イム・テギョン、スペシャルインタビュー!

 韓国ミュージカル界のスーパースター、イム・テギョン。韓国ミュージカル俳優としてだけではなく、コンサート、TV、ラジオやCMに出演、ドラマOSTなど多岐にわたって大活躍。その甘いマスクと確かな実力でファンを魅了し続けている彼が、3月5日、アルバム『All This Time~時を経て~』をリリースし、ついに日本デビューを果たしました。

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CD発売を記念したスペシャルイベントため来日したイム・テギョンさんが、イベントを前にアジアンハナのインタビューに応じてくださいました。

インタビュー室に訪れるやいなや、日本語で「よろしくお願いします」と爽やかな笑顔をみせてくれたイム・テギョンさん。和やかな雰囲気のなかインタビューがスタートしました。

―― 日本デビューおめでとうございます。韓国ミュージカル界で「歌唱力No.1」名高いイム・テギョンさんのアルバムを、日本のファンのみなさんが待っていました。今のお気持ちをお聞かせください

ありがとうございます。やっと時が来た!という感じで、とても幸せです。今まで、飛行機に乗ってわざわざ韓国まで私に会いに来てくださった日本のファンのみなさんのことを思うと、やっと近くてより良い環境でお会いすることができて嬉しく思っています。

―― デビューアルバム『All This Time~時を経て~』についてお聞きします。このアルバムには、ステキなミュージカルのナンバーが収録されていますが、ご自身が選曲されたのですか?

はい、そうです。僕がクロスオーバー歌手でありながら、ミュージカル俳優であるということのすべてをこのアルバムでお見せできるように選曲しました。もちろん、「This Is The Moment」のような定番の曲を入れることもできたのですが、今回はそれぞれの曲に意味を持たせているんです。女優の方が歌う曲で、舞台上では自分が歌うことは絶対にないような曲を歌ってみたり、「Never to Love」など、全世界で公開される前の曲を収録してみました。

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―― ミュージカルナンバーの他に、映画『ニュー・シネマ・パラダイス』から「Love Theme(愛のテーマ)」も収録されていますが、どうしてこの曲を選ばれたのですか?また、この曲はイタリア語で歌われていますね。

まず、僕はこの映画が好きなんですね。そして、アルバムの中に第3外国語としての曲を1つ入れたかったのです。映画の内容に例えて、音楽に対する私の愛や、ファンのみなさんを想う気持ちを表現したくてこの曲を選びました。

―― 昨年の『K-Musical Stars Concert 2013』ソウル公演では、「カテドラルの時代」をフランス語で披露されていましたが、フランス語もお得意なのですか?

僕はスイスの高校に通っていたんです。スイスは公用語が4カ国語あるのですが、自分が通っていた地域はフランス語を使っていたので。

―― 今や韓国ミュージカル界を牽引しているイム・テギョンさんですが、ミュージカル俳優として活躍されるようになったきっかけは?

昔からミュージカルには関心はあったのですが、まさか俳優になるとは夢にも思いませんでした。クロスオーバー歌手として活動しているとき、創作ミュージカルのプロデューサーの方が、韓国の長編アニメーションをミュージカル化したいので、ぜひ主人公として出演してくれないかと僕に声をかけてきてくださったんです。でもその時の自分は俳優としての準備が何もできていなかったので、ずっとお断りしていました。しかし、そのプロデューサーの方が3カ月にわたって粘り強く僕を説得してくださったので、やってみようかと決心したんです。

―― では、そのプロデューサーさんのおかげで、今ここに韓国ミュージカル界の貴公子がいるんですね。

いや~、おかげで泥沼にハマッてしまいましたよ~(笑)。
※ジョークを飛ばし、少し照れた笑顔がステキです!

クロスオーバー歌手としての実力と豊かな感性を持つイム・テギョンさんが、2005年に『炎の剣』でミュージカルデビュー。その後ミュージカル俳優として確固たるキャリアを積み上げてきたのです。

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―― 数々のミュージカル作品に出演されていますが、特に思いれのある作品はありますか?

すべての作品に思い入れがあります。僕は、演技技術の準備ができてから俳優になったわけではなく、逆にミュージカル俳優になってから演技のテクニカルを鍛えるようになったので、自分が常に足りない部分を感じていました。ですから、それを補う唯一の方法として、そのキャラクターに没入しなりきることが一番大事だと思っているんです。毎回その主人公になりきっていて頭にしっかりイメージが残っているんです。『冬のソナタ』の時は、とても胸が痛かった、『ジーザス・クライスト=スーパースター』の時は、すべての人がかわいそうに見えて、イエス様がいたらこんな気持ちだったんだろうかと考え、『モンテ・クリスト伯』では、復讐に燃える気持ちになり、『ウェルテルの恋』は実らぬ愛で切なさが溢れてくるなど、それぞれの思いが心に刻まれているので、どれか1つということはないですね。

―― いつも舞台に上がるときに心がけていることは?

舞台に上がった瞬間から、イム・テギョンはいません。自分がジーザスで、ジュンサンで、モンテ・クリストで、ウェルテル、モーツァルトなんです。

―― 6月14日から、韓国でミュージカル『モーツァルト!』の再演が始まりますね。今度で4回目の出演になりますが、今回はどんなモーツァルトを見せていただけるのでしょうか?

実はすでに3回もやったので、もう『モーツァルト!』はやらないと思っていたんです。でも、今回は演出者も舞台セットも変わり、これまで韓国バージョンで抜けていた音楽が再び入るので、新しい『モーツァルト!』に期待をしていました。そして、毎回の公演で最善を尽くしてはいるのですが、終わってみれば「あぁ、こうやればもっと上手くできたのに・・・」というような悔いが残っていたのです。今回の新しい公演ではそんな悔いを払拭して、完ぺきに完成されたモーツァルトをみなさんにお見せしたいと思います。まだ練習も始まっていないのですが、早く練習を初めて自分がどのように変わっていくのか僕自身も楽しみにしています。

―― 休日はどのように過ごされていますか?テギョンさんのリラックス方法は?

休日があまりないんですね。本当に忙しくて・・・。最近は特に忙しくて昨年と一昨年は2年間で一度も休んでいないんです。そうですね~、ベッドの上で何も考えずに寝転んでリラックスしています(笑)。ちょうど1月末で『ウェルテルの恋』の韓国公演が終わったところです。こんなにハードなスケジュールは自分でもよくないと思っていたので、今回は少し充電したいですね。エネルギーを補充するために、山や海など大好きな大自然でリフレッシュできる旅をしたいです。

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―― 最後に日本のファンのみなさんにメッセージをお願いします。

日本のファンのみなさんには、できるだけ近いところで歌って挨拶をしたいと常に思っていたのですが、今回やっと実現することができました。今までお待たせして申し訳なかったという気持ちと、待っていてくれてありがとうという感謝の気持ちでいっぱいです。今後はより近いところで、より多くの機会をもってみなさんにお会いしたいと思います。近いうちに日本のコンサートでお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました。

物腰の柔らかさと優雅さは大人の余裕。ミュージカル俳優、クロスオーバー歌手として真摯な姿勢で質問に答えてくださったイム・テギョンさんでしたが、インタビュー中に「モンテ・クリスト伯」のマントをひるがえすポーズを取っておどけてみたり、フォトセッションでは、おちゃめなポーズを自ら取るなど、とても気さくな人柄を感じたひとときでした。

スペシャルイベントでは、日本のファンのみなさんと交流を深め楽しい時間を過ごされました。9月には待望の日本コンサート開催も予定されているとのこと。6月より韓国で上演されるミュージカル『モーツァルト!』はもちろん、今後の日本での活躍も期待大です。

itIMG_2713.jpg『All This Time~時を経て~』
2014年3月5日発売
 日本盤(CD+DVD)¥3,800+税
【収録曲】
1. All This Time/時を経て
(ミュージカル『モンテ・クリスト伯』より/韓国語詞)
2. 足を踏み出す事ができなければ
(ミュージカル『ウェルテルの恋』より/韓国語詞)
3. Never to Love
(ミュージカル『エクスカリバー』より/英語詞)
4. 最初から今まで
(ミュージカル『冬のソナタ』より/韓国詞)
5. Love Theme/愛のテーマ
(映画『ニュー・シネマ・パラダイス』より/イタリア語詞)
6. Something More/見知らぬ場所へ
(ミュージカル『皇太子ルドルフ』より/韓国語詞)
※ミニフォトブックレット付き(スチールを含む20ページ)
※全曲歌詞+韓国語歌唱曲はカナルビ付き
特典DVD:メイキング映像(40分)

 ★イム・テギョン日本公式サイト http://im-taekyung.jp

◆イム・テギョン、日本デビューアルバム発売記念イベント開催!スペシャルな夜をファンとともにはちら http://www.asian-hana.com/2014/05/post-393.html

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 プレゼント企画

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締切りは5月26日です
 
 たくさんのご応募お待ちしております

 

 

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