今回で日本では４回目の公演となる韓国ミュージカル『Summer Snow』が、5月24日（日）東京・五反田ゆうぽうとホールにて初日が開幕し、いいよ本日終演を迎えます。
左からソンモ、ジヒョク
2000年に放送された日本のテレビドラマを、韓国でリメイクしミュージカル化した『Summer Snow』は、2013年4月と11月に兵庫・尼崎あましんアルカイックホール、5月に東京・赤坂ACTシアター、2014年1月に台北・国立国父紀念館にて開催し大好評を得て、再び東京にて開催。
キャストには2013年の公演に続いて主役のカン・ジンハ役を演じるソンモ（超新星）、ジヒョク（超新星）が演じます。５月９日会場東京・GINZA K PLACEでの記者会見の様子をお届けします。
ソンモ：みなさん、今日来てくれて、ありがとうございます。お久しぶりです。
ジヒョク：みなさん、僕はジンハ役のジヒョクです。よろしくお願いします。
とそれぞれ挨拶のあと会見はスタート！
Ｑ『Summer Snow』のジンハ役は２回目ですが、感想をお聞かせください。ソンモ：僕の性格とジンハの性格がちょっと違うと思っていました。去年はすごく緊張し、練習室に行くのも怖くて、恥ずかしくて…。でも、今回はちょっと余裕を持って演じることができるのではないかと思っています。
ジヒョク：僕は去年の『Summer Snow』がミュージカルデビューでした。れで去年、記憶がないくらいの緊張したんです。でも今回の『Summer Snow』は準備の時間もいっぱいあるし、去年よりもっとうまくできるのではないかなあと思います。
Ｑ二人は同じジンハを演じますが、それぞれどんなジンハを演じたいですか？
ソンモ：ジンハは両親がいないので、家族にはお父さん役、お母さん役として責任感を持ってると思います。真面目で、家族の雰囲気と明るくなるようにいつも頑張っているけれど心には誰より重い気持ちを持ってると思います。それは僕と似てると思います。もちろん、僕は家族はいますが、ソウルで一人で、責任感を持って頑張って生きてると思います（笑）。
Ｑ先ほどジンハと自分はあまり似ていないと言っていましたが、共通する部分もあるのですね？
ソンモ：そうですね、そいうところはあると思います。
ジヒョク：僕にすごく似ている部分もあると思います。ジンハンに共感したりする部分があったと思うます。去年演じながら思いました。今回僕は、どのようなジンハを演じるかではんくて、よりナチュラルに演じながらジンハになっていき、そして演じながらジンハを理解していく演技をしたいと思っています。どんなジンハを作り上げて見せるというよりも自分の感情のままジンハを演じて、その姿のままのみなさんに観ていただきたいと思います。
Ｑ今まで障害のある恋愛や大変だと思う恋愛はしたことがありますか？
ソンモ：困りますね、恋愛の話は（笑）。二十歳ぐらいのとき、釜山に住んでたのですが、そのとき好きになった人がいました。すぐソウルに来たのですが、離れていても1ヶ月に1回釜山に会いに行き、1～2時間会っていました。でも。もう僕たちは未来のために友だちにならなきゃいけないんだなあと決めたんです。そのときを思い出すと、その彼女にちょっと悪かったなと思います。友だちから結婚したと聞いたんです。恋愛に発展する前のことでした。
ジヒョク：この質問、ホントに難しいですね（笑）。僕は、実は片思いしたことがあります。でも、僕一人だけの一方的な愛なので、その思いが大変だったなと思います。
ここから『Summer Snow』オフィシャルツイッターに寄せられた質問へ。
Ｑお互いにアドバイスをするとしたら？
ソンモ：僕は前回、ジヒョクの舞台を観てないんです。でもお互いに練習したこともあるし、そのとき見たらもともとジヒョクは演技がうまいから大丈夫と思います。もともとはラッパーなので、今回は歌も努力して、演技での感情を歌へもっていけるようにもっと歌を頑張ってください。
ジヒョク：はい、頑張ります。僕は、ミュージカルは新人だから、ソンモは大先輩ですよね。それで、演技、ダンス、歌も全部、僕はソンモ君で勉強しています。今回、練習のときもいっぱいソンモ君を見て、頑張ってジンハ役を頑張ります。
ソンモ：アドバイスは？
ジヒョク：ない（笑）。
Ｑ一緒に稽古をしたことはありますよね？
ソンモ：今回はなかったですね。前回はジヒョクが先に出演だったので、そのときは、セリフを練習するときジヒョクがソルヒ役のセリフとか手伝ってくれました。時間がなかったですから助かりました。ジヒョクがいつも練習するとき手伝ってくれたんですよ。
Ｑ舞台の上で、今まで一番困った、大変だったアクシデントは？
ジヒョク：ヤクザの人たちと喧嘩のシーンで、相手を蹴ったときで履いていた靴が脱げて観客席の遠いところまで飛んで行ってしまいました。そのときに靴を取りに行くことはできないので、そのまま裸足で演じました。そのシーンが終わったときに、スタッフの方が観客席の靴を探してくれたので、次のシーンからはちゃんと靴を履いて演じることができました（笑）。それから、自転車に乗るシーンだったのですが、自転車に乗ってヒロインの前にいなければならないのに、そのときに僕は自転車の運転が下手で誤って客席に落ちてしまって、大変なことになりました。なので今回は自転車を買いました。練習します。頑張ります！
ソンモ：僕もやっぱり自転車のシーンのときです。後ろにジャン先生役を乗せて運転したのですが、そのとき先生が重くてハンドルの調節がよくできなくて、ヨロヨロになったところを前の席にファン笑われました。そのとき、すごく恥ずかしかったんです。そのときファンから「ソンモ君は自転車に乗るのが、あまり上手じゃないよね」とか手紙が来て…あの自転車が女性用なので誰が乗っても、あまりうまくできないと思います。
ジヒョク：僕は男性が乗るタイプの自転車を買い練習しました。でも、舞台で使う自転車は女性用なので、あまり意味がないかもしれないですね（笑）。
Ｑ舞台でのアドリブは事前に考えているのですか？
ソンモ：ミュージカルの魅力はファンのみなさんと一緒になって笑ったり、泣いたり、そういうものが楽しいですよね。アドリブはその日のその公演のファンの雰囲気によって違うと思います。自然に出てくるものです。
ジヒョク：僕も同じですね。ドラマや映画とミュージカルが違う部分は、やはりリアルというところですよね。舞台、俳優、戯曲、そして一番大事なのが観客のみなさんです。その人たちと作っていくものだと思っているので、その時の反応を見ながらアドリブが出てくるので事前に作ったりはしませんね。
韓国ミュージカル『Summer Snow』は5月24日（土）よりゆうぽうとホールにて開幕しました。公演にはいろんな特典ももりだくさん！公式サイトをチェックしてぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？
◆ミュージカル「Summer Snow」
公演期間：2014年5月24日（土）～5月29日（木） 全11回
会 場：ゆうぽうとホール （東京都品川区西五反田8-4-13 ）
チケット：全席指定13,000円 （税込）
★公式サイトhttp://www.summer-snow.jp
