ソン・スンホン「SONG SEUNG HEON AUTUMN STORY 2013 in JAPAN」

日本で韓流ブームのきっかけとなったドラマ『冬のソナタ』から早10年。そのユン・ソクホ監督の四季シリーズの第1作目である『秋の童話』に出演した韓流スターのソン・スンホンが映画撮影中の多忙なスケジュールの中、日本のファンのために来日。11月20日(水)東京国際フォーラムAにて開催された、この『秋の童話』を思い出すイベントにゲスト出演されました。アジアンハナは第2回目の公演の模様をお伝えします。

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グレーのダブルジャケットにブラックパンツとすっきりとした大人の装いのソン・スンホンは17:00開始と同時に5000人とのハイタッチからスタートしました。
昼の第1部と合わせると10000人とのハイタッチとなったスンホンさんは第2部のハイタッチでも、ゆっくりと一人一人の顔をしっかりと見つめ、まるで握手のように笑顔で手をしっかりと握っていました。全ての観客とのハイタッチが終わると、舞台に登場し、「これほど沢山の方とハイタッチをしたことはなかったから、ちょっと肩がキツイね。肩のことは冗談ですが、裾触れ合うのも縁と言いますが、こうやって皆さんとハイタッチできるというのも大きな縁だと思います」と挨拶。
 
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 ――1万人とのハイタッチはいかがでしたか?
韓国ではハイタッチの機会がありましたが、これほどの規模ではありませんでしたから、初めての経験でした。映画の撮影中なので運動しなくてはならないのですが、今日はしなくても大丈夫なようです。実は握手する手をどうしたらいいのか少し心配だったんです。普段から運動しているので、手に豆もあって手が硬いので驚かれるんです。スコップで何か肉体労働しているのではと思われて(笑)。かなり強く握ってくれた方もいらっしゃったので、もしかして男性では?と二度見してしまいました。でも、その方もきっと嬉しくて、してくれたんですよね。
 
――今日は『秋の童話』のスペシャルバージョンも上映されます。スンホンさんはデビュー17年になりますが、日本では韓流10周年になります。スンホンさんにとって韓流としての10年はより特別なものでしょうか?
デビューして、これだけの時間が経ったことにも驚きますが、『秋の童話』は本当に大切な作品で、こうやって皆さんにお会いする機会のできた作品ですし、今日また上映されるということで、このように長い時間愛される作品で光栄ですし、本当に嬉しいです。これから10年後もまた今回のように以前の作品について話が出来たら嬉しいですね。
 
――現在撮影中の映画について教えてください。
『人間中毒』というタイトルで、ベトナム戦争の英雄で将校のキム・ジンピョンという役で、表向きは人も羨む軍人だが、心はそうではなく軍人にふさわしくない性格で不眠症など神経衰弱にかかり、心を病んでいるが仕方なく軍人であることを維持している人物で、そんな中、部下の妻を愛してしまうという今までにない複雑な役柄に挑戦しています。予定では来年まで撮影し、早ければ3~4月に公開されるでしょう。
 
今回、全世界初の『人間中毒』スチールカットが数点紹介されると、スンホンさんの格好良さに客席からは歓声や黄色い声が起こりました
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――日本でも放送され、11月21日からは民放でスタートするドラマ『男が愛する時』は韓国でも話題でしたが、どんな作品になりましたか?
日本でも放送されたということで、すでに観た方もいると思いますが、私が演じたハン・テサンは暗い暗黒の世界にいたが、一人の女性を愛することで暗闇から抜け出し、新しい生活をしようとします。今までの作品ではせつない愛を表現することが多かったのですが、今回は今までとは違った役でしたね。シン・セギョンさんとは実年齢も離れていて、劇中でも離れた役でしたが、歳の離れた人と付き合うのは大変だなぁと思いました。
 
――では、年上の女性は?
(しばし沈黙に客席ブーイング)。あ、いやいや そうではなくて(笑)。私は初めて付き合った人も、2度目の人もいずれも年上だったんですよ。
 
――『秋の童話』のキャスティングの話しが来たときの気持ちは?
このドラマの前は検事役や刑事役と逞しい役柄が多かったのですが、ユン・ソクホ監督が新人の頃の私のドラマを観てくれていて、その悲しそうな瞳がいい、ジュンソ(役名)に合うと声を掛けて下さったのです。韓国で最高の監督ですし、映像も素晴らしいものでしたし、このオファーを断る理由はありませんでした。
 
――好きな場面は?
名シーンが沢山ありますよね。最後の方の海辺のシーンでソン・へギョさん演じるウンソをおんぶするシーンも好きでしたし、子役の二人の別れのシーンも好きでしたし、いいセリフも沢山あって、今でも昨日のことのように思い出されますし、胸が熱くなります。
 
――こうすればよかったと思うことは?
今、もう一度やれと言われても難しいと思います。当時は今よりも未熟でしたが、純粋でしたし、逆に真心のこもった演技ができ、キャラクターになりきることができたんだと思います。
 
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――ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
今回は1年半振りに皆さんにお会いしました。日本に来るたびに思うことですが、皆さんが私に本当に沢山の愛を贈って下さるのに比べると、私が差し上げられるものはいたらない物で申し訳ないなという気持ちになります。今回も空港に着いた時から歓迎してくださいましたし、今日も昼、夜公演に参加していただき、温かく迎えてくださって、映画撮影中で辛いことも多いですが、このように日本の皆さんに会うと元気でポジティブなエネルギーを頂き、本当にありがたく感謝しています。私がお返しできることは、いい作品で皆さんにご挨拶することしかないと思いますので、今日こうやって10年前の作品で皆さんにお会いすることができたように、また10年後にもこうやって作品を通して皆さんにお会いしたいと思います。皆さんと一緒に歳をとって長く、こうやって話ができるというのが、私の夢であり、希望なのです。ですから、皆さんには常に作品をお見せできるよう頑張りますので応援してください。そして、みなさんもいつも幸せで健康でお過ごし下さい。ありがとうございます。
 
 
そして、最後に歌詞が芸術的で子供の頃から好きな曲だという「愛しているから」を披露してくれました。間奏の時には客席の声ににこやかに手を振る余裕だったが、終わると一つ大きく息を吐き、ホッした表情になり、「ありがとうございます。愛しています~」と大きく手を振り、舞台を後にしました。
 
その後、ユン・ソクホ監督から「幸せで愛しい日々が続きますように」、ソン・へギョから「13年前の作品ですが、沢山の愛をくれる皆さんに感謝します」とビデオメッセージが映し出され、続いて100分に特別編集された『秋の童話』が上映されました。
 
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◆ソン・スンホンオフィシャルサイトhttp://www.songsh.jp/
 

 

 


 

 

 

 

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