今年 台湾で最も泣ける感動作。愛犬との切なくも美しい絆の物語。
多くのファンに愛されている原田マハのベストセラー小説を、台湾のトップスター、ピーター・ホー、チャン・チュンニン主演で映画化、日台合作映画『一分間だけ』を5月31日(土)より全国公開致します。それに先駆け、9日に公開となる台湾でプレミアイベントが行れました。5月8日、台北市内の劇場にて映画「一分間だけ」台湾公開(9日公開)の公開直前プレミアイベントが行われました。主演のチャン・チュンニン (張鈞甯) のほか、池端レイナ、ディン・チュンチェン(丁春誠)、 ホアン・ペイジア(黃佩嘉)、 ライ・ペイシア(賴佩霞)、MC40(薛仕凌)、チェン・フイリン (陳慧翎) 監督、プロデューサーの吉田正大、ガン・リー(李崗) 、さらに原作者の原田マハ、主題歌を歌う徐佳瑩(ララ・スー)らが参加。映画『一分間だけ』日台ファミリーが集結し、翌日に控える台湾公開初日に向けて大盛り上がりのイベントとなった。
<登壇者コメント>
◆チャン・チュンニン
この原作小説が大好きで作品に参加できてとても幸せです。撮影時は忙しく大変だったのですが、全ての一分間を大切にしたいと思いました。役に関しては社会の中でストレスを抱える役どころでした。こういう役は初めてでしたので、撮影前に実際に雑誌編集部を訪問するなどして役作りをしました。
◆池端レイナ
(全て中国語で)今年一番嬉しかった出来事は、この映画に参加できたことです。撮影時は、3、4ヶ月中国語を勉強しながら、キャストやスタッフの皆さんとのコミュニケーションがとれるように努力しました。
◆ディン・チュンチェン
この映画に参加できたことに感謝しています。(チュンニンとのベッドシーンは?とのMCの質問に)チュンニンとのベッドシーンは、緊張することなく、とても楽しくできました。ぜひ楽しみにしていてください。
◆ホアン・ペイジア
私は笑わない役どころでしたが、チュンニンは私にとって神様のような存在で、今回共演することが出来てとても嬉しく、共演シーンはとても緊張しました。
◆ライ・ペイシア
この作品では、私は目で演技をしています。きつい目つきを意識していたのですが、出来上がった映像を見て、我ながら自分の厳しい目つきに驚きました。
◆MC40
この作品に参加できてとても嬉しかったです。この作品のスタッフや監督、キャストの皆さんと仕事ができてとても幸せです。皆さん、ぜひ宣伝してください。
◆吉田正大プロデューサー
素晴らしい作品に仕上がったと思いますのでぜひ楽しみにしていて下さい。日本の小説を、台湾のスタッフらと一緒に映画化できたことがとても嬉しく、これからも台湾と日本のこのようなプロジェクトをたくさん作っていきたいと思っています。
◆ガン・リープロデューサー
台湾と日本のメンバーで作ったこの映画を、いよいよ皆様にご覧頂くことができることがとても嬉しく思います。そして台湾で公開してすぐに日本でも公開できることがとても嬉しいです。
◆チェン・フイリン監督
これは犬の映画ですが、犬を飼うということは家族が増えることと同じ、すごく大変で、覚悟と勇気が必要なことです。私はこの映画を撮って時間の大切さをすごく感じました。ぜひ皆様にも、一分間という時間の大切さを感じていただけたら嬉しいです。
◆原作者 原田マハ
台湾での映画化というのが初めてで、皆様にとても感謝しています。とても嬉しいです。この物語は私の物語で、この小説が映像化になったのを見て、感動で涙が止まらなかったです。
◆ララ・スー
この曲は、私が2年前に犬と一緒に生活していたときのことを思い出し、愛犬と向き合う気持ちを込めて作りました。今回このような素晴らしい作品に参加できたことがとても嬉しく思います。
スペシャルゲストとして住岡梨奈が主題歌「一分間だけ」を披露。住岡梨奈と台湾キャスト陣は、3月に日本で行われたプレミア上映会以来の再会となった。住岡梨奈にとっては初めての海外となり、劇場舞台挨拶の前には、台北のライブハウスで初の海外ライブを行った。中国語での挨拶に集まったライブは「ナガレボシ」「言葉にしたいんだ」そして映画主題歌の「一分間だけ」などを披露。台湾のラジオで「一分間だけ」を聞き住岡梨奈のファンになったという台湾の学生たちは、生の歌声に聞き入っていた。そしてラストの「一分間だけ」が終わるとアンコールの歓声が起こり、大盛り上がりのライブとなった。「一分間だけ」は日本で5月28日発売となるが、リリースに先駆けて8日から日本、台湾ほかアジアでの配信が始まっている。
◆住岡梨奈コメント
今回のために初めてパスポートをとりました。3月に東京でピーター・ホーさんや監督とお会いしたときに、本当にファミリーな感じで温かくて、「一分間だけ」の歌を口ずさんでいただいていたり、海外に行ったことが無いとお話ししたら、「ぜひ台湾においでよ!」とおっしゃっていただいて、その時の出会いが今回台湾に来ることのきっかけになりました。台湾に来れて本当に嬉しいです。台湾は、聞いていた通り食べ物が美味しく、今回、小龍包や、監督がオススメしれくれた八宝冰(パーパオピン)などを食べましたが、どれも本当に美味しかったです。今回の主題歌「一分間だけ」は、自分も実家で犬を飼っていて、初めて飼った犬がゴールデンレトリバーでした。共作した音速ラインの藤井さんもペットを飼っていて、お互いペットに対して、分かっていてもやってしまっていたことなどを、色々話し合いながら楽曲を作っていきました。そして、人と人との間でも一緒にいる時間が時に当たり前になってしまいがちですが、気持ちを伝え合うことや、些細なことにも感謝することを大切にしたいという想いを込めて作りました。
<作品概要>
本作はあるカップルと愛犬との切なくも美しい“家族”の物語。仕事、愛犬、恋愛に追われ悩み葛藤する女性編集者ワンチェンを、チャン・チュンニンが演じ、彼女を献身的に支える彼氏ハオジエを日本でも多くのファンがいるピーター・ホーが演じています。日本からは国際派女優として活躍の場を広げる池端レイナが参加。監督は、テレビドラマ「秋のコンチェルト」で記録的な高視聴率を獲得したチェン・フイリン。新鋭女性監督として注目を集め、本作が映画初監督作品となりました。台湾の“カワイイ”美術や風景なども見所です。原田マハの小説「一分間だけ」は台湾でも発売され、働く女性達を中心に「泣いた」「共感できる」と話題に。アカデミー賞監督アン・リーの弟であるガン・リーが映画化を熱望し、beachwalkers.吉田正大とタッグを組み、台湾で映画製作会社を設立。本作が日台合作1本目となります。日本と台湾の"ものづくり"にかける人々の思いがつながった本作が、日本、台湾をはじめ多くの人々の胸に感動を届けます。
何があっても忘れないよ、リラと過ごした幸せな瞬間――。だから神様、あともう少しだけ時間をください。
ファッション雑誌編集者のワンチェンは、彼女を献身的に支える恋人ハオジエと一緒にゴールデンレトリバーのリラを飼うことに。しかしワンチェンは仕事に夢中になる日々の中で、少しづつ生活のバランスが変化していく。言い争いやすれ違いが多くなり、ワンチェンの仕事にもトラブルが続く。次第に大切なものが見失われていく中で、リラが病に侵されてしまう……。
【出演】ピーター・ホー チャン・チュンニン 池端レイナ ディン・チュンチェン ホアン・ペイジア
【原作】「一分間だけ」原田マハ(宝島社文庫)
【日本上映版主題歌】住岡梨奈「一分間だけ」Ki/oon Music
【製作総指揮】吉田正大 ガン・リー 【プロデューサー】小出正雪 樋口隆行
【制作】 beachwalkers. 安可電影 崗華影視 STAAA Inc. 【配給】ティ・ジョイ 【宣伝】ヨアケ
(C)2014映画『一分間だけ』
5月31日より新宿バルト9他全国ロードショー