ライブ形式で国と国、人と人を結ぶ架け橋を目指す「LIVE ARCH」。3月29日（土）TOKYO DOME CITY HALLにて開催されたvo.9のスペシャルゲストはVIXX。

2012年にMnetのオーディション番組『My DOL』を勝ち抜きデビューしたメンバー6人はビジュアル、実力共に優れ、2013年には1stアルバム『VOODOO DOLL (呪いの人形）』でデビュー後初の1位獲得。更には演技にも挑戦するなど多才に活躍し、今回LIVE ARCH vo.9 への出演が決まると、即時チケットはSOLD OUT。人気の高さの証明されたVIXXの待ちに待った出演となりました。アジアンハナは昼夜2回公演の夜の部を取材しています。ソロ活動も多くなり、多忙なメンバーたちだが、歓声の中あらわれたのは、N(エン)、LEO（レオ）、KEN（ケン）、RAVI（ラビ）、HONGBIN（ホンビン）、HYUK（ヒョギ）のメンバー全員。

大ヒットとなった『VOODOO DOLL (呪いの人形）』から始まったライブは構成を変え、ラビは他のメンバーが激しく踊る中、一人椅子に座り、まるで皆を操るかのようにカリスマある姿でラップを届けます。
ブラジル、アマゾンでTV番組の撮影をしていたヒョギも当日に合流。長時間の移動の疲れも見せず、チャームポイントの目尻を更に下げ、満面の笑みでファンにアピールします。

リーダーのエンから舞台の構成が違うのは、実はラビが中国でのコンサートのリハーサル中に怪我をしてしまい、踊れないからと明かされると、ラビは「怪我は残念だが、ベストを尽くし、皆さんと楽しみたい。ダンスはまだできませんが、心配しないでください。早く素敵な姿をお見せできるよう頑張ります。今日は皆さん、一緒に楽しみましょう。」と挨拶すると、ファンたちからたくさんの声援がかかります。
ソロコーナーではケンが『Call My Name』を歌い、ファンの皆さんに愛する気持ちを届けました。

観客の皆さんからの質問、メッセージコーナー
Ｑ日本で遊びに行きたいところは？
エン：春なので桜を見に行きたいですね。

Ｑ女装は楽しかったですか？踊って！
※TV番組の企画でGirl’s Dayを真似たユニットBoy’s Day（VIXXホンビン、BTOBミンヒョク、NU’ESTレン、A-JAXスンジン）がメークや衣装、パフォーマンスとそっくりに『Something』を披露し、話題となった。
客席から「イ・ホンビン」コールが起こると、結局ダンスを披露することになり大喝采を受けるホンビン。
ホンビン：（ガッツポーズで）フォー！！

Ｑ（アマゾンに行っていたヒョギに）ワニやピラニアは見ましたか？
ヒョギ：ワニは見ましたよ。あとはTVを見てくださいね。

Ｑ『ON AND ON（傷つく準備はできている）』をミュージカルバージョンで歌って。
ミュージカル風の歌唱法を完璧に披露するケンに、大ウケのホンビンと観客。

Ｑ実はケンさんのファンですが、今日からラビさんのファンになります。
ラビ：ありがとう。
ケン：書いた人はどこにいるの？
質問の内容にどよめきの客席を見回し、拗ねた表情で怒る振りをするケンになぐさめるメンバーたちをみて、客席からは笑いが起こっていました。

常にメンバーのことを思い、まとめるリーダーエン、今はダンスはできないけれど、力強いラビ、エクボのでる可愛い笑顔とは別に低音の魅力溢れるホンビン、一番年下ながら、キレのあるダンスに定評のあるヒョギ、愛嬌をみせるイケメンのケン、歌い上げるレオとライブパフォーマンスを披露する時には、格好良く、クールに決めているVIXX。

ファンに楽しんでもらおうと企画したCooking Timeコーナーではキュートな姿をみせ、夜の部では「おにぎり作り」対決で判定するリーダーエンに気に入ってもらうおにぎりを作るのに一生懸命の5人。昼の部の「サンドウィッチ作り」対決で優勝したラビは夜の部でも星型にするなど、器用にセンスあるおにぎりを作り、エンの期待を集めます。対して昼にビリだったヒョギは挽回しようと心を込めて大きなおにぎりを作りますが、なんと中身はチョコレート！

試食タイムには、メンバーそれぞれが食べさせてあげると、それに応えるように食べるため、お腹いっぱいになるエン。そんなエンに飲み物を用意するなどの気遣いから仲の良さが自然とあらわれていました。おにぎり対決の優勝者は試食時に心配そうにエンを覗き込んでいたレオ。優勝候補だったラビは外見を気にするあまり、味はイマイチだったそう。ビリは今回もヒョギで食べてみればわかる味だったそうです。罰ゲームとして、マーブルチョコレートをまぶしたおにぎりを食べることになったヒョギだが、「アマゾンの生活を思えばなんでもない」とやや痩せ我慢と思える発言に笑いを誘っていました。その後、メンバーが使用したサイン入りエプロンは抽選に当たった6名ファンのもとへ渡りました。

終盤には『Thank You For My Love』などファンへの感謝の気持ちを込めての歌が続き、「日本に来るたびに歓迎してくれて本当に嬉しいです。ありがとうございました。」と挨拶。

アンコールでは、エンから「皆さんにいいお知らせがあります。日本でのアルバム発売とコンサートを予定しています。日本語ももっと頑張りますので、たくさん期待して応援してください。」と発表があると、ファンのボルテージは最高潮に。そして、『G.R.8.U(テ・ダ・ナ・ダ・ノ）』をラストソングに「また会いましょう、愛してまーす」と口々に言いながら、舞台を後にしました。さらに、終演後には昼夜ともに当選した500名のファンとハイタッチを行いました。

＜セットリスト＞
VOODOO DOLL（呪いの人形）
Hyde
Call My Name / ケン
ONLY U（答えはキミだから）
ON AND ON（傷つく準備はできている）
Light Me Up（暗闇を照らせ）
Thank You For My Love（生まれてくれてありがとう）
Love Letter
Rock Ur Body
G.R.8.U（テ・ダ・ナ・ダ・ノ）