2015年7月7日(火)セブンの日に、大人気アーティストSE7ENの2年半ぶりのファンミーティング『SE7EN FANMEETING 2015 in JAPAN “Thank you SE7EN”』が2部合わせて4000名以上のファンを集め、中野サンプラザで開催された。
スクリーンに長い間待っていてくれたファンへの感謝を伝えメッセージが流された後、入隊前最後の日本コンサートでも披露した自身初の日本語作詞曲であり、思い入れのある曲「ありがとう」でイベントがスタート。ステージにSE7ENが登場すると、会場を埋め尽くしたファンからは大きな歓声があがった。久々のSE7ENの姿を見て思わず泣き出してしまうファンも多く、SE7EN自身もファンの顔を嬉しそうに見つめながら、感動の涙を流す場面も見られた。
感動のオープニング曲のあとは、トークコーナーへ。“2015年公開プロフィール作成” コーナーでは、本名の正しい日本語表記の仕方や、実はデビュー当事格好良く思われたくて、身長を大きく言っていたんです(苦笑)など、衝撃の事実も飛び出し、会場は爆笑の渦へ。また、“質問コーナー”では、事前にファンから集めた質問にSE7ENが返答。ファンの猫の名前を考えたり、今後やりたい役柄を聞かれた際には「演技がんばります。(観客席から がんばって~の声) 知ってるわ!!」と鋭いつっこみを見せたり、最後にはその場で質問を受け付けるサプライズを自ら演出。この2年半、ほとんど日本語を使う機会がなかったのでうまく話せるか心配と言いながら、まったくブランクを感じさせない日本語力と、SE7ENらしい軽妙なトークで会場を盛り上げた。
SE7ENが一旦ステージを後にすると、スクリーンには2003年の韓国デビューから、現在韓国で上演中のミュージカル“エリザベート”まで、歌手、アーティストとして成長を続けるSE7ENのプライベートも含めた貴重映像満載のVTRが流れる。その後、衣装チェンジをしたSE7ENが再び登場。韓国デビュー曲「COME BACK TO ME」と、ファンの間でも人気の高い名曲「내가 노래를 못해도(WHEN I CAN'T SING)」を披露し、会場は一気にアーティストSE7ENの世界に。7を象った色とりどりのペンライトが振られるのをSE7ENは愛おしそうに見つめていた。
その後、サイングッズとバックステージ招待の豪華商品が当たるプレゼント抽選会をはさんで、再びライブステージへ。ダンスの名手としてのSE7ENの実力がわかる「DIGITAL BOUNCE」、「PASSION」のクールなダンスナンバーを2曲続けて披露。その完璧なパフォーマンスに、会場の熱気は最高潮となった。
アンコールで披露されたのは、日本デビュー曲の「光」。ここで、なんとSE7ENは観客席から登場し、ファンの間をとおりステージへ。少しでもファンの近くに行きたいというSE7ENらしい演出だった。「光」を歌い終えステージを後にしたが、2部ではファンからの逆サプライズで「スタートライン」の合唱が。ファンの暖かく、大きな声に導かれるようにステージに再び現れたSE7ENは、アカペラで合唱に参加しながら観客席をゆっくり見渡し、幸せそうな笑顔を見せていた。
「これから日本でも活動できるように、がんばっていきます。みなさん愛しています!」とファンへの心のこもったメッセージを残したSE7EN。最後までファンと触れ合うこと、ファンを喜ばせることを第一に考えたまさにSE7ENらしいファンミーティングとなった。
<セットリスト>
M-1 ありがとう
M-2 COME BACK TO ME
M-3 내가 노래를 못해도(WHEN I CAN'T SING)
M-4 DIGITAL BOUNCE
M-5 PASSION
M-6 光