イム・テギョン、日本デビューアルバム発売記念イベント開催!スペシャルな夜をファンとともに!

韓国ミュージカルの貴公子イム・テギョンが、3月5日、日本ファーストアルバム『All This Time~時を経て~』をリリース。待望の日本デビューを飾った。3月26日、27日の2日間、発売を記念したスペシャル・イベントを開催しファンとの触れ合いを楽しんだ。

イ_・テギョン1.jpg

小雨の降る3月26日、春の訪れとともにファンの前に現れたイム・テギョン。この日、渋谷のライブハウスで行われたイベントにアジアンハナも取材にうかがった。

会場は開演前から彼を待つファンの熱気であふれていた。「テギョンし~!」の呼び声と共に永遠の王子イム・テギョンがステージに登場! 大歓声に迎えられ、「このような日が来るのをずっと待っていました。やっとその日がきました。このアルバムを待っていてくれて本当にありがとうございます」と感動しきりの様子。

イ_・テギョン13.jpg

いつもは大舞台に立つイム・テギョンだが、この日はすぐ目の前にファンが。会場を見渡して「幸せです!」と一言。「本当なら、小さい会場の方が緊張するはずなんですが、僕は緊張しないんですよね~。僕って生まれながらに舞台体質なんでしょうか?(笑)」と最初からリラックスムード。

日本ファーストアルバムの発売について、「初めて恋愛をしているような気持ちです」。そのお相手は、今日いらっしゃるみなさん?とMCに問われると、「もちろんです!」日本語で答え、拍手喝采を浴びた。

今回のアルバムの選曲理由について、「ミュージカル俳優であり、クロスオーバー歌手の自分の姿をみなさんにお見せしたかったんです」とし、タイトル曲の「All This Time」は、「僕が韓国で活動中に日本のファンのみなさんが応援してくださり、ずーっと長いあいだ変わらぬ愛を送ってくださっている、その気持ちに応えたくてこの曲を選びタイトル曲にしました」とコメントし、ファンに対する熱い愛情を伝えた。

イ_・テギョン6.jpg

さっそく「All This Time」を魂こめて歌うと、一気にミュージカル『モンテ・クリスト伯』の世界へいざなう。圧巻の歌声に感動で動けないファンたち。「僕の目にはみなさんの顔がすべて見えます」の言葉にもうメロメロだ。
「『モンテ・クリスト伯』は男性らしい役柄だったので、夕食時間を削って運動をして筋肉を7kgつけたんです。でも、“よし!これでOK!スタミナをつけて公演頑張ろう!”と思っていたところ、食中毒にかかってしまったんです。一生懸命に体を作ったのに、公演が始まってから本当に力が出なくて・・・結局3kgも体重が落ちてしまったんです。それなのに、マントは3メートルもあるし、ジャケットは皮で重いし、そして剣もあるし・・・本当に大変な芝居でした(笑)」とジョークを交えてエピソードを披露すると、会場は笑いの渦に。

イ_・テギョン14.jpg

韓国ミュージカル界で「歌唱力のNo.1」と称されるイム・テギョン。ご自分でも上手いなぁ~と思いますか?と聞かれ大爆笑!「そうですね。4歳(日本では3歳)のころ、周りの人たちに上手だと言われていましたね(笑)。子供のころ?カッコ良かったですよ~(笑)」

すべて完ぺきに見えるが、「唯一自信がないのが“恋愛”です。自分から積極的に行動できず待つタイプです」と照れた笑顔をみせる。しかし、やはりロマンチックな彼は「好きな人ができればその人を幸せにしてあげる自信はあります。ラブレターも書きますよ。歌?もちろんです。だって、それは僕が一番得意なことじゃないですか」と言って会場を沸かせた。

イ_・テギョン11.jpg

アルバム収録の裏話や、ミュージカル生活の苦労、彼なりの声の管理方法などファンならずとも興味深いトークが続く。お楽しみ抽選会では5名にサイン入りの生ポラロイド写真をプレゼントし、会場は大盛り上りに。

アルバムにも収録されている「足を踏み出すことができなければ(ウェエルテルの恋)」や「Love Theme(ニュー・シネマ・パラダイス)」の歌のプレゼントでは、大きな会場では味わうことができない迫力の歌声を満喫。イ_・テギョン2.jpg

6月14日から韓国で始まるミュージカル『モーツァルト!』の再演も楽しみなところだが、日本での再会を望むファンへ「9月には日本でコンサートを開催します!」と嬉しい発表も。会場は割れんばかりの歓声と拍手があがり大興奮。イ_・テギョン4.jpg

楽しい時間はあっというまに過ぎ、「僕が初めて日本に来たときは、あまり有名ではない新人歌手でした。そのとき歌ったのはたった2曲。でも、それを聞いて僕に会いに韓国まで来てくださった日本のファンの方がいらっしゃいます。そのありがたみを忘れることができません。なので、みなさんが楽に僕の音楽を聞いていただけるようにと思っていました。10年間ずっと思っていたことです。これからは激しくいきたいと思いますので、心の準備をよろしくお願いしますね(笑)」と率直な気持ちを伝え、最後は「これから日本でも頑張ります。応援よろしくお願いします!」と流暢な日本語であいさつし、イベントを締めくくった。

イ_・テギョン3.jpg

イム・テギョンのエネルギーの源は、やはりファンの笑顔。イベントのあとは、握手会を開き、ひとりひとりと目をあわせ交流と深めた。誕生日を迎えた人にはバースデーソングを歌ったり、ファンのリクエストで気軽に「アベマリア」を歌ってあげたりと、ファンサービスも満点。ファンにはたまらない1日となったに違いない。

イ_・テギョン17.jpg

イ_・テギョン18.jpg

トーク中にはときおり日本語を話す場面もあり、「これから、もっと一生懸命日本語を勉強して、次の機会には日本語でも完成度の高い曲をお聞かせしたいと思います」と誓ったイム・テギョン。これからの活躍がますます楽しみだ。そしてまた日本で彼の歌声に酔ってみたい。それまでは、アルバム『All This Time~時を経て~』で、ぜひ彼の歌声に浸ってみたらいかがだろうか。

イ_・テギョン21.jpg『All This Time~時を経て~』
2014年3月5日発売
 日本盤(CD+DVD)¥3,800+税
【収録曲】
1. All This Time/時を経て
(ミュージカル『モンテ・クリスト伯』より/韓国語詞)
2. 足を踏み出す事ができなければ
(ミュージカル『ウェルテルの恋』より/韓国語詞)
3. Never to Love
(ミュージカル『エクスカリバー』より/英語詞)
4. 最初から今まで
(ミュージカル『冬のソナタ』より/韓国詞)
5. Love Theme/愛のテーマ
(映画『ニュー・シネマ・パラダイス』より/イタリア語詞)
6. Something More/見知らぬ場所へ
(ミュージカル『皇太子ルドルフ』より/韓国語詞)
※ミニフォトブックレット付き(スチールを含む20ページ)
※全曲歌詞+韓国語歌唱曲はカナルビ付き
特典DVD:メイキング映像(40分)

 ★イム・テギョン日本公式サイト http://im-taekyung.jp

◆イム・テギョン、スペシャルインタビューは こちら www.asian-hana.com/2014/05/post-387.html

 

前に戻る 17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27

京都映画祭りバナー

レポートの最新記事

[Copy selction] [Translate With Google]