KCM(カン・チャンモ)、「COME BACK LIVE"NINE WISH"IN JAPAN 2013」

韓国歌手のKCM(本名 カン・チャンモ)が、12月28日、東京・ラフォーレミュージアム六本木にて、自身初となる日本単独イベント『KCM COME BACK LIVE“NINE WISH”IN JAPAN 2013』を開催(昼夜2回公演)し、ファンと熱いひとときを過ごしました。

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ドラマ『ファン・ジニ』、『製パン王キム・タック』や『エデンの東』など、数々の有名ドラマOSTに参加し、その甘くハスキーな歌声で絶大な人気を誇るKCM。昼公演の終了後に記者会見を行い、今後の活動に意欲を見せてくれました。
 
日本出発の日となった最初の公演(昼公演)を終えられた今のお気持ちは?
 
本当に嬉しいです。2004年に韓国で初めてテレビに出演したときと同じくらい、心の底から嬉しくてトキメキました。そして、言葉の壁を超えられるのはやはり音楽だと思うんですね。最初の公演を終えてみて、言葉の壁があったにもかかわらず僕が伝えようとしていることを、観客のみなさんがしっかり心で捉えて僕の歌を聴いてくださったので、僕の心も温まる感じがしました。
 
※「僕の気持ちはちゃんと(観客に)届いていましたか?」と心配そうに記者たちに質問するKCM。記者たちの“OK”サインに、「ありがとうございます(日本語で)」と満面の笑みを見せました。
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数多くのOSTを歌っていらっしゃいますが、特に気をつけていることはありますか?
 
ドラマのOSTを歌う前には、まず台本を読みます。そして、そのドラマの主人公になった気持ちになって、作品に中に自分の歌がしっかり溶け込めるように気をつけています。
 
軍服務中にラジオ出演をされていましが、RAINさんとの掛け合いがとても楽しかったですね。なにかエピソードがあったら教えてください。
 
RAINさんは、僕のすぐ前の先任として一緒にラジオ担当をしていました。よくおごってくれたり面倒を見てくれましたね。
 
※「ラジオの中でKCMさんは“いじられキャラ”だったのでは?」と、記者に突っ込まれると、「はい、そうなんですよ~。でもそれも楽しかったんです(笑)」と答えていました。
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Q日本で活動するにあたってのビジョンがあったら教えてください。そして、チャンスがあったら一緒に活動してみたい日本のアーティストはいますか?
 
僕は、真実味あふれる歌をずっと歌っていきたいと思っていますので、これから日本で歌うときも、まず、そのことを頭に入れて頑張りたいです。日本には実力があって本当に歌の上手なアーティストの方がたくさんいらっしゃいますので、どなたでもご依頼があれば一緒に活動したいですね!
 
日本のファンのみなさんにメッセージをお願いします。
 
今日のステージは、僕にとってとても深い意味をもっています。これまでも来日のチャンスは何度かあったのですが、今日まで延びてしまいました。この日本でのコンサートが除隊後初めての公式的な活動になりましたが、ファンのみなさんとしっかりと意思の疎通ができたので本当に嬉しく思っています。これからも頻繁に日本に来て頑張って活動していきますので、ぜひ応援よろしくお願いします。
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今回、「僕の日本での出発をぜひ見てもらいたいので」と、忙しい合間をぬって会見を開いたとのこと。その姿は本当に晴れ晴れしく堂々としていました。フォトセッションの時には、カメラマンからのリクエストに少々照れながらも気軽に応えてポーズを決めてくれたKCM。会見のあとは夜公演が行われるため、足早にファンのもとへ駆けていきました。
 
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昼の部は「Sweet Day」、夜の部は「Lovely Night」と題して開催されたイベントは、KCMとファンとの甘い時間。会場は外の寒さを吹き飛ばすようなファンの熱気で包まれていました。
 
大歓声に迎えられ、1集アルバムのタイトル曲「白黒写真」でライブがスタート。その切ない歌声で一気に観客の心を鷲づかみにします。「みなさんに本当に会いたかったです。今日は心が温まるような曲を用意してきました」と言って優しく微笑むと、続けてドラマ『ファン・ジニ』のOST「縁」、『製パン王キム・タック』から「死ぬほど愛してる」をしっとりと聞かせ、ドラマの世界へといざないました。
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この日は、除隊後初となる公演。「デビューの時と同じくらいとても緊張しています」としながらも、ファンとの再会に喜びを隠せない様子。「現在、新しいアルバムを準備しています。日本でも活動したいと考えています。みなさんに会える機会をたくさん作っていきたいと思っています」と近況を明かし、ファンを喜ばせました。
 
お酒は飲めないというKCMですが、「日本食は大好き。今回も日本に到着して、焼き餃子、ラーメン、牛丼をたくさん食べました」と屈託なく笑います。それでも彼には“ダイエット”という言葉は無関係。「たくさん食べますが、毎日2~3時間は運動していますから」というだけあって、鍛えられた身体は洋服の上からも分かるほどです。
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プロデューサーとしての活動の話になると、「素質を持っていながら光を浴びるチャンスがない若い後輩たちに、僕がその場所を提供できればいいと思っています。彼らの完成度の高さを見ると、いい絵を書き上げたような達成感があるんです」と目を輝かせました。
 
その後、中島美嘉の「雪の華」を日本語で、そしてKCM自身がとても感動を受けたというボビー・キムの「Let Me Say Goodbye」、ホイットニー・ヒューストンの「I will always love you」を熱唱。後半は、「花を持った男」を歌いながら客席後方から登場し、ファンに直接バラの花を一輪プレゼントするサプライズも。
 
また、俳優ペ・ヨンジュン公式サイトのBGMとしても話題になっている「あなたという理由」も披露し、「ペ・ヨンジュンさんは、後輩想いの頼もしい先輩。2回ほど一緒に運動したこともあります。腹筋はヨン様の勝ちですが、他の筋肉は僕が勝ちですね」と笑い、「実は、以前行われた東京ドームの(微笑みプロジェクトイベント)出演が入隊のためにできなくなり、今回のBGMに使われることになったんです」とエピソードを話してくれました。
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最後は、愛情たっぷりに「アンニョン」「一日が」をファンにプレゼントし、「みなさん、また会いましょう。ありがとうございます」と再会を約束。魅力ある歌はもちろん、トークあり、私物のプレゼントありと楽しい時間はあっという間に過ぎていき、ステージの幕を閉じました。
 
終演後は握手会&ツーショット写真会を行い、ファンとの交流をさらに深めたKCM。会場は幸せいっぱいのファンの笑顔で溢れかえっていました。韓国のネットで数百万のダウンロードを記録するほど人気の美声ハスキーボイス。今後のKCMの活躍が大いに楽しみです。

  

 


 

 

 

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