キム・ジソク(『ロマンスが必要2』)、ナム・グンミン(『私の声が聞こえる?』) ほか
制  作:2012年SBS 全16話

****制 作 陣****

脚本:キム・ジウン、キム・ジニ
演出:チョ・スウォン、シン・スンウ

****企画意図****

恋愛、結婚、出産を選択しない、三放棄世代と呼ばれる20~30代の女性たち。
親に頼れないのなら、男運にでも恵まれないことには人生に答えは見つからないと悟って、
男を梯子(はしご)にして高みに上ろうと目論む女がいる。そんな俗物女を侮蔑(ぶべつ)の眼差しで見下す男がいる。このドラマはそんな男と女の恋物語だ。
クラシカルな恋愛映画のような恋を追い求める男の真剣な愛情探しプロジェクトに、片や愛情を装ったビジネスを追求する女の玉の輿プロジェクトが交差する。

恋より大事なものがありすぎる現代に、愛という幻想について語りたい。幻想に過ぎないと突き放す前に、蜃気楼のようにとらえどころのない愛の真価について再考してみよう。

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****登場人物****

1.ハン・セギョン(27歳)役:ムン・グニョン
GN衣類の新人デザイナー。就活戦線に身を投じて、満身創痍になりながらやっと合格を手にした。だが、デザイナーとしてではなく臨時雇用で、お得意様のショッピングのお手伝い担当だ。やりきれないほど自尊心が傷ついたが、ここで引き下がるわけにはいかない。一生懸命やればいつかは認められて、ローンも返却して家も購入できるはず。そう自分に言い聞かせて希望をつなぐ。だが、「清潭洞の嫁」の生活を垣間見て、みじめで脱出口のない自分の現実を直視した。貧しさと縁を切るには、貧しい恋人と別れるべきということも知り、清潭洞の嫁が何気に買うバッグ一つの値段が、自分が10年働いて貯めても買えないことも知った。そして彼女の生活を羨ましがる自分に気づいた。さらに衝撃的だったのは、清潭洞の嫁が自分より出来の悪かった高校のクラスメイトのソ・ユンジュだったという事実だ。セギョンに勝とうと、他人の力まで利用したユンジュが、みすぼらしい自分とは対照的な人生を生きている。ユンジュは言った、今手にしている全てを、努力して手に入れたと。いくら努力してもローンから解放されない両親、貧乏な彼、世界的どころか国内でデザイナーになるのも難しいという現実を前に、努力すれば本当に報われるのか? 自分がその座に就くにはどうすればいいのか、誰か教えて!

2.チャ・スンジョ(33歳)役:パク・シフ
アルテミスコリア会長。世界的ブランド流通会社アルテミスの最年少韓国会長。フランス名はジャンティエル・シャ。韓国女性の心理と欲望を見抜く洞察力で、独自のマーケティングを展開して、韓国人初のアルテミスコリア会長になった。江南一帯で最もホットな男性として注目されている。だが彼の実像は毎日、女性専門サイトに書き込みをしては、ブランド中毒女や、金目当てで男とつき合う女を揶揄したり、特に自分を見くびった者には必ず仕返しせずにはおかないねちっとした性格。実は、ロイヤルグループの御曹司だが、家と縁を切って6年が経つ。フランス名の「シャ」という姓は「チャ」を名乗るのが嫌で、フランス風発音に変えたのだ。
帰国してまずしたのが復讐で、その対象は父親のチャ・イルナム会長とGN衣類代表の妻のソ・ユンジュ。6年間じっくりと下準備して復讐の刃を振り下ろしたのだが、2人に復讐をしても気が晴れず、虚脱感と虚しさに襲われる。
貧しかった昔も金持ちになった今も恋人はいない。女にとって恋愛と結婚はビジネスに過ぎないと信じているからだ。しかし本音は誰よりも「条件のない愛情」を渇望するロマンティストなのだ。そんな彼の前に、努力するキャンディスタイルのハン・セギョンが登場した。愛に全てを捧げる、ロマンティック映画のヒロインみたいな彼女。いつしかスンジョの心に住みつき始めたが、彼はまだ気づかない。セギョンはもうキャンディではなくシンデレラになって、脱出口になる王子様を探し始めたことを。さらにスンジョはまだ気づかない。セギョンがスンジョをその王子様に想定して、ピュアなキャンディを「演じている」ことを。

3.ソ・ユンジュ(27歳)役:ソ・イヒョン
GN衣類代表夫人。気品と礼儀を備えた話術と振る舞いの典型的な清潭洞の若奥様。美しい仮面の下にはユンジュが堪(こら)えて耐えた忍苦の日々がある。芸術高校時代、急に家が傾き、彼女の大会の賞金が必要だった。優等生のセギョンに勝ちたいために、セギョンの彼を横取りし、校内競試大会の絵を彼に描いてもらった。セギョンに非難されたが、身じろぎもせず堂々としていた。自分に足りないものは他人の能力を利用して満たしながら、シンデレラを夢見始めた。貧しい家庭から逃れるようにして行ったパリでスンジョと恋におちたが、スンジョの家から猛反対され、結果として彼は実家と絶縁した。しかし彼女は全てを失って無一文になったスンジョから去った。彼を愛してはいたが、その愛には彼の家柄も財産も含まれていたから。
その後、彼女は努力の末に、業界1位のファッション会社GN衣類夫人の座を手中に収める。だが、体裁を装って全てを完璧にこなさなければならない暮らしに、気の休まらない重苦しさを感じ始める。ストレスと鬱からショッピングで気を紛らわしているところに、セギョンが現れた。格好のストレス解消策とばかりに、セギョンをからかっていると、そこにスンジョも現れて、堅固な彼女の居城が揺れ始める。

4.タミー・ホン(35歳)役:キム・ジソク
清潭洞の売れっ子デザイナー。清潭洞にショップを構え、地下では上流階級のメンバーシップクラブを運営している。売れっ子デザイナーであると同時に、成功率100%のお見合い斡旋業も手掛けている。何をするにも金が必要だ。人脈もバックもない彼が富裕層の世界に入り込む方法は、ショッピングに来る奥様方の趣向を見抜いて、彼女たちに合ったスタイルを勧め、悩みを聞いてやり、耳を研ぎ澄まして情報を集めて「金持ちの人脈」を作る事だった。よどみない話術も聞き出し上手も、お見合いの組み合わせもすべては努力の賜物だ。GN衣類社主の娘インファの見合いの依頼がきたが、ハン・セギョンという邪魔者が登場する。初めは軽く見下していたセギョンだったが、話がだんだんこじれて、セギョンの本心を探り始める。   金持ちの男を攻略するしかなかった彼女の立場にひどく共感して、応援しながらアドバイスまでするようになり、彼女を思い始める。

5.シン・インファ(29歳):キム・ユリ
GN衣類の最年少デザインチーム長でセギョンの上司。尚且つユンジュンの小姑で、GN衣類の末娘。持って生まれた幸運を肯定的に受け止めて、活用している。若い女性に人気のブランドのアルテミスとのコラボレーションを最初に提案したのも彼女だ。そんな折に、タミー・ホンから持ち込まれた見合いの相手がスンジョだった。彼との政略結婚が成立すれば、兄のミニョクを差し置いて、家業の後継者になれると踏んで、スンジョに積極的に接近し始める。

6.ソ・インチャン(30歳)役:ナムグン・ミン
セギョンの恋人でアルテミスコリアのマーケティングチーム代理。努力は報われると信じていたが、現実はそんな彼をあざ笑っているかのようだ。癌が再発した母親の入院費と、学費と家賃のローンまで、1億元の借金を抱え、信用不良者として登録されてしまう。そしてセギョンを重荷に感じ始め、涙で別れを告げる。

7.ハン・ドゥッキ(50代後半):チョン・インギ
セギョンの父親。30年近くパン屋をやってきた。焦って家を買ったのが裏目に出て、毎月の利子の支払いに追われ、近くにオープンした大型スーパーのせいで店をたたむ羽目に陥る。大型スーパーに押しかけて苦情をぶちまける姿を見たロイヤルグループ会長に、ロイヤルクロワッサンの職人として就職を世話してもらう。

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8.チョン・ユニ(50代)役:イ・ジョンナム
セギョンの母親。自分では中流階級だと思いつつも、ローンの返済が迫ると庶民階級であることを実感する。清潭洞の嫁になると宣言するセギョンが気がかりだが、自分のように生きてほしくない気持ちから、娘を応援する。

9.ハン・セジン(23歳)役:シン・ヘジョン
セギョンの妹。大学卒業を目前にしているが、学費が工面できずに休学中。流行に敏感な今時の平均的な女の子。セギョンが清潭洞の嫁になると宣言するや、自分も後に続こうと夢を膨らませる。父親の再就職先のパン屋で、高校時代、ストーカーみたいに彼女を追いかけ回していたホミンと再会する。

10.チェ・アジョン(27歳)役:シン・ソユル
セギョンの大親友で、アルテミスコリアのMD。玉の輿に憧れ、他人の身上調査が趣味で特技。

11.チャ・イルナム(60代中盤)役:ハン・ジニ
スンジョの父親で、ロイヤルグループ会長。負けることが大嫌いで、息子と飽くなき競争を繰り広げる。結婚とはビジネスの一環であるとし、スンジョが15歳の時すでに嫁を内定しておき、家業の後継者に育てるべく経営学を専攻させたのだが、スンジョはアメリカで経営学の勉強を終えると、美術の勉強をするとパリに直行した。
親の反対を押し切って、取り柄のない娘とパリで結婚したが、無一文になれば帰ってくるだろうと、援助を絶って相続放棄書まで書かせた。そんな息子が独力で成功を収め、これ見よがしに帰って来た。ほっとして和解したい気も起きたが、息子は頑として受け付けない。インファと政略結婚させようと画策していてセギョンのことを知り、身元調査を開始する。

12.ホ・ドンウク(33歳)役:パク・グァンヒョン
スンジョの親友。精神健康医学科専門医でセド病院長の息子。フランスで家族と恋人に捨てられて奈落に落ちたスンジョをケアした。スンジョの傷と心の変化を把握していて、新しい恋に浮かれる彼を応援する。

13.ムン秘書(40代初盤)役:チェ・ソンジュン
アルテミスコリア会長随行秘書。目まぐるしく変わるスンジョの気分と行動パターンに、右往左往する。

14.シン・ミニョク(40代):キム・スンス(特別出演)
ユンジュの夫で、GN衣類代表。国内最大SPAブランドのクラブAを運営中。インファと経営権を巡って神経戦を繰り広げる。事業拡大と、スンジョとインファの政略結婚を積極的に推し進めている。スンジョとユンジュの過去の関係には全く気づいていない。

15.ソ・ホミン(26歳):クウォン
ユンジュの弟。ロイヤルクロワッサン清潭店社長。と言っても名ばかりの社長で、経営には関心がなく、玉の輿に乗った姉のすねかじりの分際。姉の秘密も婚家での苦労も全て知っている。

16.チョン女史(60代後半)役:ユン・ソジョン
ユンジュの姑。ミニョクとインファの母親。典型的な清潭洞マダムで、ユンジュが気に入らず、妊娠出産を催促してプレッシャーをかけている。

P3U9Z9586.jpg1.パク・シフ、カリスマのCEO変身
『清潭洞<チョンダムドン>アリス』は平凡な女性が清潭洞に嫁入ろうとする玉の輿プロジェクトで、結婚の条件と幸せとは何かを問うドラマだ。この中でパク・シフは世界的ブランド会社のアルテミス会長チャ・スンジョに扮し、自信にあふれる姿で撮影に臨んだ。ドラマのイントロでいきなり、「全世界の女性はなぜブランドに熱狂するのでしょうか。韓国の女性は他人と差別化しようとブランド品を購入します。それで他人より秀でて見えるように、他人より成功したかのように見せつけてこそ気が晴れるのです」と声を張り上げて、プレゼンテーション参加者を圧倒する演技を披露した。

2.ソ・イヒョン、20~30代女性の理想像に浮上
「清潭洞のビーナス」という愛称通りに「財力+美貌+スタイル」の三拍子そろった完璧なコンセプトで、ソ・ユンジュ役を熱演している。彼女の着こなしを指して、「清潭洞の嫁ルック」とか、「財(ジェ)美(ミ)スルック」などのキーワードを生み出した。
高級感漂うラインのコートとフェミニンなブラウスに、毛皮を組み合わせた洗練されたスタイルを演出。放送が終わると、「ソ・イヒョン・スタイル」、「ソ・イヒョン・リップスティック」、「ソ・イヒョン・バッグ」といった検索語がポータルサイトの検索順位を飾り、視聴者の関心の高さを裏付けている。「ドラマで着用した衣装やアクセサリーへの関心だけでなく、化粧品や衣類、ジュエリーなどCM業界からのラブコールがしきりだ」とは、彼女の所属事務所の弁。

3.OST、実力派ボーカリストが大挙して参与
ドラマの人気をバックに、『清潭洞<チョンダムドン>アリス』OSTのCDが発表された。 Every Single Dayの「夕立」、f(x)のルナが歌う「大丈夫(It's Okay)」、ペク・アヨンの「足長おじさん」、K.Willの「恋はこうして」など、今まで発表されたOSTとドラマの各シーンに挿入されたBGMが収録されている。Every Single Dayの「夕立」は鬱陶(うっとう)しい日常で感じる主人公の感情をベースに、もっといい明日への希望を込めた軽快な8ビートのポップロック。
特にリフレーンのハミングとシンセサイザーのコラボがいい。
ルナの「大丈夫(It's Okay)」は、エレクトロニックサウンドにロックの要素を加味したハイブリッド曲だ。コミ(GUMMY)やBig mama、Rumble Fishなど多様なヒット曲を作ったホン・ジョンスとパク・ヨンミンのコンビの作品。すでにいくつかのドラマのOSTと、KBSの『不朽の名曲』で実力を認められたルナが、わずか2時間程で録音して注目された。
ペク・アヨンの「足長おじさん」は、少女時代のソヒョンの「待っています」を作った実力派プロデューシングチームのRARA-AVISの作品で、しっとりしたメロディとペク・アヨンの澄んだ清雅な声が絶妙な調和を醸(かも)している。
K.Willの「恋はこうして」は国内最高のプロデューサー、キム・ドフンとパク・グンテの意気投合作で発売前から期待されていた。K.Willの訴えかけるようなボーカルと、24人編成のオーケストラの演奏で完成度を高めた。

(SBS公式HPより)


 

 

 

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