今年で24回目を迎えたDPI/NGO 国連クラシックライブ協会「2015生命のコンサート 音楽劇【赤毛のアン】」。出演者には、日向薫、宮内洋、友石竜也、城田純。そして日韓国交正常化50周年を記念して、韓国からAKZを迎え、アンにはフェアリーズの井上理香子、元SDM48伊藤愛、一般の市民参加など、普通は出会わない人たちが舞台を作ります。8月28日、東京・文京シビックセンタースカイホールにて、制作発表会が開催されました。まずは、DPI/NGO 国連クラシックライブ協会理事長小池雅代の挨拶。そして、出演者の挨拶へ続きました。

AKZ（ジンハン、イェフン、ソンゴン、JM）、イ・ハジュ
理事長小池雅代、城田純、井上理香子、日向薫、宮内洋、伊東愛、友石竜也

小池雅代：日本中の子供たちに世界には勉強もできない子供もいると知ってほしいです。そして、一般市民でもがんばりたい人にチャンスを与えたいと考えております。2002年には、韓国の大邱で、宮沢賢治の「セロ弾きのゴージュ」を韓国語で上演しました。今年は日韓国交正常化50周年を記念して、韓国から出演者を迎え、日本語で上演します。「赤毛のアン」を通して、平和、人と人のつながりの大切さなどメッセージできたらと考えております。よろしくお願いします。

日向薫：この素晴らしい企画に参加できて光栄です。赤毛のアンは大好きな作品です。劇団ひまわりなどでも演じ、3回目のマリラになります。共演者の皆様と素敵な作品にしたいとおもいます。

宮内洋：東映に入り、ヒーローものにたくさん出演していたので、火薬や爆発が大好きです。今、心臓が爆発しそうです。今回子供たちと、素敵な作品に参加できて喜んでおります。

友石竜也：自分の役割をしっかり果たして、作品のスパイスになれるように頑張りたいです。よろしくお願いします。

 城田純：ベル先生役の城田純です。実は生まれ変わったら先生になりたいと思っていたので、今回先生役に抜擢されて喜んでいます。素敵な作品になるようにがんばります。

井上理香子：お芝居を初めて挑戦します。みなさまのご迷惑にならないように、でも、しっかり少女のアンの役を務めさせていただきたいと思います。頑張ります。

伊東愛：昨年もアンを演じさせていただき、人生に大切なことを学ばさせていただきました。ずっと私の中のアンを感じていて、意味がある今年に、また出演することができて嬉しいです。子供たちに愛や希望の尊さを伝えていきたいと思います。昨年のアンを超えられるように精一杯頑張ります。

JM（AKZ）：おはようございます。ごはん食べましたか？光栄です。外国から来たので頑張ります。日本語もまだまだで、ミュージカルも初めてですが、一生懸命にもっと頑張ります。

ジンハン（AKZ）：私はギルバートを担当します。頑張ります。一生懸命がんばります。どうぞよろしくお願いします。

イェフン（AKZ）：フレデリック役のイェフンです。サングラスを担当しています。舞台ではサングラスをとって出演します。素敵な姿をみせられるように頑張ります。

ソンゴン（AKZ）：フレデリック役のAKZ末っ子ソンゴンです。最高のステージをお見せします。約束！！

イ・ハジュ：韓国からきたイ・ハジュです。韓国ではアクションが多かったので、今回この作品に呼んでいただき光栄に思っています。AKZに日本語を教えないといけないので大変ですが、韓国勢一同がんばります。よろしくお願いします。

質疑応答では、好きなアーティストを聴かれた、AKZはイェフンがYUI、JMがEXILEと答えました。市民参加者とプロの共演の難しいところについては小池が「市民参加の練習は6月から始まっていて、プロと合流するときはできるようになっています。一番困ることはプロが市民参加よりできないときが胸が痛いです。なのでプロの方は練習してきてください。市民参加は必至なのでものすごく練習してきます。日本の市民参加は、合唱団、吹奏楽、バレーもレベルが高いです。世界に出て行っています」と答えました。初の先生役で役作りについて城田は「ただ台本を読んでいるだけではなくて、1人1人に教えるということを伝わるような心がまえで練習しております」と語りました。

「2015生命のコンサート 音楽劇【赤毛のアン】」は10月17日、18日東京国際フォーラム ホールCにて開催されます。アジアンハナではAKZからのコメント、城田純さんのインタビューもさせていただきました。後日お届けします。

DPI/NGO 国連クラシックライブ協会「2015生命のコンサート 音楽劇【赤毛のアン】」 
東京国際フォーラム ホールC
出演 宮内洋（マシュウ）、日向薫（マリラ）、南原美紗保（リンド夫人）、友石竜也（駅員リチャード）、城田純（ベル先生）、伊東愛（大人アン）、井上理香子フェアリーズ（少女アン）、AKZ
作曲 尾花輝代允
脚本 橋本真理子
演出 小池雅代
料金 4,000円 ～ 8,000円
【発売日】2015/08/14
SS席　（指定席） ８０００円
S席　（指定席）　６０００円
A席（※当日指定）４０００円
※開演１時間半前から座席券と交換
サイト
http://www.classiclive-un.org/
10月17日(土）　①14時開場/14時30分開演　
　　　　　　   ②18時開場/18時30分開演　
10月18日(日）　①12時30分開場/13時開演　
　　　 　　　　②16時30分開場/17時開演

「日韓国交正常化50周年を記念」世界の平和と未来への夢を乗せよう！

NHK朝の連続ドラマ　花子とアンで今年脚光をあびた「赤毛のアン」は、著者ルーシー・モンゴメリーの名作。
アンの故郷プリンスエドワード島のように、地球と地域がずっと続くための美しい自然を守る心、優しさとたくましさを育てる心を伝える
この音楽劇「赤毛のアン」は、文学作品を、音楽とダンスをふんだんに用いた劇場公演用の音楽劇として橋本真理子が書き下ろした作品です。
今年は、日韓友好50周年を祝し、家族のきずなは血縁だけではない。たとえ目の色や、神の色。肌の色、使う言葉が違っても世界中が友達になれるということを、あたらなる日韓の絆にもなるように、物語を通して伝えていきます。

プリンスエドワード島のグリーンゲイブルズに住むマシュウとマリラの兄妹のもとに、11歳の少女「赤毛のアン」が、孤児院から引き取られてくるところから、物語は始まります。
アンを囲む人々の心温まる愛、そしてその愛に育まれ、美人ではないけれど、勇気と知恵を持って賢く元気に美しく成長していく、主人公アンの姿が、様々なエピソードを中心に“心と心のふれあい、優しさ、思いやり、そして夢”を描いた愛の物語のなかですすんでいきます。
そしてグリーンゲイブルズの日常の楽しげな生活と、一生懸命生きる平凡な人たちがユーモアを持って語られていきます。

音楽劇 “赤毛のアン”は１１歳ー２０歳のアンを取り上げました。ｶｻﾞﾙｽ作曲の゛国連賛歌”が終わると、音楽劇゛赤毛のアン”の代名詞となったオープニング”アン”ダンスシーンのはじまりです。
そして劇中のバレエシーン、クラシック、ポピュラー音楽、オリジナルの”お母さん”等あらゆる場面で、音楽・ダンスが効果的に用いられ、歌手、俳優、ダンサー、オーケストラといった若手のステージ・パフォーマーと、一般市民参加のよく訓練された子役達とで、感動的な舞台作品が仕上げられていきます。
フィナーレの参加者による各国語にてのメッセージは、アンの物語にふさわしい人と人、国と国をつなげる国際交流の場となり、ESDが唱える人材育成、環境教育に20年以上の歴史をもってつなげています。

物語の中で、アンとアンのお友達は　子供、少女、大人と成長していきます。孤児院にクスバート家に引き取られた子供時代から大人まで物語の中でアン達が成長していく姿をお楽しみください。それぞれのアンとその仲間たちが　素敵な「元気」をお届けします。

スタッフ
演奏　尾花輝代允＆Ｋカンパニー
指揮･音楽監督 尾花 輝代允
舞台監督 西澤 明彦(遊カンパニー)
音響 長柄 篤弘
照明 五十嵐 正夫
美術 Y.P.A美術部
振付 膳亀 利次郎、石向 智絵、武藤 智穂、呼川 茜
衣装 劇団Y.P.A衣装部
編曲 尾花 輝代允、川村 淳、室谷 章 http://www.classiclive-un.org/creation/anne/